ミニマリストのノート術

こんにちは、ときまるです。

ここだけの話し、あまりミニマリストと名乗りたくはないのですが、ブログSEO上使っています。

ミニマリストって別に人の役に立つわけではないですからね。

家とか、モノとか無くして、むしろ他人を頼るということになりかねないです。役に立つというより迷惑をかける可能性の方が圧倒的に高い、それがミニマリストです。

だから先にごめんなさいと謝っておきます。

ミニマリストかどうかは抜きにして、ノートの整理術は役に立つかもしれません。そんな思いで今回は僕が試行錯誤の末たどり着いたノート術を書いてみます。ありきたりですが一度この企画やってみたかったんです。本質的に文房具フェチなのかもしれません。

デジタルとアナログを併用する

ノートを整理すること=思考を整理すること

だと考えています。

現代はデジタルのノートアプリを使っている人が多いでしょう。

ミニマリストであれば、デジタルだけにして、紙のノートを切ってしまいがちです。

しかしアナログとデジタルの併用に落ち着きました。その理由は哲学者の千葉雅也さんがわかりやすく書いています。

「書くことの有限化」についてさらに言えば、デジタルな方法に加え、手書きを併用することも重要です。僕の実感としては、紙のノートへの手書きでは、アウトライナーでの箇条書きよりもさらに強く、有限化が働きます。
…タイピングよりもペンで書く方が、手が疲れます。…書く内容が強く絞り込まれるので、手書きは、考えの「太い」部分を整理するのに役立ちます。

– 千葉雅也「勉強の哲学」より

打ち合わせや、読書・映画中のメモは紙ノート。仕事のアイデア出しや、少し長めの文章を書く時はデジタルという使い分けをしています。また紙に書いたものを写真に撮り、ノートアプリに入れるということもよくやっています。

ただ一冊のノート

今までは、撮影用ノート、ブログ用メモ帳、その他、みたいにいくつかノートを使い分けていました。

カメラ同様に、知らぬ間に増えていくのがノートです。

それらを整理し、今はこの一冊に全てまとめています。

moleskine

ノートは何でも良いのですが、サイズ感とゴムバンドの使い勝手がよいモレスキン使っています。ソフトカバーで、適当にバッグに放り込んでもまとまってくれます。

撮影のラフ

書く内容は

・仕事のアイデア
・撮影ラフ
・予算管理
・日常のメモ
・イラスト
・読書、映画メモ
・インタビュー(聞き取り)
・歌詞

などです。内容は制限していません。書きたいものを書きたい時に全て書いていきます。

今僕のノートを見返すと

石川直樹の機材

ドラッカーの言葉

トム・クルーズとキャメロン・ディアスがアゾレス諸島、航空券32万。

SF的な夢のはなし。

佐藤健寿のカメラの話し

NEMの秘密鍵

マルコベイリーがどのようにしてFUSEのレジデントDJを務めたか。

ポーラ美術振興財団、若手芸術家の在外研修助成

– Tanakaのノートより

などなど。キリがないのでこの辺にしておきますが、あらゆることが書かれています。

重要なものや、バックアップの必要な内容は後述するノートアプリに写真で保存します。

色々入るバックポケット

裏表紙にポケットがついているのが何気に便利です。ステッカーや領収書など、適当に入れて、気が向いた時に整理しています。

何でも書いていると大体1~2ヶ月くらいで使い切ってしまいます。

次のノートに引っ越しする時に、重要な情報を持ち越したいという悩みが長らくありました。一時期は新しいノートに書き写したりしていましたが、面倒で辞めました。

このノート引っ越し問題は、小冊子を使うことで解決しました。

こいつです。

ジブン手帳

博報堂のプランナーである佐久間英彰さんが開発した「ジブン手帳」というシステム手帳があるのですが、それに付属しているLIFEという小冊子だけを使っています。(他は捨てます)

長期的なスパンで使う情報、例えば、旅の記録や証券会社の口座情報、連絡先などはこの小冊子に記入できます。そしてノートに挟んでバンドで止めておけば一体化した風に持ち運べます。

LIFEノートは同じものをずっと使い、モレスキンは埋まり次第新しいものに買い換えるということです。

使っているペン

今は4本のペンを使っています。

ハードコアなミニマリストからすれば、一本じゃないの?と思うかもしれませんね。

左からジェットストリームの三色ボールペン、パーカーボールペン、ラミー、油性マジックです。

日常使いが左2本で、右2本は主に現場(スタジオ)や出先で使用することが多いので常にバッグに入れています。どこにでも太くかける油性マジックはなにかと便利です。

デジタルツール

メモアプリは様々使用してきました。長いあいだMacの標準メモ帳がトップの座を占めていましたが、今はこちらの2つに落ち着きました。

Evernote

エバーノート

おなじみエバーノートです。

メンバーシップ加入時期を確認したら2008年でした。もう12年も使っていることに驚きです。

最初はモバイルとデスクトップ間で同じ環境で使えるだけで感動していた記憶があります。

様々なアップデートを重ね、とても使いやすい仕様になりました。

この手のアプリは、倒産などによりサービスが終了するとメモがなくなってしまうという不安がつきものです。エバーノートも経営状態が必ずしも良い時期ばかりではありません。しかし検索性やアプリの使い勝手がとても良いことから、ファンが世界中にいるおかげで、なんとか続いているのではないでしょうか。どこかに吸収される可能性もゼロではないですが、たぶんそれまで使い続けます。

Workflowy

WorkFlowy

もうひとつは、アウトライナーのWorkFlowyです。

エバーノートが文章、写真、音声なんでもこいの万能ノートであるなら、こちらは箇条書きしか出来ないシンプルなアプリです。

アウトライナーという形式的記述ができるので、文章を書く以外にも、TODOや、サイトマップ作ったり、台本書いたり、様々な使い方ができます。特にアイデア出しには威力を発揮します。

昨年末に導入したばかりですが、もうこれなしでは生きられないので、年間契約のProプランで使っています。

フォントや画像のことを一切気にしないで書けるので、思考だけに集中できます。

まとめ

使用例とともにノート術を書いてきました。

使っているノートは全部で3つです。

・紙ノート
・Evernote
・WorkFlowy

スケジュールはGcal一択。手帳は使いません。

デジタルを中心にして、アナログノートを一冊だけ補助的に使うというスタイルに落ち着きました。

ノート術はそれぞれの仕事や生き方が出る部分ですので、他の人の話しを聞くのも面白いです。

モノ(道具)や書き方のスタイルに凝りまくって、肝心な人生や計画が全く前に進まないという本末転倒な状況にはなりたくないですね。笑

手帳マニアや文具マニアであれば、それが楽しいので良いとは思いますが。

今回紹介した自分の例も、今だからこうなっているわけで、今後ライフスタイルが変わる度に、変化していくのだと思います。

なにかと参考になれば嬉しいです。

それではまた。

登場したアイテム

勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) 千葉雅也
モレスキン ノート クラシック ソフト
コクヨ ジブン手帳 Biz Spring 手帳 2020年 A5 スリム マンスリー&ウィークリー
三菱鉛筆 3色ボールペン ジェットストリーム 0.5 
パーカー ボールペン 油性 ソネット マットブラックCT 1950881 正規輸入品
LAMY ラミー ボールペン 油性 サファリ イエロー L218 正規輸入品
マジックインキ 油性ペン No.500 細字 黒 6本 M500-T1-6P

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MacのQuick Lookがクイックさを失い、便利になった

どうも、ときまるです。

写真や動画編集を行う方はMac使っている方多いと思います。

OSは何を使っていますか?

