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水原希子からファッション/アパレル業界の未来を考える

こんにちは、常丸です。

仰々しいタイトルですが、水原希子さんがブランドを立ち上げたというニュースから。

賛否両論あると思うのですが、これ僕はよい動きだなと思いました。

服が売れない今、このような個人のブランドやマクロリテイリングが幅を利かせる時代に入ってきたからです。

これまではメゾン系と言われる、いわゆるランウェイで毎シーズンコレクションを発表するようなハイファッションのブランドの時代でした。

そのようなブランドが発表した型やカラーがトレンドとして降りてきて、1年後以降に量産される形で市場に出回っていたのです。

しかし、デザイナーが不在の時代、年に2回(プレ・メンズ入れると6回)のコレクションを発表するにはあまりにスケジュールがタイトで、ビジネスとして成り立たなくなってきたのです。

ちょうど一年程前に、Burberryが、このコレクションのルールに乗ることを辞めると宣言してから、次々とその他のブランドもスケジュールに参入しないという方向性を打ち出したのは記憶に新しいです。

デザインから店頭に並ぶまで、1年以上を要していたものが、現在ファストファッション(ZARA, ファストリテイリング, H&M)は3~6ヶ月にまで短縮してきました。

さらに今後は、3週間、あるいは3日にまで短縮されるとされています。

これはどういうことかというと、顧客が発注して、その顧客に合わせたサイズ・型・生地・色などをフルカスタムでデザインから、生産、納品までをシームレスに行うということです。

不思議なことに、これって1800年代フランスで生まれた完全受注生産なオートクチュールを、現代のテクノロジをもってありえないスピードでリバイバルさせた、ネオオートクチュールと言えないでしょうか。

僕はメゾンを実所持している、いわゆるトップメゾン系と、ファスト・ネオオートクチュールが残り、中間は消え、あとは水原希子さんのような個人ブランドが乱立する時代がこれから来ると予想しています。

水原希子さんの「OK SHOP」はカットソー3600円、パーカー6000円という価格帯。
売り方も完全受注制というロスのないやり方。
これはAnti social social clubという水原さん自身が好きなブランドのシステムを完全踏襲しています。

それを含めて面白いですね。

 

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