NYから一時帰国中のヘアスタイリストKAZUTOさんと再会しました。
そもそもKAZUTOさんって?
KAZUTO SHIMOMURA
Bumble and bumble にてキャリアをスタートした後、ヘアメイクアップアーティストに師事。
独立後、ロンドンに渡り、Streeters,Julian watson agencyのアシスタントをしながら、自身でも活動。帰国後、ベースをNYに移し、現在に至る。-mash management サイトより。
ヘアスタイリストでありながら、ディレクター、アーティストという側面も併せ持ち活動している方です。
国内外の雑誌、広告、セレブリティーを手がけています。
ロンドンとニューヨークという、ファッション業界の主要地2つを経験されている方は少ないと思います。
縁あって運良く僕も同じチームで仕事をさせて頂いているのですが、出来上がってくるものは回転寿司の寿司と伝統的な寿司屋の寿司くらいの違いがあります。
KAZUTOさんの作品はこちらです→http://shimomurakazuto.com
ファッションシューティングにおいては、ヘアとメイクアップは必須条件であり、かつ最も重要な要素です。もちろん服と撮影者含めて全てのバランスが大切なのですが、一番モデルと接する時間が長く、創られたヘアメイクによってモデルの心的状態も左右され、確実に最終的な写真に影響してきます。
KAZUTOさんは様々な現場を経験されているので、その根底にある潜在的な性質が、確かな技術力と相まって撮影でも放出されている感じがあります。静かで強いエネルギーに溢れているのです。
先ほど、回転寿司の寿司と言いましたが、もとい。スーパーの寿司と寿司屋の寿司くらいの差があるのかもしれません。
かと言って、スーパーサイヤ人のような人なのかというとそうではなく、気さくな関西の兄ちゃんという雰囲気です。そのような雰囲気も、現場をつくり、作品に現れているのでしょう。
KAZUTOさんに聞いたニューヨークあるある
音楽がダサい
音楽はダサいです。基本はヒップホップで、どこでもヒップホップがかかっている。撮影現場でもヒットチューンばかりで、ケイティ・ペリーがかかってうぇーいと踊り出すみたいな。音楽はロンドンや日本の方がいい。
米だと思いガッツポーズすると”クスクス”であることが多い
撮影現場に朝入ると、ビュッフェ形式で朝食が並んでいます。それらを摘みながら撮影準備して、お昼休憩に新たな食事が運び込まれ、遠くから、よっしゃー米ある!と近づいたら、だいたい”クスクス”でがっかりする。
家賃が高い
ブルックリンの単身用、それもウサギ小屋みたいな部屋で2000ドルくらい。高いです。
住んで2年ほどになるので、マイナス面が目立つようです。
次はじっくり仕事や業界の話聞いてみたいです。
またの来日をお待ちしています!

あ、来週会うんでした。よろしくおねがいします。
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