僕は仕事柄キャプチャーワンやアドビなどの写真系ソフトをよく使うため、いつもアップデートのタイミングに悩まされています。

新しいOSにすると、ソフトが上手く動かないという問題がよく起きるからです。

先日ようやく「Catalina 10.15.3」にアップデートしました。最新版です。

最初、「なぜ台風の名前をつけたのよ」とひとりで突っ込んでいたのですが、違いました。違うに決まっていますよね。ジョブズだったら新しいOSに台風の名前くらいつけたかもしれませんが。

調べてみたらどうやらロサンゼルスにある島の名前だということです。

確かに初期のデスクトップには島が映し出されました。

ここでも最初見たときは正直「うちの実家」かと思いました。どうやらこれがサンカタリナ島らしいです。

クイックルックで編集する

Macには随分前からクイックルックという便利な機能があります。

ファイルを選択して、スペースキーを押すと、ずーんとプレビューされるあの機能です。

この機能が便利過ぎて、なくてはならない存在になっています。(Winにあるのか不明ですが)

特に写真を扱う仕事をしていると、重いソフトウェアを立ち上げるまでもない場面に多く遭遇します。

そんな時、スペースキーだけでサクッと確認できるのです。

OS Catalinaになってから、このクイックルックが更に便利になりました。

ルックした後に、その場でちょっとした編集ができるようになったのです!

編集というより校正機能といった感じです。カタリナ以前のMojaveからあったようですが僕は気づいていませんでした。

iPadのペンツールで書くことを想定して、Catalinaでより全面に出てきた印象です。

何もしなくても使えますが、環境設定>拡張>ファインダー

からどの機能を入れるか選択できます。

トリミングもできて、マークアップもできて、PDFも作れます。

編集者やディレクターには特に便利な機能ですね。

右上のえんぴつボタンを押すと、編集項目が現れます。

フィルムで撮影した写真を編集してみました。

もしこのように書かれて写真が返ってきたら、困惑します。

場合によっては指示が謎すぎて二日間くらい悩むかもしれません。

ただ事実を述べているわけで、牛ってことはわかってるし、

いや牛以外の何者でもないだろうし、

小さくて分かりづらいことを補助してくれたのかな?

いやレタッチで消してくれという意味なのかな?

指示っていうか、ウシ?モーニング娘?もーー

farm

とりあえず増やしておきました。

*現在のクイックルック編集では、まだこのようなコピペはできません。

それではまた。

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iPhoneでRAW撮影を行う方法

こんにちは、ときまるです。

誰もが日常的にiPhoneでの撮影を楽しんでいると思います。春一番が吹いていますので、いろんな物が飛ばされるという面白い瞬間を狙うには良い季節かもしれません。

僕はミニマリストですので、たとえばカメラも全て捨ててしまったらどうだろう?なんてことを日常的に考えるわけです。

iPhoneのカメラだけで全てが撮影できたらどれだけ良いだろうかと。

でも実際に、職業的なフォトグラファーでもない人はもうiPhoneのカメラだけで生きているわけで。

職業的なフォトグラファーでさえ、日本や米国にもiPhoneだけで撮影している人は実際にいます。ただこの場合は作家的な考えで”あえて”そのようにしているという印象です。

iPhoneのOSが11くらいになったころから、HEICというフォーマットが採用されました。

HEICはiPhone独自のフォーマットで、JPEGよりも軽くて高画質というファイルです。しかしパソコンで簡単にプレビューができません。一度jpegに変換してから、写真を操作することになります。

僕はこれが面倒で嫌いで、HEICは使っていません。基本的にJPEGで撮影しています。

iPhoneだけを持ち歩いて撮影する際に、HEICではなく、RAWで撮れたなら!と思っているフォトグラファーは多いはずです。

今回はその方法を紹介します。

ライトルームアプリを使う

結論から言うとこれです。

このブログでも何度か書いていますが、ライトルームCCを使用します。

写真管理・編集が、クラウド上でできるフォトグラファー必須のアプリなので入れておいて損はないと思います。写真系はこれひとつあればもう何もいらないくらいです。

あとは

「アプリ内のカメラで、DNGを選択して撮影する」

これだけで、RAW撮影ができます。

Digital Negative(DNG)は、様々なデジタルカメラで生成される RAW ファイル用の公開アーカイブ形式です。この形式は、各カメラモデルによって作成された RAW ファイルのオープン標準の欠如に対応し、ファイルへのアクセスを簡単にします。

adobe

RAWファイルは、実はカメラメーカーが独自に持っているファイル形式です。キャノンならキャノンのRAW、ニコンならニコンのRAWという風に。だから編集する時にそれぞれ別のソフトが必要になったり、設定のパラメータが異なったりと、いろいろと面倒なわけです。

だからメーカーの垣根を超えて、同じ言葉で行きましょうよというノリのファイルがDNG。

JPGよりも多くの情報を含んでいるという点ではRAWと同じです。そしてライカ、リコー、ペンタックスなどは既にDNGファイルを採用しています。

アプリの操作

標準のiPhoneカメラくらいに、ライトルームアプリでの操作は簡単です。

アプリ開いて、右下のカメラマークでカメラが起動します。

↑赤丸をタップでJPGかDNGかを選べます。

右側は上から順に、フィルター、露出ロック、広角か望遠か(青丸)を選べるようになっています。

シャッターボタンの下には、

AUTO
PRO
HDR

が選べます。オートはその名の通り、自動モード。HDRはハイダイナミックレンジ合成モードで、露出さの激しい場面で自動的に補正した写真を作ってくれます。

PROモードがなかなか凄くて、iPhoneなのに(と言ったら失礼ですが)

・マニュアルフォーカス
・ホワイトバランス
・ISO
・シャッタースピード
・露出補正

の項目を設定できます。

iPhoneでマニュアルフォーカスできるのは新鮮です笑
しかもどこかのミラーレスカメラにありそうな、キーピングでピントの合っている範囲をグリーンの輪郭が表してくれます。

