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楽天アンリミットをiPhoneで使う方法

何かと話題のRakuten UN-LIMIT

契約してみました。

お試しという感じでしたが、結論言うと使えそうです。

大手キャリアはすでに辞めていて、ここ2年ほどは楽天モバイルにお世話になっています。過去にもこんな記事書いています。https://www.tokimarublog.com/rakuten-mobile-sim/

すでに多くの解説ブログがあるので、僕が書くまでも無いのですが、少し面白い使い方を思いついたので記事にしてみます。他の解説ブログ、長くて複雑!なのでできるだけ簡潔に!

今回の楽天は(言い方)使用状況によって、様々な使い方ができそうなので、僕の条件と近い人がいれば参考になるかなと。

現在のモバイル事情

iPhoneXSに楽天SIMを入れて使っています。

iPhoneはアップルストアで一括購入、SIMは3ギガのプランで月々1700円ほどですが、最近は楽天ポイントで相殺されるので、実質の支払いはほぼ0円。笑

いわゆる”月々の携帯代”はすでに0円なんです。

ほとんどの撮影スタジオにはフリーWi-Fiが完備されているし、スタバやカフェも近所にたくさんあるし。正直東京で生活するぶんには、データ通信のギガ数そんなに要らないかと。

そういうわけで、できるだけ下げてみたら、いつの間にかポイントで相殺されるようになって、300円→0円になっていたというわけです。

ではなぜ、楽天アンリミット(初年度無料、二年目から月々2980円)を契約するのか?

0円→2980円になるわけだから、最初はもちろんフルシカトしていました。

しかし5月も過ぎたころ、このキャンペーンが目に止まったのです。

回線と同時契約で、Rakuten Miniという17000円程の端末が1円で買えるというなんとも魅惑的な企画!(6/17まで!)

そして僕は思いついてしまったのです(実際には多くの人が思いついて試していますが)

この楽天ミニで、楽天アンリミット回線を契約して、スマホとしてではなく、無線ルーターとして使うということを。

現在ほとんどのご家庭で、インターネット回線を契約していると思います。あるいはWiMAXなどのモバイルWiFiを。

そしてそれらは安くても3500円くらいします。

NTT以外の民営が参入してきて、価格が下がったと思えば、蓋を開けてみると、オプションや2年3年縛り、違約金で粗利を上げる情弱ビジネスだらけでした。

僕も東京の家では光回線を引いていて、月々4200円程です。

大手キャリアがもう大嫌いなので、この際、ネット回線を解約して、モバイル回線のみで生きようと。

引越しや長期旅行の時も気にする必要が無いし、手続きの手間もかからないし、支払うのはモバイル端末の通信料のみ。

これシンプルで最高です。

そういうわけで上記の楽天ミニを申し込もうとしていました。

しかしまた、変な考えが頭をよぎります。

iPhoneと楽天ミニ(モバイルWi-Fi用途)を2つ持つのって、面倒じゃないか。しかもバッテリーもちそんなに良くないらしいし。

だったら、手持ちのiPhoneでテザリングも行えばよいのでは?

そうすればいつでもラップトップとiPhoneだけという超シンプルなスタイルでいられる。まるで旅行中のようだ、と。

ストーリー結局長くなってすみません。

そういうわけで、たどり着いた結論が

iPhoneをデュアルSIM化し、テザリングも兼ねた実用機にして、家の光ネット回線を捨てる。

でした。

ポイントはeSIMとDSDS対応のiPhoneを使うことです。

eSIMとは

eSIMとは仮想SIMのことです。

本来iPhoneの横を、細い棒で押して、トレイにSIMを入れますよね。あれは物理SIMです。

eSIMは、物理SIMとは別に、iPhoneの基盤にあらかじめ備わっており、インストールだけで通信設定が可能となります。

そんなのがいつの間にかiPhoneに搭載されていたなんて、これやるまで知りませんでした。

DSDS対応とは

デュアルSIMのことで、上のツイッターの写真にあるように、同時に2つのキャリア(回線)を一つのiPhoneに存在させることができます。

電話番号も2つになり、どちらからでも発信と着信ができます。

メリットは、災害時など一つのキャリアで通信障害が起こった時、もう一つをバックアップ回線として使うことができます。

また、今回行うように、一つは通話用、もう一つはデータ用という使い分けで、通信料を最適化できます。

eSIMかつDSDS対応のiPhone

これらの条件が揃っていなければ、今回のミッションは成功しません。

対応しているiPhoneは下記の通りです。

・iPhone SE 第2世代
・iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro MAX
・iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max

