アテンションエコノミーの渦中においては、何もしないということが難しい。山に入り15分黙って座っていろ、と強制的な指示を受けない限り私たちはあらゆるインタラクティブな交信に晒され続けている。何もしなくもと常に被曝し続けている。そこでデジタルガジェットを一切持ち込まない「風呂」という行為がどれほど役に立つかはわからない。ランニングの時もハイクの時もiPhoneを身につけているが、幸い風呂はアナログなタオル以外何もない。アップルウォッチなんか着けてしまった暁にはもうどこにも逃げ場はない。ということで朝から風呂。三本コーヒー店でピザトーストとサラダとコーヒーのモーニング。日記を書いて仕事の連絡をして、昼食は行きたかった定食屋が閉まっていて、仕方なく街中華。五目麺を食べたが結構微妙な感じで、正直に言えば不味かった。帰り、那須高原に寄ってソフトクリームを食べてから東京へ移動した。
