FUJIROCK 2019

書き方を忘れてしまった僕は、一体何から始めればよいのだろう。

とりあえず、夏というキーワードで自分のブログ内を検索して、過去の文章を読み返してみる。エゴの中のEGO−WRAPPIN’もいいところだが、書き方の手がかりのようなものはつかめるかもしれない。

夏の散文

服6枚で過ごしたり、机を捨てたり、雨の中で”凛として時雨”を聞いたり、旅立ったり。どうやら僕にとって夏とは、そういう季節らしい。基本的に憂鬱だし、そのフラストレーションから抜け出すために馬鹿なことをやっては後悔している。そうやって、40、50と過ぎて、どこかで朽ち果てるのだろうか。

朽ち果てる。

街は崩れ、植物は枯れ、人も動物も全て瓦礫の中に倒れて埋もれてしまう。朽ち果てるという言葉にはそのような光景が浮かんでくる。

空気中にはホコリと、ハエのような飛翔体が最後のちからを振り絞りながらチラチラと舞っている。

ソンビー映画さながらの世界の終焉。

やがてホコリもハエのような飛翔体も息絶え、静寂だけが世界を包む。どれくらいの時間が経ったのだろう。宇宙からの光はかろうじて地表に到達しているが、星そのものの力が失われつつあるのか、その光量はメイクルームの消えかけのタングステンほどの明るさしかない。

地面の瓦礫が、かすかに動く。誰かがまだ生きているようだ。

胎動は次第に大きくなり、永遠の静寂から隆起するように、右手が、そして背中が現れる。ひとりの人間だ。

彼(あるいは彼女)はついに両足を付き、瓦礫の中から立ち上がる。ボロボロの体で、周りには誰も彼(あるいは彼女)の他に生き物という生き物はいない。この星の上で、誰よりも孤独だが、他に誰もいないという点では孤独という観念さえ消失してしまっている。

やがて、彼(あるいは彼女)はそのボロボロの体で動き出す。前へ。歩きだす。

そして、声にならない声で、歌う。

人はそれを、ロックンロールと呼ぶ。

naeba 2019

前置き長くなりましたが、フジロック行ってきました。

前夜祭からフルフルで4日間。

体はボロボロですが、4日もいるとフィールドが恋しくなります。生活があるようで、ないような。旅行とも、同点滞在の旅ともまた異なる感覚です。

Echigo Yuzawa Station 2019

前回の参加は5年ほど前、ビョークがヘッドライナーの年でした。

今年2019はケミカル・ブラザーズ。グリーンでのパフォーマンスは心に残りました。解散前?ということで、もしかすると僕にとっては最初で最後のパフォーマンスかもしれません。曲も往年のベスト盤かのように、最初から最後まで。マーティン・ギャリックスはちょっと違うけれどEDMという観点では世界的、QUANTICも石野卓球も。今回はロックのみならずテクノ、エレクトロファンにもたまらないキャストが揃っていました。

Fuji Rock 2019
Fuji Rock 2019

個人的には嵐の中の、Death Cab for Cutie。レッチリに思い出野郎Aチーム、モーゼのような七尾旅人、ツインドラムのKING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD、真っ昼間から全開の銀杏峯田ボーイズ、アジカン、クラムボン、エゴラッピン、ネバヤンにKOHH、TENDOUJI、ブラック・サバスのWAR PIGSをかましたtoe。

でもやはり今回はケミカルでした。もう一度見たい。

みなさんありがとう、そしてお疲れさまでした。

Yuzawa 2019
Yuzawa 2019
Tatami 2019
Tatami 2019

持ち物

個人的ミニマルスタイルで。

・バックパック
・ブーツ
・カメラ
・iPhone
・リストバンド
・帽子
・UVグラス
・タオル x1
・下着と登山ソックスとロックT x 3(現地で要洗濯)
・ロングスリーブT x 1
・洗顔具
・ゴアテックスジャケット
・ハーフパンツ
・サンダル
・クレイジーチェア
・ペーパーバック(ほぼ読む暇無しなので次回不要かも)
・iphone充電器、カメラ充電器
・食料(菓子類、アフリカの藻)
・飲料(焼酎・ワインは店で買ってペットボトルに詰め替えて持ち込み。東南アジア旅行スタイル)

Table Top 2019
Table Top 2019

 

注意事項

個人的備忘録、次回のために。

・今回暴雨。ショート丈では物足りぬ。要ロングのレインコートか、ゴアのパンツ。
・宿によっては風呂難民になる。
・宿の近くに観光バスの発着所があるか。
・カメラ不要説、徹底したリスナーと化し音楽を全身全霊で享受。写真はアイフォン。水没の危険おおアリ。
・新幹線移動の場合は、帰りのチケットまで事前に発券しておく。(最終日長蛇の列)

今年は移動も会場もかなり混んだ印象でした。
チケットソールドという意味では、これが最大値でこれ以上はないかと。(思いたい)

View from Shinkansen 2019
View from a Shinkansen 2019

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