フィルターもなんやかんやついてますが、なかなか使えそうです。

JPGとDNG写真を比較してみる

実際にJPEGとDNGで撮影した写真を比較してみたいと思います。

今回検証するのは3つのファイル。

1、iPhoneの標準カメラで撮影したJPG

2、ライトルームのアプリ内カメラで撮影したJPG

3、ライトルームのアプリ内カメラで撮影したDNG

の3つです。

まず、上から順に、何も補正せずに撮影した写真を横1000px、90%のクオリティで書き出したものを掲載します。

1, iPhone Camera JPG
2, Lightroom Camera JPG
3, Lightroom Camera DNG

ここでの気付きは

・iPhoneカメラ、白が少しトーンジャンプがかっている

・ライトルームで撮影した2枚は、シャッタースピードが1/200になり、iPhoneよりも若干アンダーめの露出になっている。

・DNGのファイルサイズが他にくらべて巨大(12.56MB)

ということでしょうか。JPGどちらも秀逸です。DNGは生のファイルですので、シャープネス等が自動でかからない分、この段階ではJPGの方がキレ良く見えます。

それではそれぞれを適正露出まで持ち上げ、トーンをつくってみます。

1, iPhone Camera JPG
2, Lightroom Camera JPG
3, Lightroom Camera DNG

これだけオクラと真剣に向き合っているのは、私も始めての経験です。

それぞれ露出を1.5プラスました。

このサイズ感で見ると、iPhoneカメラ優秀ですね。最初からシャープネス強めなので、くっきり鮮やかに見えます。

逆に言うとライトルームカメラはナチュラルな表現が得意なように見えます。

シャープネスやコントラストは低い→高いの調整はできますが、高い状態から→低く設定することは難しいのが特徴です。破綻が出やすいです。

つまりDNGで撮影することは「ナチュラルから硬めまで、表現の幅がある」と言えます。

100%で寄って見てみます。

1, iPhone Camera JPG

2, Lightroom Camera JPG

3, Lightroom Camera DNG

1のiPhoneではカリカリのノイズ感、2のライトルームJPGもわずかに毛の周り表面のディティール崩れがあり、3のDNGはペーパーにノイズが乗っていますが、オクラ自体はしっとりしてリアルに描写されています。

結論

これくらいの鑑賞条件ではさほど差は出ませんでした。

しかしDNGファイルの利点は「ホワイトバランスの可変域の広さ」にあります。これはじつは他のカメラメーカーのRAWファイルも同様で、RAWで撮影しているフォトグラファーは誰もが理解している部分だと思います。

JPEGだと色調整が出来ず、すぐに画像が破綻してしまいます。

撮影した環境の光がそのまま反映されるということです。

DNGで撮影することで、後処理により、暖色に振ったり寒色にふったりすることができるようになります。

天候や光の条件に左右されずに、自分の出したい色を出せるということです。

これだけでもiPhoneでRAW撮影を行うメリットは十分にあるのではないでしょうか。

iPhoneで撮影している方はぜひ自分で試して、色々いじって見てください。

私はこれからここで登場したオクラを茹でて食べようと思います。

それではまた。

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今だからこそ観る、ウィルス映画7選!

こんにちは、ときまるです。

本日朝から、NYが在宅勤務義務化のニュースが。

トランプのパフォーマンスもあるがアメリカはハリウッドを持ってることで「アウトブレイク」(1995)筆頭に“感染系”バイオハザードな物語を国民で共有している国家だと言える。

宮台さんも指摘していたが、この点日本はホラーといえば、貞子や幽霊的なものいわゆるアニミズムが根底にあり、「外から何かを持ち込まれる」という想像力や物語りに関しては欠落している。むしろ、皮肉にも他国から“持ち込む”ことによって成長してきた国なのだ。

– Tokimaru

と私感を述べました。

そういうわけで、過去のウィルス映画をピックしてみました。

世間は三連休ですし、家でウィルスに対する想像力を高める?良い機会だと思いますが、あくまでエンターテインメントであることをご承知おきください。

映画でバリエーションを抑えておけばバッド・エンドもハッピーエンドもこれから乗り切れると思います。

天気良いので、僕は外で遊びます。(”なわとび”とかしたいです)

アウトブレイク(1995)

ツイートでも述べたアウトブレイク。アフリカから持ち込まれた致死性のウィルスが蔓延する話。ダスティン・ホフマンとモーガン・フリーマンというアクション/サスペンス系ではおなじみの顔で安心感はあるが、ストーリーは不安でしかない。90年代の傑作。

アイ・アム・レジェンド(2007)

副作用で狂犬病のような症状が出る”変異したウィルス”によって、全世界の人間が絶滅する中で、ひとりの男が生き残る話。話し差し置いて、主演のウィル・スミスがカッコ良すぎる映画。それにしても「ウィル・スミス」が「ウィルス」映画とは….監督のダジャレかな?

フェーズ6(2009)

コロナウィルスの致死率は2.3%(厚生労働省COVID-19診療の手引)だけど、この映画は100%!のウィルスが蔓延した世界の話し。ウィルスそのものよりも登場人物にフォーカスしたストーリー。

感染列島(2009)

数少ないウィルス系日本映画。2009年の作品。この映画の公開後、新型インフルエンザが蔓延した。病院に運ばれた患者がインフルエンザだと思われていたが、正体不明のウィルスで、病院、日本、世界へと波及していく。日本の物語なので、国内で感染が拡大した際にどのような状況になるかが描かれており、今回のコロナウィルスと重なる部分が多くある。

コンテイジョン(2011)

香港から米国シカゴに持ち込まれたウィルスが蔓延していく話し。コウモリや豚を媒介することはSARSを想定していたり、ディティールが妙にリアル。シリアスでドキュメントタッチが今回のコロナとリンクして、アマゾンでの視聴ランキングが上昇している。

パンデミック(2016)

アメリカ全土に謎のウィルスが蔓延し、多くの街が壊滅状態になる中、主人公が救助舞台としてNYからLAへ送られる。目的は未感染者を助けることだったが、LAには主人公の夫と娘がいた。主演はスリラー系御用達のレイチェル・ニコルズ。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2017)

ウィルスというよりはゾンビ映画だが、ここ最近で見た中では面白かった。というのも僕が2020年の初めにたまたまこの映画を見て、その後に新型コロナがアウトブレイクしたから。とても印象に残っている。
韓国のバイオ工場から流出したウィルスが変異し、国内に蔓延していく話し。列車(新幹線)の中で繰り広げられる人間模様。「差別する側とされる側は、なにかの拍子に簡単にスイッチしうる」ということや、「車両は分断されているが、乗っているのは同じ人間」というような非常に深い命題を含んでいる。

今回は以上です。

良い週末を。

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モノを増やさないために行う4つのこと

こんにちは、ときまるです。

モノ、捨ててますか?

