11月の終わりに、鍋割山へ。久々にデュオでの山行となった。
山頂の山小屋で鍋焼きうどんを食べた。
毎日何十キロの材料を、店主が下から人力で荷揚げしているらしい。
山で食べる食事は、なんだって美味い。
それがたとえ地上では食えたものではない、ジャンクでチープなものだとしても、山ではエネルギーを”摂っている”という雰囲気で旨く感じる。
いや単に、地上での現代生活の食事が贅沢で華美に過ぎるのかもしれない。
ジャンクが美味いのだから、人の手で作られたうどんはどれほど貴重で美味だろうか。
自然と、店主の努力に感謝である。
行動食と昼飯。 pic.twitter.com/0LwS6zyWEf
— 田中 常丸 (@tokimarutanaka) December 7, 2019
ちなみに、行動中はこんなものを食べている↑
あとはチョコレートも好きだ。
不便な場所での食事を考えることは、自分が人間という動物であることを再認識させる。
私たちが属している環境。
人類は決して地球のホストではなく、あまり歓待されないちっぽけなゲストであること。
食から、衣、住まで想像は派生する。
そしてまた、冒険の予感。
Comments
One response to “鍋割山で”
[…] 最近は週に1回ほどのペースで、山に入っています。山に入ると、電波の状態が悪いところが多いため、自動的に連絡やネットへの接続ができなくなります。私達は現在、一日平均150回(スマホで仕事をしている人は更に多いでしょう)スマートフォンのディスプレイを見ているという研究報告があります。山に入ると外部との連絡ができなくなるため、簡単なデジタルデトックスになります。ネットが容易につながる今だからこそ、意識的な切断が必要です。 […]