紀伊国屋オリジナル新財布

財布が傷んできたので新調した。ここ数年はジップロックを使っている。ジップロックにもいろいろあって、サイズ感、ナイロンの厚さと柔らかさ、ジップの密閉具合、透け感といったディテールが使用感を左右することが分かってきた。モノによって様々である。ジップロックは製品名で、米国ではSCジョンソン、日本では旭化成が販売しており、正式名称は見た目の通リプラスチックバッグという。ホッチキスと同じで製品名が普通名称化したもの。主に食品を保存するために使われているが、一部コアなファンの間では頭から被ったり、旅人やハイカーの間ではバッグインバッグとして衣類や濡らしたくない電化製品を入れたりと用途も様々だ。

最初は登山中に使い始めて、屋外フェスでも使って、その防水性と軽さと見た目に惚れてしまい日常使いするようになってしまった。自分の中では財布の普通名称としてジップロックが定着している。年配の方からは「あらまあ、いい歳してそんなもの使って」とか、脱プラスチック派からは「環境への悪影響」ということで軽蔑されがちだけど、ブランド信仰や現金主義などあらゆる定形への対抗という意味ではパンクだなと思う。結局その脱力感の極みみたいな見た目がパンクさの要因であり、ただそこに執着しているのかもしれない。

最新ウォレットは紀伊国屋オリジナルのファスナージップ。これが財布に最適だ。ジップロックには珍しくマチがあるというのが特徴。これにより、紙幣が増した時にも形が崩れない。そして絶妙なサイズ感。最も小さなSサイズはまるで財布のために作られたかと思うほど。JRとのコラボなのかスイカのペンギンがいて、名前を書く場所まである。もう財布以外の使い道が想像できない。パンチで穴を空けて紐を通して首からかければ、子どもの財布として初めてのお使いにも十分使える品質だ。仕事を終えてこの新しい財布を持って歯医者に検診に行った。磨き方は全く問題なのでこのまま努力するようにと言われ、新しい財布で支払いを済ませ、次回の予約もした。

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