僕はもう捨てるものが無いくらい持ち物がありませんので、最近は捨てていません。Tシャツを何枚か処分したくらいです。

捨てること自体に意味はありません。少し気分がすっきりするというくらいです。本質は、自分に必要なモノを見極めて、集中力を高め、生産性を上げることにあると思っています。生産性が上がると収益率も上がり、収益率が上がると少ない労力で生きることが可能になります。それが幸せかはまた別の話ですが、時間・資本・身体の余裕は多幸感の種になります。

少ないモノで暮らすことは、動物的な勘をとり戻すことでもあります。

私たちは日々多くの情報に晒されています。ニュース、会話、環境音、ディスプレイ。多くは目に見えないものですが、身の回りにあるモノはそれ自体が情報を含んでいます。そして無意識に作用します。

それらが無ければ否応無しに「自分」を見つめることになります。頭の上から足先の感覚まで、そして呼吸をしていて、今を生きています。

多くの情報に晒されていると、過去にしがみつき、未来の不安に怯えることになります。後悔と回顧、期待と落胆を繰り返します。

モノではなく、身体にフォーカスすると現在を生きることができます。お腹がいたい、喉が乾燥している、鼻水がでる、背中が汗ばんでいる、筋肉痛だ、そのような今の全ての状態を受け入れて、過去の過ちを繰り返さないように、確固たる意思をもって先へ進むのです。今この瞬間に気づく力をつけて、過去を指針にして、未来への確かな行動をとる必要があります。

そのために少ないモノで生きることを選びます。
余計な飾りは放り捨てる。(feat. AKLO)

そんなにカッコつけながらも、僕は新しいものが好きです。買い物も好きです。だから買っては捨ててをいつも繰り返していました。今でもたまに買ってはすぐに捨てたりします。

5個セットのボックスティッシュを買って、2つ捨てたりします。3つとか、1つでいいんです。なんで5個なんですか。1つ売りのはなんでプレミアムでふわふわで高いのしか無いんですか。ごく普通の”スコッティ”を1個か3つ売ってくれませんか。いや、もう渋谷の街中で配っているポケットティッシュでいいです。それで良いかもです。

色々モノを捨ててきましたが、さすがに5年やってるとスタイルが固まってきます。そしてコツのようなものもわかってきます。

このようなツイートをしました。

この4つで物が少ない状態を維持できます。

1、3ヶ月に一回持ち物を見直す

タイトルどおりです。3ヶ月に一度、部屋の中やバッグの中で根を張っているモノを処分します。

雑誌やペン、消しゴム、書類。

部屋の中でまるで住む前からの定位置のように、ショッピングバッグが置かれていたりします。

君の定位置はそこじゃない。少し厳しくいきます。

モノだけでなく、支出に関しても見直してください。

近くのコーヒースタンドの月間サブスクリプション、ネットフリックス、ノートアプリ、課金ゲーム。3ヶ月の間にいろいろ支出が増えていませんか。

ノートに全ての支出を書き出して、どれが支出のメモリを食っているかを見極めてください。そして使用していないサービスは積極的にキリましょう。キリマンジャロです。

2、モノに執着せず今のライフスタイルに合わせる

三ヶ月前はサラリーマンだったのに、今はジャージでニート生活。

そんなあなたは、まずスーツを捨てることから始めましょう。

ライフスタイルは3年周期で変わるのではなく、この瞬間瞬間に変わることを意識してください。

スノーボードやサーフィンに年に1回しか行かないのに、ボードやゴーグル、グローブを溜めてませんか。行くその時に買うかレンタルで対応できます。あなたが毎日ランニングを行うのなら、ランニングシューズに投資する価値は十分にあります。

ブランドもので高額な2年前の服を大事にクローゼットにしまってありませんか。もうデザインもシルエットもあなたの気分ではないことを、あなたが一番知っているはずです。高かったからとか、このブランドだからという理由で使わない衣類を持つことは、時間・空間の大きな損失です。

春なのに、夏服や秋服を先取りして買うのも良いアイデアではありません。

今必要なものだけを持つこと。

これだけで随分身軽になります。

3、飽きの来ないものを選ぶ

先程述べたように、衣類は身体に纏うものなので、サイズの変化やトレンドの変化により必ず”飽き”がきます。

ではせめて、身にまとわないものは、飽きにくいモノを選ぶと長く使えます。

日々使うもの。

スマホやペンやノートやカメラ。バッグや洗濯機やまな板。

そんなこと考えていると、いやむしろ洗濯機いる?ということになってきますよね。

「飽きのこないもの」なんて実は最初から無いのです。

変化していないように見えて、人間もモノも一刻一刻微細に変化しています。それは劣化や成熟というかたちで、長い期間を経て現れてくる。

変化しないものなど、この世にはない。

そんな真理を片隅に置きながら、それでもロングライフデザインなプロダクトを選択することは、モノを増やさないことに役立ちます。

4、身の丈以上のモノを持たない

これは砕けていうと

レバレッジをかけない、ローンを組まない、借金をしない

ということにつきます。

僕はモノも含めて、生活の中の全ての決済をクレジットカードで行いますが、分割払いは一切しません。(仕事の経費、スタジオ費さえも)
というか、分割払いが出来ないカードを使っています。

カードを使うのは、現金を扱いたくないのと、カード会社との信頼を構築するためです。(ささやかですがポイントも有効です)生活の全てを単一カードで決済していますので、1年で国内線に4回〜6回乗れるくらいマイルがたまります。また信頼度を上げると、支払限度額が上がります。限度額が高額になると、ポイントの優位性が高まります。例えば100万の機材や、400万の車を一括でカードで買えると、値引率の交渉もしやすくなる上、ポイントによる割引率が向上するのです。

身の丈以上のものを持つということは、自分の支払い能力以上のものを購入することです。

家や車のローンは典型です。

資産はポートフォリオで考えなければなりません。

4000万の家を30年ローンで買ったとしても、手取り40万の会社員なら資産のポートフォリオは永遠にマイナスです。そして30年後にようやく家が自分のものになったときには、家の価値はほぼなくなっているでしょう。さらに今回のウィルスによる世界的驚異や、気候変動、災害、地価変動、世の中には様々なリスクがあります。家を30年ローンで買うことは、30年間4000万をそれらのリスクに晒しながら、借金をしていることと同じことです。何が最適解であるかは、資本主義の仕組みを理解し、世界経済を少し勉強すると見えてきます。それは予めそこにある情報であり、真理です。

