カメラを止めるな!を観ることを止めるな。

 

たった今、上田慎一郎監督による「カメラを止めるな!」観て来ました。

日曜の渋谷ユーロスペースは満席。

2017年制作。上田慎一郎監督の劇場初作品、ほぼ無名の役者たちにより繰り広げられる至高のエンターテイメント。

噂通り、凄かったです。

映画ファンはもちろん、スチルでもムービーでも、カメラマンの皆さんはこういうの大好きだと思います。ノーカット長回し、手持ち、ストーリーから溢れる映画愛、その中に恐怖、笑い、感動があり、マトリョーシカ構造で全く飽きさせない構成力、あっという間の90分でした。

スタンディングオベーション出るんじゃないかって程に、会場も沸いて、昨今の劇場では珍しい異様な観客の一体感が生まれていました。

作品が語るように、これは映画だ、これが映画だ。

2018年、いやここ数年のマイ・ベストをさらりと更新してくれました。

3重の劇中劇構造、更に映画館で観る観客の視点を合わせると実は四層のし掛けになっていて、いよいよ現実に波及します。

最近の権利だらけのダメダメな日本映画界に向けて放たれた、とてつもなく大きな”本物の斧”の一撃です。

何があってもカメラは止めてはいけない、映画を作ることをやめてはいけない。

そんなエクリチュールがダイレクトに響いて、途中何度か、涙しそうになりました。

役者も皆さん素晴らしかったです。

 

上田慎一郎監督は最初にこんな”怪物”を生み出してしまいました。そうなると次の作品が気になってしょうがないです。



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