割と最近の機種であれば使えますね。

楽天アンリミット自体、現在はアンドロイド使用を前提としており、iPhoneは推奨されていませんので、自己責任で行う必要があります。(電話し放題のアプリはそもそもiPhoneで使えなかったり)

Rakuten UN-LIMITのメリット

感じたメリットをまとめます。

300万名優先で、一年間無料(およそ36,000円、ありえない)

エリア内であれば高速通信使い放題。(使い放題、ありえない。)

専用アプリで電話し放題。(iPhoneアプリも希望)

海外でも2Gまで使える。(最強かよ)

オンライン契約で、ポイント全額還元。実質無料で契約できる。(事務手数料3000円も負担なし、ありえない)

いつでも解約できる(縛りがない!これまでの通信界に対するアンチテーゼであり、アンサーソング。テーマソングは世界のギタリストMIYAVIが作曲。楽天という企業はダサさを長年売りにしてきたが、貫きすぎてむしろかっこよく思えてきた。どこかの仮面犬とは違うぞ)

個人的にメリット感じたのはこのあたりです。

随分本音を書いてしまいましたが、結構、ありえないです。通信業界のビジネスモデルを本気で覆しにきています。

Rakuten UN-LIMITの注意点

・回線エリアがまだ狭い

・電話は有料になる(iPhoneの場合)

ということが上げられます。

特に、エリアに関しては要注意です。これを外れていると楽天モバイルの恩恵は受けれないに等しいでしょう。

ただ外れてなければ、メリットしかないです。

そういうわけで僕はテストも兼ねてデュアルSIMで入れてみて、試すことにしました。

結果、渋谷の住まいでは問題ありませんでした。
渋谷だと楽天アンリミット一択です、は言い過ぎかな笑

DSDS環境で使える人は、今使っているSIMを残したままアンリミットをeSIMで試して、使えれば乗り換え、使えなければ解約ということが可能です。1年間無料なわけですから。色々と試せます。

そのうち5Gもすぐ来るので、そこに乗っかるバッファ期間としても良いタイミングかも。

eSIM版の楽天アンリミットをiPhoneで設定する方法

さて、これから実際にeSIM, DSDS対応のiPhoneでの設定を順を追って書いていきます。

ウェブで契約してから、2日もせずにペラ紙一枚到着。設定は30分もかからないほど簡単なものでした。

スタートガイドが届きます。

裏にQRがあるので読み込むと、アクティベート完了です。

申し込み履歴を開く。

楽天回線の開通手続きを行うをタップ。

SIM設定用のQRがポップアップされるので、スクショしてPCか他の端末に転送。(他がなければプリントするしかない)あとでこいつをiPhoneで読み込みます。

iPhoneの設定から、モバイル通信を選択。

英語になってて申し訳ない。マークつけてるところをクリックしていけばOKです。

セルラープランを加える。をタップ。

するとまたQR読み込みが出てきますので、先程スクショしたQRを読み込ませます。(スタートガイドについてるQRではない)