身の丈以上のものを持たないだけで、身軽になり、生きることが楽になります。

全て現金一括、またはカード一括で買えるモノを持つ。ただシンプルにこれだけです。

少し長くなりましたが今回は以上です。

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桜を撮る!4つのポイント

sakura-close-up

こんにちは、ときまるです。

本日、桜がもう開花したとのニュースが。

早いですね。

世界中で多くの混乱が起きていますが、季節は確実に変わりつつあるようです。

今日は桜の撮り方について書いてみます。

撮り方、なんてそんなたいそうなものでも無いのですが。

4つのパターンを覚えておけば、桜写真にバリエーションが出せますよ、というものです。

最後に被写体主義と既視感についてまとめます。なぜパターン化することで写真が上手く見えるのか。

それではさっそく行ってみましょう。

1、寄ってみる

定番ですね。寄ってみます。

背景にも桜をぼかして入れて、空の抜けも意識すると良いでしょう。

桜のピンクと空のブルーという組み合わせだけで、春を演出できます。

こちらはリコーのGRというカメラで撮影しています。

コンパクトなのにマクロモードがついているので、寄って撮れる最強のカメラです。画質も申し分なしです。

2、引いてみる

寄ってみたら、今度は引いてみましょう。

桜の木全体を写すのです。

画角は24~28mmくらいの広角がよいでしょう。

引き写真の時は、画面を占める被写体の割合を意識してください。

上記の写真は、桜8、芝1、空1くらいの割合になっていて、桜を中心とした構成になっています。

風が強い日に撮影すると、桜が宙に舞う絵を撮ることができます。三脚を使って瞬間を待ち望む系も良いです。

こちらの桜はニコンのD系で撮影しています。

趣味でも仕事でも使えるハイエンドなカメラで、桜を撮るにはなんの問題もありません。解像度が大きなモデルは本格的な風景写真を撮るのに適しています。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック
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3、前ボケ

続いては、前ボケです。

桜の花弁を画面手前に置いて、ピンとは奥の木に合わせます。

こちらの作例はそんなに良い例ではありません。もっと手前をボカして、ファンタジーな表現が「前ボケ写真」となります。

個人的にはあまりに手前がボケすぎると、別に桜じゃ無くてもよくなってしまうので、ギリギリ桜ということがわかる程度のボケでも素敵かなと思います。

1と同じくリコーGRで撮影しています。

4、環境を取り入れる

最後は、環境を取り入れることです。

桜だけにフォーカスするのではなく、桜が存在する環境を取り入れた写真です。

スナップとしての桜とも言えるかもしれません。

「公園」や「桜の名所」みたいな桜はたしかに美しいです。しかし撮影者も多く、同じような絵になりがちです。どれもストックフォト的な写真になってしまいます。

そこでおすすめなのがこの4つめの方法。

「さあ桜撮りに行くぞ」みたいな気合の入った感じではなく、自分の生活の延長線上でただ出会い頭に撮ってみてください。

言うなら脱力系でしょうか。

時にこのような写真の方が、桜の存在感や美しさを表現できる場合があります。そして、桜の名所で誰もが撮影している写真とは違うものを見ることができます。

こちらはM型ライカで撮影しています。

生活や人生を撮るにはどこでも持ち運べることが条件。ライカはそのような写真に向いているカメラです。

被写体主義と既視感について

誰もが撮影する被写体なので、桜写真で突出したものを生み出すことは正直難しいと思います。

こんなツイートをしました。

いろんな桜の撮り方があるし、どう撮ってもよいのが桜だとも思う。それは富士を描いたり、写真にすることと同じように、桜が多くのメタファーを含んでいて、象徴的で、かつ見た目にも優しいからだ。今年はどんな桜と会えるだろう。

Tokimaru

「どう撮ってもよい」

4つのポイントを述べてきたところで、突然つき放すようで申し訳ないですが、僕の結論はこの通りです。

例えば、芸能人が写っている写真は「あ、誰々だ」という認識をまずしますよね。その後に、肌キレイだなとか、髪型かっこいいなとか、サングラスどこのブランドだろう。なんて情報が入ってきます。写真そのものは情報となり、絵そのものに価値はありません。誰が撮ったってトム・ハンクスはトム・ハンクスなのです。

そのような写真を被写体主義的写真と言ったりしますが、桜もその部類に入ることが多々あります。

見て撮って「桜だ、キレイだ」ただそれだけです。

ただそれだけなのですが、被写体主義的写真を、写真的に観るという意識が、撮り手にバリエーションを持たせます。

そしてどのような写真でも「定形」というものがある。それはフォーマットであり、お約束のようなものです。

その定形(フォーマット)をなぞる形で写真を撮ると、上手く見えるのです。

なぜでしょう。

それは人間のもつ既視感のせいです。

子供は生まれた頃から親の顔を見続けて成長します。親の顔をみると安心するのはそのためです。人に限らず、モノやスタイルでも同じようなことが言えます。繰り返し見ているうちに、無意識のうちに情報が刷り込まれ、定形が形づくられます。

一度定形となったものを見ると人は安心します。

逆に、定形から外れたものを見ると、不安な気分や、不快な気分、違和感などが生まれます。いつもと違うからです。

ポートレートやファッション写真や広告写真にお決まりの定形があるように、桜写真(花)にも定形があります。

定形をなぞると安定して見える=写真が上手に見える。

そのような解釈で、今回は桜写真の”おきまり”をいくつか上げてみました。

新たな桜写真を生み出すヒントとしては、これらのお決まりから外れてみることかもしれません。

他の人が撮る桜が今年も楽しみです。

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仕事に必要な最低限の撮影機材について

こんにちは、ときまるです。

今回は、フォトグラファーとして独立する際に、揃えておく必要がある機材について考えてみます。

フォトグラファーを目指している方や、アシスタントの方々と話している時にたまにこのような話が出てきます。

最初に言っておくと、撮影内容やスタイルは人それぞれですので「絶対これ!」というような万人に通用するものはありません。

しかし僕の経験から、何があれば困らないのか。何があれば仕事を受け、フォトグラファーとして活動を続けることができるのかを書いてみます。ひとつの参考にして頂ければ幸いです。

フォトグラファーとして独立する時

フォトグラファーとして独立するタイミングは人により様々です。

しかし何もないところから機材を揃えて突然、さあ独立しよう。という人は少ないと思います。

多くの人が、組織や師匠の元である程度経験を積んでから、然るべきタイミングをみて独立しています。そしてその期間にある程度の機材を揃えています。

僕の場合は5年ほど前に、所属していた写真事務所を辞めたタイミングで独立しました。独立と言っても最初から写真の仕事があるわけでもなく、バイトのようなことをしてしばらくは食いつないでいましたのでいわゆるただのフリーターです。その時持っていた機材はフルサイズの一眼レフ(キャノン5Dm2)とシグマの50mmレンズ一本だけでした。

