AFモードの使い勝手

f5.6 s1/300 iso800 acros

前回のフォーカスレビューに引き続き、AFモードについて考えてみたい。
x100fにはM(マニュアル)、S(シングル)、C(コンティニュアス)というフォーカスレバーがある。

それぞれ簡潔に説明すると、Mは自ら焦点を合わせる。
Sは指定したポイントに、オートでフォーカスを合わせる。
Cは指定したポイント、あるいは自動的に選択されたポイントに、オートでフォーカスを合わせ続ける。

ということになる。現代のデジタルカメラの多くが採用しているシステムなので、ある程度カメラをお使いの方であれば、馴染みのあるものだと思う。

そしてx100fのAFモードは、シングルポイント、ゾーン、ワイド(トラッキング)と三つのモードを選ぶことができる。(ボディー背面のOKの下で切り替え)

シングルは名の通り、一つの合わせたポイントに焦点が合うもので、狙いたい被写体が決まっている時、ポートレイトやファッション撮影に適していると言える。

ゾーンはシングルの幅を広げたイメージだ。少し動きのあるものを、例えば動物や、子供たちを撮影するのに適している。

ワイドは、画面の中のコントラストの高い被写体に合うという設定だ。これが結構面白い。

例えばリコーのGRでも同じようなフォーカスモードがあるが、あれは、画面の中でなるべく手前にある被写体にポイントがくるようになっている。構造としては同じものだろうが、コントラストの高い被写体とはどういうことだろうか。このあたりは実際に使い込んで、調子を見てみなければわからないところだ。

ストリートスナップにおいては、毎秒、いやそれよりも早い感覚で画面の状況が変化する。街は常に変化し続けている、と森山大道も言う。そこに街・ストリートを撮る醍醐味があるのは間違いないはずだ。
シングルで狙うのもいいが、ワイドに設定しておいて、瞬間瞬間でフレーミングして撮ってゆく。フォーカスレビューでも話したように、目測・マニュアルという手法も良いが、AFのゾーンフォーカスであれば、さらに正確なピントが得られるはずだ。

雨上がりの街を、電話しながら颯爽と歩く女性。
白のコーディネートは”コントラストの高い被写体”だろうか。
それは暗くグレーの街に、とても映えていた。

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