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Leica M10-D センサークリーニング方法

Leica M10-Dのセンサークリーニングの方法について解説します。

英語・ドイツ語の説明書を読むのが面倒な方はぜひこの記事をご参照下さい。

また、デジタルカメラにおけるセンサークリーニングの基本についても合わせて書きますので、未だセンサーのゴミ取りをしたことが無い方もどうぞ。

尚、ここで解説するクリーニング方法は、簡易的なものになります。あまりに手強いゴミは、メーカーやプロサービスによるメンテナンスを推奨します。

大まかな手順は下記の通りです。

  1. センサーのゴミをチェックする
  2. ゴミをブロアで取り除く
  3. ゴミが取れているか再チェックする

 

1. センサーのゴミをチェックする

まずゴミのチェックを行います。

leicaM10

カメラ設定のポイントは

・出来る限り絞る(F11か16で)

・フォーカスを望遠側に設定する

・絞り適正か、少しオーバー気味の露出になるようiso、シャッタースピードをあわせる

以上の3つとなります。

理論的な話しは省略しますが、これらの設定を行うことで、センサーについたゴミを目視で確認出来るようになります。(開放気味の絞りだとボケるのでゴミまでフォーカス出来ないことは解りますね)

そして、出来る限り白い壁や、青空などシンプルな背景で撮影します。

dust1

赤で囲ったところに写っているのが、センサーに付着したゴミになります。

普段の撮影中に気づくのがベストですが、写真によってはゴミは見えづらいので、定期的にこの方法で確認する必要があります。

少し拡大してみます。

これくらいの大きさだと、撮影した写真に影響してきます。

ゴミが確認出来たら、実際に取り除いてみましょう。

 

2. ゴミをブロアで取り除く

Leica M10-Dは液晶画面がありません。

通常のデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラであれば、メニューに「センサークリーニングモード」なんてのが大体あって、そちらからシャッター幕をオープン状態にできます。

M10-Dのシャッター幕の開け方は、

レリーズボタン横にあるクロポチを押したまま、シャッターを押す

です。

一度覚えてしまえば簡単ですね。

leicaM10 cleaning

2本の指を使い、オープン状態にしたら、レンズを取り外します。

新たなゴミが付着するのを避けるためにも、シャッター幕を開ける時間はなるべく短くするのが基本です。

leicaM10 sensor
レンズを外した状態。撮影のためにシャッター幕は閉じた状態。本来ならここにセンサーが見えています。

開けたらすぐに、ブロアで軽く、シュッシュッと2〜3回ブローします。

あまり力は入れずに、ゴミの付着している箇所を吹くイメージで。

 

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ブロアはセンサー以外にも、レンズやボディ細部のゴミを飛ばすことができるので、日常のメンテナンスに必須アイテムです。

飛ばしたら、レンズを取り付けて、電源をOFFにします。

すると10秒後くらいに、シャッターが自動的に閉じます

途中でバッテリーが切れてしまうと、シャッター幕が戻らなくなりますので必ず電池残量は50%以上の状態で、メンテナンスを行ってください。

 

3. ゴミが取れているか再チェックする

最後にゴミが取れているか再チェックします。

1でチェックした同じ設定で、再度撮影します。

分かりやすいように、ゴミ取り前後の写真を並べてみます。

dust1

dust2

赤丸をつけた同じ位置から、ゴミが消えていることがわかります。

これでゴミ取りは終了です。

もし、再チェック時にゴミが残っているなら、2→3の手順を再度繰り返してください。

これで大体のゴミは取れてしまうのですが、もしも数回やって取れなければ粘着系のものが付着していることになります。

クリーナーで拭き取るという手段もあるのですが、僕は自分で行うことはおすすめしません。

ひとつ間違えると、イメージセンサー自体を駄目にしかねないからです。

最初に伝えた通り、メーカーのメンテナンスか、プロサービスでのメンテナンスを推奨します。

 

ゴミの付着を最小限に抑える方法

最後に、イメージセンサーへのゴミの付着を抑える方法を。

レンズ交換式のカメラの場合は、レンズ交換時にゴミが侵入しやすくなります。なので屋外や、ホコリの多い場所ではレンズ交換をなるべく行わないことです。

しかし仕事となると、レンズ交換は必須ですのでそうはいきません。使い終わった後に毎回接続部やカメラ全体をブロアすること。これだけで随分ゴミの侵入を防ぐことができます。

僕はライカを使用する場合、レンズ交換はほぼしません。

50mmなら50mm、35mmなら35mmをずっとつけっぱなしです。

それでもセンサーにゴミが付着するのは、シャッター幕の摩耗や、内部部品から削れた微細なゴミが出るためです。これらのゴミはレンズ交換をしなくても完全に防ぐことはできません。

そういう訳で、結局のところ定期的な画像チェックとメンテナンスが必要になるのです。

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