汚い飲み屋を求めている事

こう言ったら怒られるだろうか。僕は汚い飲み屋を求めていると。昭和の時代から存在して、もう物件の償却も終わっていてテナントとして賃料も発生していない分、旬の新鮮な食材を手際よく調理して安価に提供する年季の入った汚い飲み屋を。最近はピカピカの新しいお店ばかりが増えて、そういう店を探す方が難しい。そしてそのような店は店主の粋な計らいや技術は乏しく、大体利益追従型である。利益を追いすぎるとどうもよくない。頑固なこだわりを持って店主の趣味でやっているような店の方がなぜか美味いし安いし雰囲気もいい。今日は韓国料理のための食材を求めて新大久保まで行ったが居酒屋には入らなかった。ちょうど酉の市が行われている時期だったので、帰りに新宿花園神社へ寄って商売繁盛を祈ってきた。おそらくコロナ前の2019年ぶり。帰りの車窓から、ピザ屋にものすごい行列ができているのを見つけて、なんだろうと思っていたらステイホームワールドカップ観戦のために皆んなこぞってピザを買っているのだった。こういう時はなぜ寿司ではなくてピザなのだろう。気持ちはわからなくはない。行列を見てピザを食べたくなった。深更、近所のバーで日本が負けたことを知った。