こんにちは、ときまるです。
移動時に何も持たない生活が、そろそろ二ヶ月目に突入しようとしています。
僕もバッグと財布を持たない生活2ヶ月目に突入しましたが、快適そのものです。全てにおいてストレス減ったような気がする。 https://t.co/M3T3kU3FCg
— 田中 常丸 (@tokimarutanaka) December 4, 2017
どうやらイケダハヤトさんも、2年程財布なし生活をしているようですね。
アイポッドケースにクレジットカード二枚と、免許証、お札、というスタイルのようです。
最近の僕の持ち物は、iPhone、クレジットカード一枚、交通系電子マネー(スイカ)、1000円、目薬、イヤフォン、文庫本。
冬物のアウターのポケットだからこそ入る分量でもあります。
これで全てです。
現在のところ、小旅行は試していないのですが、一泊二日くらい余裕な気がしています。
写真を始めて9年間、カメラをほぼずっと持ち歩いていました。
関連記事:カメラを持ち歩く人と、持ち歩かない人
デイリーに撮るタイプなので、この9年で
リコーGR、コンタックスT2、G2、コニカビッグミニ、ライカMP、フジx100系、ニコンFE、シグマDP2
を使って、スナップを撮影してきました。
ここにきて、移動時に何も持たないことから、自然と「日常的にカメラを持たない」スタイルになっています。
もちろん個人的な仕事の時はカメラを持っていきますが、常駐しているスタジオではスタジオのカメラを使うので持ち運ぶ必要はありません。
外に出るリチャード・アヴェドンではなく、ひたすら屋内のアーヴィング・ペンのような心持ちで、ひたすらスタジオワークに励んでおります。
写真人生の中で、そのような時期があってもいいよなと、ある種の心地よささえ感じています。
スタジオ撮影の仕事の依頼と、自分のスタジオでも無い限り、ひたすらスタジオという条件はまずありえない、貴重な環境なのですから。
飽きたら、また外で撮る気になるかもしれません。
僕が小学生の頃は、何も持たずに「遊びに」出かけていました。「遊ぶこと」自体が目的だからそれ意外には何も考えなかったし、故に誰もが遊びに最大限の集中力を発揮できた時代だと思う。
人はいつから大人になり、いつから「遊び」のためだけに遊ぶことができなくなるのだろう。
また、思えば、パリやバリ、海外にいる時は物を持たずに出歩く生活をしていました。「街を歩く」ということ自体が目的だからかもしれない。基本的に旅行先では身軽でありたいと誰もが思うこと。
であれば逆に「身軽であることは、街を歩けるということ」それはつまり、いまこの場所を「旅行先」にできるということなのです。
日常が旅だ、なんてカッコつけてよく言われるけれど、それを具体的に実現する簡単な方法があったのです。
それが、物を持たずに出歩くこと。
ストレス減ったような気がするのは、日常に生きている東京を歩く人々を、観光客の目線でエンターテインできるようになったからかもしれない。
単なる気分の問題かもしれないけれど。
しかしこの方法の最大の問題は「日常が旅」になると、カメラを持ちたくなるということでしょう。
難しいですね。
今日も、この街を散策してきます。
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