こんにちは、ときまるです。
本日朝から、NYが在宅勤務義務化のニュースが。
宮台さんも指摘していたが、この点日本はホラーといえば、貞子や幽霊的なものいわゆるアニミズムが根底にあり、「外から何かを持ち込まれる」という想像力や物語りに関しては欠落している。むしろ、皮肉にも他国から“持ち込む”ことによって成長してきた国なのだ。
— 田中 常丸 (@tokimarutanaka) March 20, 2020
トランプのパフォーマンスもあるがアメリカはハリウッドを持ってることで「アウトブレイク」(1995)筆頭に“感染系”バイオハザードな物語を国民で共有している国家だと言える。
– Tokimaru
宮台さんも指摘していたが、この点日本はホラーといえば、貞子や幽霊的なものいわゆるアニミズムが根底にあり、「外から何かを持ち込まれる」という想像力や物語りに関しては欠落している。むしろ、皮肉にも他国から“持ち込む”ことによって成長してきた国なのだ。
と私感を述べました。
そういうわけで、過去のウィルス映画をピックしてみました。
世間は三連休ですし、家でウィルスに対する想像力を高める?良い機会だと思いますが、あくまでエンターテインメントであることをご承知おきください。
映画でバリエーションを抑えておけばバッド・エンドもハッピーエンドもこれから乗り切れると思います。
天気良いので、僕は外で遊びます。(”なわとび”とかしたいです)
アウトブレイク(1995)
ツイートでも述べたアウトブレイク。アフリカから持ち込まれた致死性のウィルスが蔓延する話。ダスティン・ホフマンとモーガン・フリーマンというアクション/サスペンス系ではおなじみの顔で安心感はあるが、ストーリーは不安でしかない。90年代の傑作。
アイ・アム・レジェンド(2007)
副作用で狂犬病のような症状が出る”変異したウィルス”によって、全世界の人間が絶滅する中で、ひとりの男が生き残る話。話し差し置いて、主演のウィル・スミスがカッコ良すぎる映画。それにしても「ウィル・スミス」が「ウィルス」映画とは….監督のダジャレかな?
フェーズ6(2009)
コロナウィルスの致死率は2.3%(厚生労働省COVID-19診療の手引)だけど、この映画は100%!のウィルスが蔓延した世界の話し。ウィルスそのものよりも登場人物にフォーカスしたストーリー。
感染列島(2009)
数少ないウィルス系日本映画。2009年の作品。この映画の公開後、新型インフルエンザが蔓延した。病院に運ばれた患者がインフルエンザだと思われていたが、正体不明のウィルスで、病院、日本、世界へと波及していく。日本の物語なので、国内で感染が拡大した際にどのような状況になるかが描かれており、今回のコロナウィルスと重なる部分が多くある。
コンテイジョン(2011)
香港から米国シカゴに持ち込まれたウィルスが蔓延していく話し。コウモリや豚を媒介することはSARSを想定していたり、ディティールが妙にリアル。シリアスでドキュメントタッチが今回のコロナとリンクして、アマゾンでの視聴ランキングが上昇している。
パンデミック(2016)
アメリカ全土に謎のウィルスが蔓延し、多くの街が壊滅状態になる中、主人公が救助舞台としてNYからLAへ送られる。目的は未感染者を助けることだったが、LAには主人公の夫と娘がいた。主演はスリラー系御用達のレイチェル・ニコルズ。
新感染 ファイナル・エクスプレス(2017)
ウィルスというよりはゾンビ映画だが、ここ最近で見た中では面白かった。というのも僕が2020年の初めにたまたまこの映画を見て、その後に新型コロナがアウトブレイクしたから。とても印象に残っている。
韓国のバイオ工場から流出したウィルスが変異し、国内に蔓延していく話し。列車(新幹線)の中で繰り広げられる人間模様。「差別する側とされる側は、なにかの拍子に簡単にスイッチしうる」ということや、「車両は分断されているが、乗っているのは同じ人間」というような非常に深い命題を含んでいる。
今回は以上です。
良い週末を。
ご案内
twitter : @tokimarutanaka
instagram : @tokimarutanaka
note : Tokimaru