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流れてゆくフィルム写真

 

写真の潮流は移り変わりが本当に早いです。

アート分野と、コマーシャル分野の写真界には別々の潮流があると思うのですが、イメージ的にはアート写真が動きの少ない深海部分で、その上に乗っかっている流れる潮がコマーシャルの写真界でしょうか。(写深海?)

ウェブにより、情報の拡散が早いので、ある国であるフォトグラファーからポンっと出てきた流れが、その他の国に派生するという流れがあります。

2000年代初頭からロンドンではポラロイドや、ポラロイド的な写真が流行っていて、その流れが日本でのフィルムブームを引き起こしました。もちろんその両側にはアメリカでライアン・マッギンレーが出てきたことも1つの大きな要因となっています。鈴木親さんは別の文脈にあり、そこをなぞるように日本的懐古主義から派生したのが奥山由之さんだと思っています。その後の国内でのフィルムブームはご覧の通りです。

その同じ時期に、韓国ではスーパーデジタルな写真が流行っていて、中国もポスプロ主義のバリバリデジタルがコマーシャル分野では主流でした。この流れは現在も続いていますが、日本のフィルムブームの圧力(特にチェキ)が韓国でもとても調子が良いので、メインストリームの周辺は韓国でもフィルムブームが来そうな気配です。

ここで面白いのは、世界企業のマーケティングセグメントが韓国・中国ではネイションスタイルが適用されるということです。つまり、ファッションや広告写真に、シャネルが、アメリカ・フランス・日本では同じ写真を使用するのに、中国ではアジアンモデルを起用して中国用にシャネルの広告を新たに撮り下ろすといった具合です。

そのような意味で今後コマーシャルの写真で面白いのは韓国・中国・タイ・インドネシアと言われています。実際、日本でちょっとスタジオ入って基礎学んだ後に、中国でキャリアを形成するという若手フォトグラファーが出てきています。ファッションエディター不在、ファッションフォトグラファー不在の日本がどのように流れていくのか、今後も考えていかなければならないところです。

インスタやネットで流れ行く”スキャニングされてデジタル化されたフィルム写真”を見ながら、そのようなことを考えました。

着想となった偉そうなツイート載せて終わります。

書いている通り、あくまで職業で写真している人の話です。趣味なら好きにやればいいと思います。

写真見るにはパリのポンピドゥー・センターと、ヨーロッパ写真美術館はおすすめです。でも個人的にはオルセーですけどね。もはや写真じゃない。



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