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Essay

ヨガと瞑想

時間のある朝は、軽いヨガをして、瞑想をする。

このように書くと、アメリカかぶれ洒落ぶりの都市生活者のようだが、実際はただストレッチと呼吸をしているに過ぎない。

要するに一人で孤独で暇人なのだ。

こういうのは嫁や猫がいるとできない。座って胡座をかいてる上に、猫が飛び乗ってきて、瞑想を邪魔される妄想をしている。こらにゃろめ、あっち行ってろ。なんて。。本当はそういうのがやりたいんじゃないか俺?

肝心のヨガは全く進歩しない。

理由は分かっている。太陽礼拝という5つの動作をローテーションで行う基礎の基礎のようなものがあって、それしかやってないからだ。

他のポーズを練習している時もあったが、形の多くはもう忘れてしまった。続けている太陽礼拝も相当奥深く、今でも美しく良いかたちでできている自信はない。

肩、脹脛、腰、背筋を伸ばすことになるのでただただそれが心地よい。心地よいからせめてそれだけは、ということで地味に長く続けているわけだ。

太陽礼拝が5セット終わった後は、そのままマットの上に胡座をかき、瞑想に入る。

どちらかといえば今は瞑想の方に重きを置いている。僕の場合はごくシンプルに、軽く目を閉じて鼻IN鼻OUTで深い呼吸をする。写真家の師匠に教えて頂いた手法をそのまま実践している。

15分も続ければ深い瞑想状態に入ることができるようになった。コツを掴むまでは時間がかかるが、一度掴むと脳のメモリを解放するような感覚、効果を体感できる。時に大自然の映像や模様が浮かんだり、痺れる感覚や鳥肌が訪れるときもある。

ポイントは鼻の入口に意識を集中させることと、なるべく空腹状態で行うこと。これだけで随分楽になる。

今年はヴィパッサナーの瞑想修行に行く予定だったが、コロナで断念している。日本では10日間のプログラムが千葉と京都の瞑想センターで展開されていて、制約や状況もかなり厳しいものになる。気になる人は調べてほしい。来年はと意気込んでいる。

サピエンス全史で有名なイスラエルの歴史学者、ユヴァルノアハラリは、このヴィパッサナーのプログラムを20代前半の若い頃に履修した。

今では1日24時間のうち、朝1時間、夜1時間を瞑想に割いているという。残りの22時間は、全力で仕事や家族や恋人とのコミュニケーションに忙しくしているそうだ。

そして彼は「瞑想がなければ、サピエンス全史もその他の長編著書も書き上げることができなかっただろう」と本の中で言っている。

科学的にもその効果は証明されつつあるが、実際にどのような影響を及ぼすかは試してみなければわからない。

あいにく僕は長編を書く予定も力もなく、ふざけたこのブログで精一杯なのだが。

修行は続く。

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