sigma bread

「一日の始まりにパンがあるということ」をシグマDP2で

こんにちは、ときまるです。

みなさんの一日の始まりにパンはありますか。

グルテンフリー生活や、炭水化物ダイエットを実践している方々には少々酷かもしれませんが、パンうまいです。

朝の光の中で、パンを軽く焼いて、温かい紅茶かコーヒーを作ってとやっていると、この冬の寒さも心地よく思えてきます。

そしてなにか良いものが書けそうな気がしてきます。

しかし小説家ではないことが、このパンの話を複雑にしますので、この辺で辞めておきましょう。

代わりと言っては何ですが、写真の話をします。

このエントリーに掲載した写真はこのカメラで撮影しています。

「SIGMA DP2 Merrill」です。

センサー云々のオタクなうんちくは、ここでは割愛します。

すごく使いにくいカメラです。使用ソフトも特殊な為、簡単に初心者にはオススメしません。

ピント遅い、ファインダー無い、データ重い、一枚撮って書き込みに数秒かかる、感度200までしか使えない(実感)

そして、良い点は

小さい、軽い、画質すごい

です。

ダイアン・アーバスも「カメラは使いにくい方がいい」って言っていましたね。その言葉の意味がわかるようになってきました。

バシバシ撮る感じではなく、三脚据えて、中版感覚で撮ると良いなんて表現されがちですが、こんなに小さいカメラに三脚据えてじっくりやっている姿は随分と滑稽です。ならば中版、大判使えば良いという話になりますから。

僕は海外に行く時、だいたいこれをメインかサブとして持って行きます。(パリ・ベトナム・香港あたりで使用しました)

動作系の遅さと反比例するように、画質という利点がある。不思議なカメラです。

by sigma dp2 ©tokimaru
by sigma dp2 ©tokimaru

ある日の朝食。
カンパーニュにスライスチーズを載せたもの。思うけれど、カンパーニュにはとろけるチーズではなく、ぜったいとろけないスライスチーズをパンを焼いた後に冷たいまま上にぽんっと載せるのが正解。最高のバランスとなる。歯型がついていてリアルモーニング失礼します。

100%表示で拡大してみます。

sigma dp2
sigma dp2 100%

ピント面のパン側面のディティールのシャープさが見て取れます。さらに、その後方の側面、皿にかけてのシームレスでナチュラルなボケ感。

ライカのようにノーファインダーでバシバシストリートを攻めれる系ではないのですが、最近はあえてそういう設定でストリートを撮るということを実践しています。実験結果がでたらレポートしてみますね。

後期型のSIGMA Quattroと、レンズ交換型のSIGMA SDも同じセンサーを積んでいて素敵なのですが、僕は全て使用して、また今このMerrillに戻ってきました。

しっくりくるカメラを見つけるのは、大変ですが、楽しいものです。年齢やスタイルや場所や職業によって、着る服が変化するように、人それぞれに様々な理由があってカメラがある。

皆様のお気に入りも教えてください。

気に入ったものは3個買いしておくのがオススメ。小さくて場所もとらない。しかし、古いのにこいつなかなか価格下がらない。いやむしろ、生産終わったのか、上がってる。

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Comments

4 responses to “「一日の始まりにパンがあるということ」をシグマDP2で”

  1. […] について詳しく知りたい方はこちらの記事を参照下さい →「一日の始まりにパンがあるということ」をシグマDP2で […]

  2. […] 参照:一日の始まりにパンがあるということをシグマDP2で […]

  3. […] ”はまちまちで、ひとつで一日中撮れるものもあれば、フィルム一本分の枚数で力尽きてしまうものもあります。(これホントで、sigmaDPのバッテリーはあまりに持たないことで有名?) […]

  4. […] 競合するところはシグマDP1あたりだろうか。 […]

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