最近のブースター。
夏にはなぜかトマトジュースが飲みたくなる。
冬でもトマトジュースを温めたりして結局飲んでいるから、だいたい一年中飲んでいることになるんだけれど、その中でひとつ気がついたことがある。
それはトマトジュースを積極的に摂取していると「トマト系」の食べ物を身体が欲さなくなる、ということだ。
トマト系パスタ、ピッツアマルゲリータ、トマトのカプレゼ、トマトのサラダ、チキンのトマト煮、ミネストローネ。
昼夜飲食機会に恵まれる度に、トマトが食卓に確かな存在感を持って立ち現れてくる。しかしそんな中、僕はトマトに興味がない。申し訳ないくらいに。
これはトマトジュースをブースターとして飲んでいるからではないかと思うのだ。

それがトマトジュースであるなら、塩が入っていなければ基本的に何でも良い。
だが先日、行きつけのスーパーで、なぜかどこのトマトジュースも売り切れていた。僕はそれに絶望したし、またテレビか何かで”みのもんた”的なトマト好きの誰かが、トマト的な発言をしたのだろうと予想した。
そして代替として仕方なく、トマト多めの野菜ジュースを買った。
どういうわけか、その時オレンジジュースもとても飲みたかったので、オレンジジュースも買った。
もう両方飲みたいから混ぜてみようということで、野菜ジュースをオレンジジュースで割るという暴挙にでた。
僕は未だにこれがどういう飲み物かわからない。
しかし、身体の奥底で何かがブーストされ、今、日曜日を生きようという気持ちになっている。