フライングビア宣言

再びです。常丸です。

前回の出発の手紙を書いてから、あなたの返事をもらう前にまた手紙を書いてしまっています。(ブログですが、今回も手紙と呼ばせてください)

手ぶらで空港に到着したので、チェックインから入国審査と全ての行程がスムース過ぎて、時間が余ってしまうのです。

ミニマリストであるが故ですが、仕事をしないということは素晴らしいですね。こうしてあなたに手紙を書ける時間を持てるのですから。

ところであなたはフライングビアを知っていますか。確か過去に何度か話したことはあると思います。

これです。

誰かと待ち合わせをしていて、あるいはビールを飲む約束をしていながら、その前ににビールを独りで(原則)飲んでしまうことを、フライングビアと言います。

この言葉を作ったのは、誰かは忘れましたが僕の友人の誰かです。

フライングビアはよく“キメる”と表現されます。僕は離陸までの時間を持て余しながら、フライングビアを綺麗にキメたことになります。

誰とも約束しておらず飲むビアはフライングビアではありませんし、二人でキメるビアもフライングビアではありません。(その日のメンバーが3人以上なら、フライングビアユニットとして成立はするでしょう)

だから残念ながら「フライングビアしようよ」と言うのは、メンバーが二人の場合、間違いです。

フライングビアは全ての始まりであり、祝福であり、宣言であります。自分を異次元かあるいは異なるモードへ変態させるチェックインであります。その瞬間は限りなく孤独でありながら次第に自我と思考の芽生え、その後に続く連帯と他者への扉を開くカギとなるものです。

それにしても空港で飲むビアはいつもどうしてこんなに美味しいのでしょうか。

もしあなたがここにいたら一緒に飲みたいところなのですが。そうなるとこれはフライングビアではなくなってしまうわけで。

そんなことを考えているうちに、空も晴れてきました。

そろそろ搭乗口へ向かいます。

それでは、また。