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Essay

実態調査!ソフトバンク光を契約してみて

 

固定費であるインターネット使用料を少しでも抑えたい

現ネット社会、このような思いは誰にでもあるはずです。
モバイルと同じように、家庭でのネット接続も各社で様々なサービスや割引合戦が繰り広げられている状況。

僕も最近よく営業の電話を受けていました。そして、ネットでも大々的に展開されている「ソフトバンク光」
実態調査として、こちらを契約をしてみることにしたのです。

本当に安くなるのか?身をもって試してみようというわけです。

僕はこの手のものは「どうせそんなに安くならない」といつも思ってきたし、「契約の手間が時間の無駄、そして人生の無駄」だと思って月々の些細な通信料の為に手続きに時間を割くことを極力避けてきました。(引っ越し等、きりの良いところで見直す程度)

今回、ここで「安くなりました、おすすめです」という報告をできればよかったのですが、全く異なる結果となりました。

いや、一企業に対する信頼を大きく失い、権力的で変えがたいシステムに絶望し、そこで働く人々の環境と心境を憂うことになったのです。

このような勢力に飲み込まれる前に、断絶した世界に「つながり」を取り戻すために、僕はここで実態を記すことにしました。

契約を既にしている方、これから契約しようとしている方の参考になれば幸いです。

変更前のネット使用料

契約前の僕のネットの月額使用料金です。

ネット使用料:NTT東日本フレッツ光 3942円(税込み)
プロバイダ料:BB excite 540円(税込み)

合計:4482円

家で仕事することも多く、容量のあるデータやりとり等あるのでフレッツ光。
その分プロバイダ料金は格安に押さえて、エキサイト。

ソフトバンク光の広告

softbank-hikari
softbank-hikari

はい、お決まりのこれ。
かわいい犬の横に2800円〜。

”〜” が小さくデザインされている点に注目。

電話で話しを聞いたところ

「プロバイダ料が不要になり、ネット使用料のみで利用可能となり、3800円(税別)になる」とのこと。既に広告と料金が異なる

現在と比較し、600円程安くなるとの計算で、契約手続き開始。

料金体系の実態

電話での契約会社は「株式会社LifeBank(ライフバンク)」なんでも、ソフトバンク光、正規販売代理店。

最初の説明の時点で
「あらかじめオプションがつけられており、契約後にお客様自身でオプションを外していただくことになります」

これに大きな??

そのまま進めて、書類の到着を待つ。そして届いた書類がこちら。

ソフトバンク光 オプション表
ソフトバンク光 オプション表

オプションの数にまず驚き、そのオプションの使えなさに更に驚いた。

その中で僕にあらかじめつけられていたオプションは10個。

その合計金額が、5353円(税抜き)プラスアルファ。

つまりオプションを解約しないまま使用すると

3800円+5353円=9153円 !!

なにこれ。

しかもオプションの解約先が、ソフトバンクによるものと、その他ベンダー会社2つに分かれており、それぞれ別々に解約しなければならないというもの。この時点で、解約できずに使用している人々がたくさんいるんだろうなと推測。外すとネットを使用できなくなるオプションも含まれているので、年配の方や、ネットに詳しくない方には、難解複雑でそもそも無理な状況。情弱につけこみ、搾取するシステムがきれ~いに出来上がっている。

僕もすべてウェブサイトにて解除しようと試みるが、契約から数日経って「電話で」しか解約できないものもあった。

コールセンターにて内容の詳細を聞いたりするのに、計3回程電話し、要した時間はトータル2時間ほど。手続きや説明の部署がセパレートされているため、たらいまわしも経験。

一番最初の電話段階で「回線と機器(モデム)は現在のNTTのものをそのまま使用するので、工事や立ち会いは必要ない」と聞いていたのに、ソフトバンクの光BBユニットという白い接続機器が勝手に送られてくる。そしてそのユニットも”オプション”なのだ。

NTTにも電話し、現状備え付けのモデムにて「ソフトバンク光」の接続設定方法を尋ね、設定。

ソフトバンクの機器を使用せず接続する手筈は整えたが、どんどん、精神が疲弊していった。

最終的な月額使用料

必須オプションで外せないものがある、と、最終的に出た月額使用料は

ネット使用料 ソフトバンク光:4104円
オプション料 ホームゲートウェイ 486円(接続するためには必須だということ)

合計 4590円

えっ、契約前より高くなってる、ウケる笑

さらに事務手数料3240円

その後さらに電話がかかってきて、ホームゲートウェイを外すことも出来ますが2000〜25000円の解除手数料がかかる。

ただ、「今回お客様には迷惑をかけたので、その解除手数料を無料にします」

いや、ホームゲートウェイ外すと、ワイファイ使えなくなるんでしょ。無理でしょ。

とのやりとりの後「調べます」

そして「お客様の契約をNTTに確認したところ、ホームゲートウェイ抜きでWi-Fi使用料100円のオプションで接続できます」

いや、そこ確認せずにホームゲートウェイのオプションかませてきてたの?

落胆と疲弊。

結果 4104円+108円=4212円に

しかしこれは実際に請求届くまでわかりません。

うしろめたさの人類学

この流れから人類学的な話を持ち出すのは少々無理があると思う。

しかし僕が実際試して感じたことは、NTTとソフトバンク、その他オプション会社との癒着状態から生まれる、個人へのサービス提供の不公平さだ。外側はキレイに見えても、裏で被害を被っていたり、搾取されたり、困ったりしている人々が大勢いる。

交換モードでしか考えられない貧弱な知性で、市場、国家、社会、個人を断絶させるサイクルを加速させていないか。

「僕らの心と身体は、社会のなかに突如として現れた絶望的なまでの不均衡を前に、公平さというバランスを取り戻そうとしたはずだ。たぶん公平さへの欲求は人間という社会的存在の深い部分に根ざしている」

うしろめたさを持て、とは決して言えない。ただ、自らも”決して良くない”と思いながら、その良くないサービスを他者や他社に提供するバランスを崩してしまった人々のために。その精神を少しでも立て直すために。

日本は世界的に見ても素晴らしいインターネットのインフラを備えている稀有な場所だ。
今後5Gの世界に突入したとき、そのインフラをフルに活用し成長できるポテンシャルを持っている。

ソフトバンクやNTTの一部の人たちが、その芽を摘んでしまわないように。



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