ジャズはマイルズに学んだ

写真はいくつか撮ったけれど、どれも見せられるものじゃなかったので昨年の今日つまり2021/6/13は何をしていたのだろうかとライトルームのライブラリを漁ってみたらそこには何も無く、仕方なくさらに前の年の2020年の6月13日を見てみたらいくつか撮っていた。今日はその日のものを掲載してみる。この日記が始まって以来のこと。このように同じ日を過去に過去にと遡っていくと自分が重ねている傾向のようなものが見えるかもしれない。二年前の今日は雨で梅雨の雰囲気が出ていてそれを35mmのズミクロンで写し取ろうとしている様子が窺える。東京都写真美術館に展示を見に行っていたらしく、おそらくファッション展みたいなもので雑誌Purpleでエドストロームが撮っているプリントを複写していた。意識の深いところにある記憶が、日付を基準とする写真で浮かび上がってくる。それはまるで知らない他人の夢のようだ。

さて、2022年の今日。起きてTKfrom凛として時雨を聴きながら4キロを走ってシャワー。また少しランの間隔が空いてしまった。マイルズのGet up with itのディスク1をかけながら日記を書く。それにしてもこのアルバムはすごい。最初は1曲目の「He loved him madly」の退屈さに耐えられなくて、エレクトリック期の中でもとっつきやすいBitches Brewばかり聴いていたのだが、あるジャズ先輩が、Eマイルズの本質はGet up with itの方にあると言われてから、聴いてたら好きになった。ディスク2の方がまだ親しみやすいので最初はそっちを聴いて、慣れたら1に行くみたいな何かの罰ゲームのようなルールまでジャズファンの間ではあったりする。聴き方は自由なので自由に聞けばよいと思うのだが、ビバップだけしか知らずにこれに突然入るとやや抵抗を覚えるだろう。伊藤政則が「メタルは活字だ!」と言ったように、ジャズも活字なところは多少なりともあって、歴史や流れを把握すると突然聴こえてくるというか、聞けるようになる。マイルズの伝記を読んでからジャズの捉え方が180度変わった。そしてエレクトリック期が好きになった。これは自分でも不思議なこと。昨夜の辛いラーメンが効いていて体調は大腸を中心に退行。オートミールを食したりして、調整の月曜日となった。

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