その後少しずつ仕事ができるようになってから、徐々に必要な機材を買い足していきました。

ロールプレイングゲームで、少しずつレベルを上げて、良い装備を買うような。フォトグラファーという職業にはそんな感覚があります。僕たちは幼い頃、プレステの中でやっていたことを、大人になって人生というリアルゲームでただ繰り返しているだけなのかもしれません。おっと、話が逸れそうなので戻します。

ここで言えるのは、独立して最初から全てを持っておく必要は無いということです。

もちろん、最初からある程度の機材を揃えておくことは、仕事を進める上でとても有利になりますので、金銭的余裕がある人はどんどん買って持っておいて良いと思います。

スタンダードセットと、ミニマルセット

では実際にどのような機材を揃えておけば、仕事として写真が撮れるのでしょうか。

機材なんてどうでも良いという人がいますが、それはある意味では間違いではありません。例えば写真家の奥山由之さんは”写ルンです”で単価50~150万ほどの仕事を実際に行っています。(実際は写ルンです以外の機材ももちろん現場で使っているはずですが)

作家という軸で写真家のポジションを築ける人はそれでいいわけです。この場合クライアントは「写真家のスタイル」にお金を払っています。

ただそのような写真家は一握りです。2017年頃で、東京にはフリーランスのフォトグラファーが約2万人いるというデータがあります。2020の現在はそれより増えているか減っているかわかりませんが、とにかく東京だけで2万人カメラマンがいるのです笑

フォトグラファーは明らかにレッドオーシャン市場なので、スタイルにお金を払われる人よりも、確実に写真を撮ってくれる「信頼」にお金を払われる人の方が圧倒的に多いのです。

これは逆に言えば、特別なスタイルが無かったとしても、確かな技術と一定の品質が出せれば、フォトグラファーとして仕事ができるということなのです。

前置きが長くなりました。

今回は標準的な機材セットと、最小限スタイルの2通りを提案します。前者をスタンダードセット、後者をミニマルセットと便宜的に名付けます。

なぜこの2通りなのかと言いますと、僕自身が実際に、スタンダードセット→ミニマルセットの経緯で仕事をしてきたからです。

[スタンダードセットの内容]

  • 35mmフルサイズボディ2台
  • 35mmレンズ
  • 50mmレンズ
  • 85mmレンズ
  • 24-70mmズームレンズ
  • 70-200mmズームレンズ
  • クリップオンストロボ
  • Macbookと外付けHDD

[ミニマルセットの内容]

  • 35mmフルサイズボディ
  • 50mmレンズ
  • 24-105mmレンズ
  • Macbookと外付けHDD

機材内容はこのようになります。

まず、スタンダードセットはこれさえあればほとんどの仕事をこなせるという内容です。実際に活躍しているフォトグラファーもこちらのライナップを中心にそろえている方が多い印象です。

フルサイズボディに、ほぼ全ての焦点距離に対応できるレンズ群。基本を単焦点レンズとしているのは、コンパクトでとりまわしがしやすいということと、圧倒的に描写性能が良いという理由です。解像度や歪曲収差などがズームよりも良く、コスパも良いです。

良いレンズ(単焦点)で撮ることは、後処理の時間短縮にも繋がります。

撮影はバックアップ(予備機材)が最も重要です。トラブルが起きて撮影が出来ないとなると、一回で信頼を失い仕事は二度ときません。それくらい厳しい世界です。ここでは独立したてを仮定していますが、本来は「MacやHDDなども全て2台以上現場に携行することが基本」ということを覚えておいてください。

ミニマルセットは、初期投資を抑え、あらゆる不便を被ることを受け入れたうえでの選択です。しかし、後述しますが、ある程度仕事ができる(複数のクライアント)ようになると、とても威力を発揮してきます。

償却期間と外注費を考慮する

撮影内容によってはミニマルセットのみで完結できる仕事は実際多いです。ミニマルセットで撮影出来ない案件の場合は、外部レンタルやサブスクリプションサービスを利用することでクリアできます。

ミニマルセットで撮影単価の低い仕事を行う場合、外注費が発生するために、純利益が少なくなります。時によってはマイナスになります。

スタンダードから→ミニマルの流れになるのはこのためです。

独立したての頃は、高単価の仕事を受けるのは難しいでしょう。(署名な写真家についていたとか、名門スタジオを卒業して優秀とか、作家性が高いという条件がない限り)

なので単価の低い仕事をすることになります。そうなると、機材は自前で持っていた方が、外注費がかからないため有利なわけです。

撮影単価の低い=2~5万の仕事と考えてください。機材をレンタルするとボディ15000円、レンズ10000円で、25000円です。撮影料としての収入はほぼ無くなります。(場合によってはマイナスになります)

撮影単価が上がる=20万~100万になれば、その案件において多少の外注費がかかっても余裕でペイできます。しかもレンタル会社のメンテナンスがされている、最新機材を使うことができるので、実はレンタルした方が安全面、クオリティの面でパフォーマンスはあがるのです。

僕も当初は、少ない機材から→多くの機材を揃えていくことになるのだろうとなと思っていました。どんどん機材が増えて、強くなっていくイメージです。

しかし最近は、多くの機材から→少ない機材という流れで、所有する機材をどんどん減らしていく傾向になっています。

それは僕がモノを持たないことを好む為はなく、仕事内容や、案件規模や、利益率や、現場でのリスクを考えた上での判断です。

また、カメラ自体のアップデート周期が早すぎるということも関係しています。昔は一台ボディを買えばそれで、5年、10年と仕事ができたかもしれませんが、今は1年おきにアップデートされた最新機種が発売されます。

毎回新品を買っているよりも、レンタルした方が圧倒的にコスパも撮影パフォーマンスも上がるような時代なのです。

使い慣れている自分の機材というのは確かに素晴らしいのですが、いつ壊れるかわからない古い機材で撮影することほど、恐ろしいことはありませんからね。

クライアントに対して良い写真を確実に撮り、素早く納品するためにもそのような仕事方法、撮影機材の選択方法が今は求められていると感じます。

今回は以上です。

最後に現行商品で、機材のリンクだけ貼っておきます。

焦点距離のラインナップさえあれば、メジャーメーカーなら、どこでも良いと思います。僕は仕事写真においてはキャノンを使うことが多いので、そちらを。

多くのメーカーからミラーレスも出ていますが、仕事は一眼レフ派です。撮ってると意識させる撮影においては、やはり取り回しのよいサイズ感と音の心地よさは一眼レフが勝ると思います。

フルサイズボディ

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4
キヤノン (2016-09-08)
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35mmレンズ

Canon 単焦点レンズ EF35mm F1.4L II USM フルサイズ対応
キヤノン (2015-09-17)
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50mmレンズ

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.4 USM フルサイズ対応
キヤノン
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85mmレンズ

Canon 単焦点レンズ EF85mm F1.4L IS USM フルサイズ対応 EF8514LIS
キヤノン (2017-11-01)
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24-70mmズームレンズ

Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F2.8L II USM フルサイズ対応
キヤノン (2012-07-20)
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クリップオンストロボ

Canon スピードライト 600EX II-RT
キヤノン (2016-07-31)
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ラップトップとHDD

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元気の出るロックアルバム5選

こんにちは、ときまるです。

元気ですか?

