豆を挽こう、コーヒーを淹れよう

豆挽いて10年

何の自慢にもならないのですが、豆を挽いて、コーヒーを淹れて早10年になります。石の上にも三年、ミルを回して十年のはずなのですが、未だに何も達成できていません。努力の方向性を誤っているのでしょうか、それとも後10年挽いたら何か見えてくるのでしょうか。しかし毎朝のコーヒーはまあ美味しいので、良しとします。

カフェバーの師匠からコーヒーを学ぶ

コーヒーについてはほぼ全ての事を、学生時代にカフェバーの師匠から学びました。当時からポットとドリッパーはハリオの一点抽出式、ミルは結婚式の引き出物か何かで実家にあったノーブランドものを持ってきて使っていました。しかし、そのミルは1年ほどで壊れ、東京に越すタイミングでカリタの小さめのものを購入しました。それ以来、カリタは全くどこも不調になることなく、豆を粉砕し続けてくれています。

こちらがトキマル使用のおすすめ器具

シンプルで長く使えます。カリタ壊れません。

ダンサーのようにコーヒーをつくれたら

毎回挽くのは面倒では?と良く言われますが、続けていると卵を割るのと同じくらい簡単な動作として身体に沁みてきます。ダンサーが何も考えなくとも踊れるように、タナカーは何も考えずに豆を挽いているのです。朝起きて、出かけるまでの一連の動作の中にバウハウス建築のごとく狂いなく組み込まれているので、”気がついたら豆を挽いている”というもはや夢遊病に近いような状態の日もしばしばです。そのように身体化されるまで体に沁みさせ、自然な動作の中で撮ることができたら、きっと写真も上手になるのでしょう。

そういえばコーヒー好きの写真家は多いような気がします。今書いていて、コーヒーは焙煎からやっているという蓮井さん(父の方)のブログを読んでいたことを思い出しました。焙煎から行うとなると、コーヒーを飲むまでもっと時間がかかりそうです。ゆとりのある大人の趣味ですね。

ハンドドリップで淹れる利点

ハンドドリップで淹れると、味のコントロールが利きます。香ばしい豆を、アメリカーノのよう軽くあっさり仕上げて、がぶ飲み用にしたり。あるいは少し古くなって雑味の出そうな豆の味を、できるだけまろやかにしたり。自分の中のベストを探すには、試行錯誤が必要ですが、一度決まると低コストで毎朝美味しいコーヒーが飲めるようになります。

最初は誰しも豆の引き具合を細かくしがちです。確かに「挽いてるなぁ、俺、今コーヒーを挽いているっ!」という行き場の無い充実感と上腕二頭筋への負荷はあるのですが、挽くのに時間もかかるし、ドリップも難しくなります。出来上がるのは、泥水をお湯で薄めたような代物である可能性も高いです。

おすすめは”香り良く浅い焙煎の豆”を、”中細~中挽き”くらいで割と粗めに挽いて、”1分30秒~2分”くらいのファストでもスローでもないノーマルなドリップで仕上げることです。このくらいが、豆から挽いてハンドドリップで作ったコーヒーの美味しさと違いを、最も感じれるところではないかなと思っています。

コーヒー専門のカフェで、本当に仙人みたいなドリップの達人いますよね。そういうのを見て盗んでは自分のドリップに日々積極的に取り入れています。何をやっているのやら。

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