春の湿度と予感

花粉がひどい。今年は特にひどい感じがする。

目覚めたら雨が降っていた。春の雨はいつも湿度と予感を含んでいる。気温も少しだけ緩んでいて、なんともいえない気持ちになる。

だから今このワードプレスのエディットページを立ち上げて書いている。普段はテキストアプリに書き付けて、何度かリライトする。先生から「書いたものは寝かせて、読み直して、書き直しなさい」と言われていたからその掟を守っている。そうした方が、誤字脱字も減り、文章の精度も上がる。とは言っても元々持っている頭が頭なので、良い文章は書けないのだが。

突然書きつけて、いわゆる”撮って出し”みたいになるのは、読者に対して失礼だと思っている。いくら読者が少なくとも、僕はその数少ない読者に向けて書いているのだから。

だけど今朝みたいに、湿度と予感を含んだ春の雨が降った時は、テキストアプリに書きつけている暇はない。このなんともいえない新しい気持ちを、どう文章にしたらよいか悩む前に手を動かさなければならない。

僕たちは春という季節よりも、春という言葉そのものに春を感じている。実際はその周辺に、たくさん春めいた事象があって、それらを捉えるのは難しい。みんなそんなに暇じゃないから。

しかし今日のような、明らかに季節のフェーズが変わったと感じられる日が、ふと訪れる。

僕はそのような日に春を感じると同時に、何かを捨てたり、何かを新しく始めたりしがちだ。

捨てなくても、別れなくても、出会わなくても、人生が何か新しい局面に入りそうな予感がして、ワクワクする。

陳腐だけども、ただワクワクするのだ。

最近呼んだ本
「デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場」河野啓
「サバイバル家族」服部文祥
「人類の選択」佐藤 優

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