気候はだいぶ春めいてきたけれど、コロナのせいで気が滅入っている、そんなあなたへ。

今日は元気の出るロックアルバムを、独断と偏見で5枚選んでみました。

学生のころから音楽を10年程演ってきて、聴くほうはまだ続けています。ロックジャズクラシックテクノRnB民族ポップス、多ジャンルの雑食なのですが、今回はロックから選ばせていただきます。(1枚だけ正確にはカントリー)

理由は、単純にロックは元気を出しやすいから。
中学生に戻ったような気分で上目指していきます。笑

選び方は僕のiTunesのライブラリから、ロックジャンルをシャッフルして、ここ2、3日流せる時はずっと流していました。その中で、「あっこれ元気でるやん」と思ったものを早いもの順で5枚選出しました。

調べたら400枚ほどアルバムが入っていたので、おそらく他にもっと元気になるアルバムはあるかもしれないですが、そこは今の運命ということで。

それでは参ります。

「Permission to Land」The Darkness

Permission To Land [Clean]
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彗星の如く現れて、彗星の如く消えた伝説のバンド、ザ・ダークネス。

2000年代のバンドなのに、なぜか70年代風。ハイトーンのヴォーカルでグラムな衣装。イギリス出身で、当時評論家たちからはクイーンの再来とも言われた。

ライブではヤク中でハチャメチャだったようだが、アルバムでの演奏と録音はタイトで、最初からずっとハイテンションなんだけど、飽きさせない構成力を持っている。

多くの伝説のロックバンドがそうであるように、ファーストにして最高傑作を作ってしまった彼らは、一気にあがり、すぐに消えた。

Get your hands off my woman, motherfucker

(俺の女からその手を離せ、クソ野郎)

 Get your Hand Off my Woman

サビのフレーズとヴォーカルの個性は強力に印象に残る。

「1 one」The Beatles

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Universal Music LLC (2015-12-24)
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意外にここでクラシックス。

説明不要のビートルズ。悲しい曲から楽しい曲まで、こちらのアルバムは、日本人好みというか、「日本で人気のある楽曲」を中心にセレクトされているので、数あるアルバムの中でも老若男女楽しめるのではないかと思う

休日感もあって、ビートルズ、元気出ます。

Baby’s good to me you know
She’s happy as can be, you know
She said so
I’m in love with her and I feel fine

あの子が仲良くしてくれてさ
本当に幸せでさ
彼女がそう言ってたんだ
彼女が好きで、ほんとに気分が良いんだ。

I Feel Fine

このつかみ方よ。

恋したてのワクワク感がダイレクトに伝わってきます。

「Cry」Faith Hill

Cry (U.S. Version)
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Warner Records (2002-10-15)

3枚目に流れてきたのは、ザ・アメリカンシンガーソングライター、フェイス・ヒルです。

ポップとカントリーの間を行くようなスタイルは、最近の隣の姉さん系(テイラー・スウィフトやエド・シーラン)boys next doorの元祖にあたるのではないでしょうか。とても懐かしい感じがします。

スローからミドルテンポの楽曲が多めで、歌唱力と歌詞でゆっくり元気にしてくれる。そんなアルバムです。

I don’t know what you believe
Or what you think of what you see
but this is a part of me
What I do and who I am
All of my impurities
Are right here on my sleeve
This is me This is me

あなたが何を信じているか知らないし
見るものについてどう思うかも知らない
だけどこれが私の一部です
私がしていることと、私。
私の全ての不純物
ここにいる。これが私。

This is me

映画を見たり、泣いたり、請求書は遅れていたり。だけどこれが私よ。という自己肯定感満載の曲。フェイス・ヒルでさえそうなんだから、ああ大丈夫だなと思わせてくれれる何かがあります。

「Physical Graffiti」Led Zeppelin

Physical Graffiti (Remastered)
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またも王道ですみません。みんな大好きゼップです。

数ある彼らの名作の中から、1975年、2月に発売された二枚組のフィジカル・グラフィティをセレクト。

ええ、45年前?

確かに古いんだけれど、今2020年にこの当時の音を聴くことができる環境に、ただただ感謝です。

ローファイでシンプル!ギターリフもドラムもベースもロバート・プラントの声も全部気持ちいい。良い音源で、低音強めのスピーカーから出したいです。

晴れた日のベランダで、サングラス&片手にビアでゼップなんてどうでしょうか。元気を超えて、廃人になりそうです。

So the world spinning faster are you dizzy when you’re stoned
Let the music be your master will you need the master’s call
oh, Satan and man

世界は高速で回り、めまいがしてラリってる
音楽を君の主人にしようぜ
ああ、悪魔と男!

House of Holy

ええ、歌詞もラリっていますが。仕方ないです。1975年なんで。音楽愛が伝わってきます。

「3」Firehouse

3
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Epic (2012-05-23)
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いま書いてて気づきましたど、これはビートルズの「1」に対するアンサーアルバムでしょうか。

90年代のアメリカのロック・バンド、ファイヤーハウスです。少しハードロック寄りです。

ボン・ジョヴィの弟分とされていたようですが、当時は日本を含めアジア各国でもとても人気のあるバンドでした。中学のころ良く聞いていましたね。

80sの色を残した、軽快で明るいアメリカンハードロックで、元気になれます。

ハードロックバンドって、なぜかバラード歌わせると上手いんですよね笑 怖くて強い格好していますが、心はナイーヴで、めちゃくちゃ泣ける歌詞書くんです。

ノリノリのアルバムで、ランニング中にも良いかもしれません。

And if you ever get lost on life’s highway
Don’t know where to go
There’s just one thing that I want you to know
I am here for you, alway here for you
When you need a shoulder to cry on
Someone to rely on, I am here for you

もし君が人生のハイウェイで迷子になった時
どこへ行くべきかわからなくなった時
ひとつだけあなたに知っておいて欲しいことがある
僕がここにいること。いつも君のためにここにいること。
泣く時に肩が必要になった時、頼る人が必要な時、
僕は君のために、ここにいるんだ。

Here for you

いや、熱い。熱すぎ。元気出ました。ありがとう、ファイヤーハウス。

始めてPV見た笑

以上5選でした。

それぞれリンク貼っていますので、元気を出したい方はぜひ聞いてみてくださいね。

それでは!

