こんにちは、トキマルです。
今日は久々にミニマリズムネタで、衣類の整理術です。
ミニマリズムを実践している方も、し始めた方も、あるいはそうでない人も、服の整理については気になるところではないでしょうか。
衣・食・住と言われるように、年齢や場所に関係なく、生きる上で必要なものの1つだからですね。
現在の衣類の状況を記録するという意味も兼ねて、僕のワードローブを公開してみます。
その前に
ジョブズとテリーに倣う
アップル創業者のスティーブ・ジョブズはミニマリストであり、いつもリーバイスのデニムに、イッセイミヤケの黒いタートルネック、そしてニューバランスという格好だったというのはあまりに有名な話ですね。
ジョブズはイッセイミヤケから100着単位で、黒いタートルネックを送ってもらいストックしていたようです。
毎日同じものを着ることで、選ぶ時間を最小化しています。
生きるということは選択の連続であり、意識的にも無意識にも一日に何百回という選択をしています。
選ぶ時間を削ることで、その分を他の事に使うことができます。
また、選択は脳を使うので、出来る限り不要なことには脳を浪費させず、その分をクリエイションにつぎ込むという考え方です。
ファッション写真家のテリー・リチャードソンもいつも同じ服です。デニムにTシャツにチェックシャツ、デッキスニーカー、冬はダービージャケット。
テリーはミニマリストというよりも、意図的にいつも同じ服を着ることで、自分をアイコン化しています。
世界トップクラスの写真家であり、誰が見てもテリーだというような強烈なキャラ付けに成功していますね。
著名な写真家はファッションも、写真もひとつのスタイルを持っている人が多いです。そして、だいたいいつもみんな同じ服を着ています。
トキマル・タナカの服の数
僕も昨年の今頃に服の整理に手を付けて、私服の制服化を行いました。
今のクローゼットはこんな感じです。
トップス 5着
Tシャツ 5着
ボトムス 5着
シューズ 6足
合計21着でした。(下着類は除く)
「面白くねぇ」とか「飽きないの?」 と良く言われますが、僕は生きています。
一年間ずっと、これでいってます。少数精鋭の部隊です。
トップスは写真にあるもの、ジャケット、パーカー、ニット、スウェットにシャツ。
Tシャツは、白2枚、黒3枚。
ボトムスは、デニムとファティーグパンツ、スウェットパンツ、スラックス、ショーツ。
シューズが多めなのは、ランニングシューズとトレッキングシューズが各1あるからです。
普段は4足で回します。
ファッションは好きだし、服を結構買っている時期もありましたが、今はこのラインナップに落ち着いています。
僕の場合は、写真を撮り、スケートボードに乗るので、動きやすいものが中心です。
面白いことに気付いたのが、スケートウェアは、写真を撮る時のウェアとしても最適だという事です。
写真家の藤代冥砂さんも、スケート用のパンツが撮影には最高だと言っていました。(ナイキのスケートラインを履いているようです)
スタイリスト、地曳 いく子さんに学ぶ
服を処分するにあたり、昨年読んで参考になったのはこの本です。
「服を買うなら、捨てなさい」
ファッションスタイリストの地曳 いく子さんが、ワードローブの選び方について解説しています。
女性に向けての本ではあるのですが、男性でも参考になるところはあります。
例えば
「いらないものは捨てる、どうでもいいものは買わない」
「買い足すのではなく、買い替えで定番をアップデート」
「靴に一番お金と愛を注ぐ」
「クローゼットには、今使えるものだけが入っている」
「内容に偏りがあり、ワンパターン」
「自分自身の得意分野、好きなものを極めている」
などなど。すごく頷けますね。
またワンシーズン(3ヶ月)の理想アイテム数についても書かれており、
靴 2,3足
トップス 10〜15枚(ニット・Tシャツ)
ボトムス 3,4枚
ジャケット 2枚
アウター(冬) 1,2枚
下着・ショーツ 10枚
といった具合です。
女性の場合は、シーズン毎を考えて持つということで、このようになっています。
ベテランのスタイリストならではの発想で、とても実践的な内容ですわ。
それぞれのスタイルで、楽しく断捨離
自分の服を考え、選ぶことは、自分自身を知ることでもあります。
古着が好きな人もいれば、スーツを着て仕事をする人もいます。
年齢や体型によっても、着る服は変わってきます。
自分のワードローブを再考し、断捨離することは、自分を見つめることになりますし、ファッションについて考えることにもなります。
好きなものだけを着るという姿勢は、毎日がハレの日であるという状況を作り出し、気分的にもアガるので、さらに良い循環を生み出します。
大切なのは、ただ減らすということではなく、自分のライフスタイルを見極めるということではないでしょうか。
ワードローブを整える。
ただそれだけで、部屋もスッキリして、人生楽しくなりますよ。
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