キャリア設定画面に移ります。これらは「かんたん設定」みたいなものなので、後から変更もできます。

主回線(Primary)というのがもともと入っている物理SIM

eSIMは副回線(Secondary)という部分に入ります。

わかりやすいように名前をRakutanに変更しておきます。

タップして入り、書き換え。

電話に使用するデフォルト回線を選択します。ここでは主回線を。

iMessageやフェイスタイムの回線を選択。AppleIDも紐付いているので、ここでも主回線を選択します。

データ通信では楽天を選択します。

これで、電話は元々入っていたSIM、データ通信は楽天アンリミットを使用するという設定が完了です。

デュアルだと、このように2つのキャリアが表示されます。

僕のはdocomoとなっていますが、実際は楽天SIMです。余談ですが、楽天SIMはドコモかau回線を選べるので、格安なのに品質は大手キャリアと全く変わりません。

簡単設定はこれで終わり。

ここからは

iPhone → 設定 → モバイル通信 → (モバイル通信プラン)Rakutenを選択

モバイル通信のところに、先程設定したRakutenが加わっています。

モバイルデータ通信をタップ。

APNの部分を rakuten.jpと入力します。

元の画面に戻って

「音声通信とデータ」の部分を、LTE, VoLTE Onと選択。

はい。お疲れさまでした。

これで全ての設定が完了です。

電波が来ているはずです。

楽天アンリミットの速度は

渋谷の屋外でこれくらい出ていました。

室内ではだいたい平均40Mbpsほど。

光回線のWi-Fiで70程度でしたので、十分使えるという実感です。

回線エリアはこちらで確認できますが、ご存知の通り

・建物の造り
・マンションの階数
・時間帯や周囲の電波状況

によっても大きく変わります。エリア内で合っても、速度が出なかったり電波が悪かったりするので、こればかりは試してみないとわかりません。

問題なく速度が出れば、コスパ含めて最強です。

まだ始まったばかりの楽天アンリミットですので、これからエリア拡大と、通信品質向上していくことを期待しています。

通信費下げたい方や、デュアルSIM試したい方はチャレンジしてみてください。

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How to Photography

iPhoneでRAW撮影を行う方法

こんにちは、ときまるです。

誰もが日常的にiPhoneでの撮影を楽しんでいると思います。春一番が吹いていますので、いろんな物が飛ばされるという面白い瞬間を狙うには良い季節かもしれません。

僕はミニマリストですので、たとえばカメラも全て捨ててしまったらどうだろう?なんてことを日常的に考えるわけです。

iPhoneのカメラだけで全てが撮影できたらどれだけ良いだろうかと。

でも実際に、職業的なフォトグラファーでもない人はもうiPhoneのカメラだけで生きているわけで。

職業的なフォトグラファーでさえ、日本や米国にもiPhoneだけで撮影している人は実際にいます。ただこの場合は作家的な考えで”あえて”そのようにしているという印象です。

iPhoneのOSが11くらいになったころから、HEICというフォーマットが採用されました。

HEICはiPhone独自のフォーマットで、JPEGよりも軽くて高画質というファイルです。しかしパソコンで簡単にプレビューができません。一度jpegに変換してから、写真を操作することになります。

僕はこれが面倒で嫌いで、HEICは使っていません。基本的にJPEGで撮影しています。

iPhoneだけを持ち歩いて撮影する際に、HEICではなく、RAWで撮れたなら!と思っているフォトグラファーは多いはずです。

今回はその方法を紹介します。

ライトルームアプリを使う

結論から言うとこれです。

このブログでも何度か書いていますが、ライトルームCCを使用します。

写真管理・編集が、クラウド上でできるフォトグラファー必須のアプリなので入れておいて損はないと思います。写真系はこれひとつあればもう何もいらないくらいです。

あとは

「アプリ内のカメラで、DNGを選択して撮影する」

これだけで、RAW撮影ができます。

Digital Negative(DNG)は、様々なデジタルカメラで生成される RAW ファイル用の公開アーカイブ形式です。この形式は、各カメラモデルによって作成された RAW ファイルのオープン標準の欠如に対応し、ファイルへのアクセスを簡単にします。

adobe

RAWファイルは、実はカメラメーカーが独自に持っているファイル形式です。キャノンならキャノンのRAW、ニコンならニコンのRAWという風に。だから編集する時にそれぞれ別のソフトが必要になったり、設定のパラメータが異なったりと、いろいろと面倒なわけです。