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逆光写真を撮る!3つのコツ

こんにちは、ときまるです。

最新iPhoneの三つ目カメラ随分良さそうですね。周りでも増えてきています。

最近のスマホやデジカメは逆光を自動で補正するようにプログラムされています。iPhoneは標準でHDR(High Dinamic Range)モードも搭載されており、明るい部分と暗い部分をいいとこ取りした表現が誰でも可能です。

それでもなんとなく、逆光が上手く撮れない。苦手だな〜と感じている方は多いのではないでしょうか。

今回はフォトグラファー視点から、逆光写真の撮り方のポイントをまとめてみます。

具体的な設定と、理論的な話も最後に少ししてみます。これを知っておけばもう逆光を恐れることはなくなります。

光に対してどこまでも突き進んでください。笑

無理に明るくしない

教則本や写真教室でよく言われるのが

「逆光の時は、露出補正をプラス1〜2に設定して撮りましょう」

というものです。

確かにこれは間違いではありません。(次のトピックではこちらの理論を使用しています)

しかし、どのような逆光かを見極めるということが重要です。全てにおいて、逆光=プラス補正ではないことを覚えておきましょう。

例えばこちら

ビーチで子どもたちが遊んでいる写真です。

露出補正無しで撮影しています。

この条件で、人物に明るさをあわせてしまうと、「夕陽感」が損なわれていまいます。

太陽の輪郭が損なわれないくらいの露出で、完全に人物は黒く潰れています。

それでも夕暮れの雰囲気や、子供たちの遊んでる、”なんかやってる感”が出ていると思います。

無理に明るくせず、影や輪郭による逆光表現を楽しむ。

これが1つめのポイントです。

直射でない時は、人物の明るさを出してもよし

さてふたつ目の例です。

見出しの通り、逆光が直射光でない時は、人物の明るさに露出を合わせると良いでしょう。

このような例です。

露出補正なし
露出補正+1

後ろがカーテンで、光が拡散され、柔らかな逆光が差している条件です。

このような条件では、定番通り、露出補正をプラス側に振って撮影します。

人物の表情も出て、画面全体も明るくなります。

なぜ「直射でない時は」という条件なのかは、太陽光が入ってしまうと場合によっては部分的に飛んでしまうからです。

もちろん、屋外のド逆光で、髪の毛だけがハイライトされる人物写真もありと言えばありです。ハマれば美しい写真になるでしょう。しかし条件によっては難易度が高いということは覚えておいてください。

逆光で人物を撮るメリット

逆光でポートレートを撮るメリットはいくつかあります。

  • 肌がきれいに見える(荒れを隠せる)
  • 柔らかい雰囲気を出せる
  • モデルが眩しくないので、目を開けていられる

主にこのような利点があげられます。

デジタルと逆光写真の相性の良さ

3つめは理論的な話になりますが、デジタルでの表現と、逆光写真の相性は実は意外に良いという点。

このようなツイートをしました。

ディスプレイは逆光写真との相性が良い。紙媒体は逆光表現が苦手だけど、ディスプレイはそれ自体が発光しているので、私たちのスマホでの鑑賞環境は常に逆光となるからだ。
これから先、新たな媒体が出る度に写真表現も変わると思う。

Tokimaru

僕たちはいつの間にか、全ての写真を逆光で見るようになりました。

逆光=バックライトで、手元のiPhoneを始め、ラップトップのディスプレイ、街中のサイネージ、デジタルフォトフレーム。全て逆光媒体なのです。

全て後ろからのライトによって、写真が照らされている状態です。(厳密に言うと液晶自体が写真を生成している)

それらの媒体で逆光の写真を見ることは

逆光 ✕ 逆光 になるわけです。

印刷媒体は逆光表現が苦手であるため、嫌われる傾向がありました。飛んだ白の部分にインクは乗らないか、あるいは限りなく白に近いインクを乗せて表現しています。

ディスプレイは255という値で、人間が逆光をリアルで見ているのと近しい鑑賞状態となります。

今後、「発光しないデジタル媒体」が出てくるので、また違った写真表現が生まれると思います。それはより紙に近く、かつデジタルの特性も備えるものとなるでしょう。

デジタルになって写真が終わったという人もいますが、媒体が変化する度に新しい写真表現が生まれてくるのだと思います。

今回はこのあたりで。

<撮影したカメラ>

夕陽の写真はおなじみシグマDPです。

人物はライカQ。クロップしています。

ライカ デジタルカメラ ライカQ(Typ 116) ブラック
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ストックフォトについて

leicaq 2

こんにちは、ときまるです。

デザイナーや編集のみなさまへ、業務連絡というか広告的な話しになりますが、最近またストックを増やしています。
素材探しの際はご利用いただけると嬉しいです。

TokimaruTanakaのポートフォリオはこちら

ストックの写真って、どれも似通ってつまらない写真になりますが、それは僕のも例外ではありません笑

それはそうですよね。人物や、特定の製品、商品、ロゴ、建築物、全て厳密な審査で弾かれるのですから。写真の著作権と権利は全て撮影者に帰属するものでなければなりません。

僕の場合、日常的に撮っている中でのどこにも行き場の無い写真が、ストック行きになるのですが、それはそれで興味深いなと思うのです。

しかもそれを世界のどこかで必要とされているというのが、なんだか嬉しい。

今月僕の写真をダウンロードしてくれたクライアントの地域は、

1、インドネシアのスラバヤ
2、グァテマラ
3、ペルーのリマ

なのですから驚きです。どのように使用されているのか、完パケを見てみたい気持ちです。どこの街でダウンロードされたかはわかるのですが、その使用用途までは作家の方では追えません。

アサインメントワークをやりながらも、スナップ写真を撮っているフォトグラファーはストックフォトでの販売を考えてみるのも良いかもしれません。

コントリビューターになるにはこちらから登録します。

ブログやyoutubeと同じで”ストック型”のプラットフォームであるため、何もせずに収益をあげてくれます。

上記した僕のポートフォリオを見てもらえればわかるように、こんな写真でもどこかでは必要とされて売れるのですから(笑)、写真が上手い人や、素材的な写真を仕事で撮っている人はもっと有利だと思います。

しかも最近のシャッターストックは非常に使いやすくなりました。僕が始めたころは全て英語で、タグなどもサードパーティを外部で使う必要がありましたから。iPhoneだけでもできそうな気配です。

ストックフォトに関しては、過去にも記事を書いていますので、より詳しく知りたい方は参照ください。
自分の写真を販売できるサイト4選

暗いニュースが世界中で続いていますが、今日も明るくいきましょう。

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