大淀川を越えて

10月のこの連休。友人の結婚式をドキュメントするため、2泊3日で宮崎に行ってきた。

天気にも恵まれ、式以外はほぼ半袖と短パンで過ごした。

宮崎に行くのは、数えてみれば大学を卒業してから一度だけ訪れたきりで、気がづけば7年が経っていた。

変わっているところもあれば、変わっていないところもあった。

食事や街もだが、何より、その懐かしい顔ぶれが僕を不思議な境地に誘った。

それぞれ、父になったり、店をやっていたり、社長をしていたり、結婚していたりするのだが、何も変わっていないように思えた。

10年という歳月は、人間が何処かへ彷徨い、変化して、そしてまた同じ場所に戻るのに丁度よい時間なのかもしれない。

色々試して一周回って、また同じ髪型に戻るように、10年前の昨日がそこにはあった。

新郎の人柄、出席者の大半がバンドマンということもあり、二次会三次会はその会場も相まって(当時、打ち上げでよくお世話になった店だった。そしてそれがまだ存在することに驚きを隠せなかったのだが)、面子といい人数のボリューム感といい、そのはちゃめちゃ感といい、ほぼライブの打ち上げ状態であった。

ただ、少しだけ、みんな大人しくなったようだ。治安は多少悪いが、髪の毛を燃やすやつも、スニーカーで焼酎を飲む奴もいなかったから。

体が何処かへ持って行かれるような感覚を覚えた。僕は確かにそこにいた、そして僕はいなかった。

東京に戻ってはきたものの、僕の着地点は以前と少しズレている気がする。頭がぼんやりしている。

帰り際のつぶやきをひとつ。

今回はブッキングの関係でフライトまでの時間が長く、時間を潰すのに苦労した。

宮崎空港は何も無いから。本当に。

何故か作業する気も、本を読む気も起きず、結局音楽をずっと聞いていた。

そういう時に、ジャズを聞けるというのは本当に救いであり、喜びだ。

チャーリー・パーカーはサヴォイ版のコンパクトでコミカルなアルバムも良いが、今回は湿って艷やかな録音の「Now’s The Time」を。

ビアと共に食べたのは、この思い出深い「鶏ささみのくんせい」

美味しいんです。気軽にタンパク質もとれそう。
アマゾンで買えること、知らなかった。

アルバムが終わる頃には、搭乗のアナウンスが始まった。

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