持ち物全て機内に持ち込む

福岡にいる。ツイートしていて、持ち物を「機内持ち込み合わせ」にするのは良いなと思った。というか気づいたらそうなっていた。極小はさみ、爪切り、50ml以下のオイルと日焼け止め、65cm以下の三脚、折り畳み傘、ラップトップ、カメラ、リチウムバッテリー2つ、パッカブルなインサレーション、着替えの衣類一日分。預けなければならない道具を普段の生活でも持たないという考え方。持ち物の全てが手荷物であること。禅僧は修行中は一つの箱(つづら)に収まるものしか持てないとされるがまさにそんな感じだ。こうすることでいつでもバックパック一つに収まるので、荷物を預けることも出てくるのを待つことも不要になる。ある拠点に長期的に滞在する時は部屋にそれらの荷物を置いておいて、移動する時は全て詰めて出かけるだけ。パッキングも出発当日の30分前で済む。昔は好きでブーツをよく履いていたが、保安検査場を通る時に脱ぐのが面倒という理由で全く履かなくなった。ローカットのスニーカー一択である。インターネットに関してもiPhoneのテザリングのみで全てを行う。wifiの心配をすることもないし、繋がりにくかったり遅かったりセキュリティ的に危険だったりするフリーのWi-Fiを使わなくて済む。さらに引っ越しの時にNTTやら、どこかのお得で複雑な光回線契約をしなくて済む。あまりに身軽で、機内持ち込み手荷物で生きるようになってしまった僕は、普通の生活に戻れないし、おそらくそのような普通の人が経験するような物事に滅法耐性が無くなってしまった。ミニマリストであることは、強くなることではなく、積極的に弱くなることなのかもしれない。