だからメーカーの垣根を超えて、同じ言葉で行きましょうよというノリのファイルがDNG。

JPGよりも多くの情報を含んでいるという点ではRAWと同じです。そしてライカ、リコー、ペンタックスなどは既にDNGファイルを採用しています。

アプリの操作

標準のiPhoneカメラくらいに、ライトルームアプリでの操作は簡単です。

アプリ開いて、右下のカメラマークでカメラが起動します。

↑赤丸をタップでJPGかDNGかを選べます。

右側は上から順に、フィルター、露出ロック、広角か望遠か(青丸)を選べるようになっています。

シャッターボタンの下には、

AUTO
PRO
HDR

が選べます。オートはその名の通り、自動モード。HDRはハイダイナミックレンジ合成モードで、露出さの激しい場面で自動的に補正した写真を作ってくれます。

PROモードがなかなか凄くて、iPhoneなのに(と言ったら失礼ですが)

・マニュアルフォーカス
・ホワイトバランス
・ISO
・シャッタースピード
・露出補正

の項目を設定できます。

iPhoneでマニュアルフォーカスできるのは新鮮です笑
しかもどこかのミラーレスカメラにありそうな、キーピングでピントの合っている範囲をグリーンの輪郭が表してくれます。

フィルターもなんやかんやついてますが、なかなか使えそうです。

JPGとDNG写真を比較してみる

実際にJPEGとDNGで撮影した写真を比較してみたいと思います。

今回検証するのは3つのファイル。

1、iPhoneの標準カメラで撮影したJPG

2、ライトルームのアプリ内カメラで撮影したJPG

3、ライトルームのアプリ内カメラで撮影したDNG

の3つです。

まず、上から順に、何も補正せずに撮影した写真を横1000px、90%のクオリティで書き出したものを掲載します。

1, iPhone Camera JPG
2, Lightroom Camera JPG
3, Lightroom Camera DNG

ここでの気付きは

・iPhoneカメラ、白が少しトーンジャンプがかっている

・ライトルームで撮影した2枚は、シャッタースピードが1/200になり、iPhoneよりも若干アンダーめの露出になっている。

・DNGのファイルサイズが他にくらべて巨大(12.56MB)

ということでしょうか。JPGどちらも秀逸です。DNGは生のファイルですので、シャープネス等が自動でかからない分、この段階ではJPGの方がキレ良く見えます。

それではそれぞれを適正露出まで持ち上げ、トーンをつくってみます。

1, iPhone Camera JPG
2, Lightroom Camera JPG
3, Lightroom Camera DNG

これだけオクラと真剣に向き合っているのは、私も始めての経験です。

それぞれ露出を1.5プラスました。

このサイズ感で見ると、iPhoneカメラ優秀ですね。最初からシャープネス強めなので、くっきり鮮やかに見えます。

逆に言うとライトルームカメラはナチュラルな表現が得意なように見えます。

シャープネスやコントラストは低い→高いの調整はできますが、高い状態から→低く設定することは難しいのが特徴です。破綻が出やすいです。

つまりDNGで撮影することは「ナチュラルから硬めまで、表現の幅がある」と言えます。

100%で寄って見てみます。

1, iPhone Camera JPG

2, Lightroom Camera JPG

3, Lightroom Camera DNG

1のiPhoneではカリカリのノイズ感、2のライトルームJPGもわずかに毛の周り表面のディティール崩れがあり、3のDNGはペーパーにノイズが乗っていますが、オクラ自体はしっとりしてリアルに描写されています。

結論

これくらいの鑑賞条件ではさほど差は出ませんでした。

しかしDNGファイルの利点は「ホワイトバランスの可変域の広さ」にあります。これはじつは他のカメラメーカーのRAWファイルも同様で、RAWで撮影しているフォトグラファーは誰もが理解している部分だと思います。

JPEGだと色調整が出来ず、すぐに画像が破綻してしまいます。

撮影した環境の光がそのまま反映されるということです。

DNGで撮影することで、後処理により、暖色に振ったり寒色にふったりすることができるようになります。

天候や光の条件に左右されずに、自分の出したい色を出せるということです。

これだけでもiPhoneでRAW撮影を行うメリットは十分にあるのではないでしょうか。

iPhoneで撮影している方はぜひ自分で試して、色々いじって見てください。

私はこれからここで登場したオクラを茹でて食べようと思います。

それではまた。

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