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人生に必要なものをほぼ全てグレゴリーのリュックに詰めて行く

Atami, Shizuoka Japan July 2020, LeicaM10-D
Atami, Shizuoka Japan July 2020, LeicaM10-D

伊東にいる。

Go To キャンペーンということで、東京から富士を眺めながら御殿場をぐるりと周り、沼津へ。そこから熱海に立ち寄り、伊東まで降りてきた。

ベタにうなぎや海鮮丼を食べて、温泉に入りながら。

伊豆半島は何度も訪れているものの、街々でそれぞれ趣きが異なる点がおもしろい。沼津、三島、伊豆、下田、熱海、伊東。どれも似ていて、どこか似ていない。ちょっと温暖で、リタイア寸前のお金持ってるシニアたちが温泉のために療養する場所。そんな偏見が少なからずあった。だいたい間違っていないのだが、実際に訪れて歩いてみると、経済成長期に造られたモノたちがとてもフォトジェニックなのだ。時間的退廃と、過去に確かにそこにあったものたち。

コロナ期のため人も少ない。毎日入ってる全ての温泉が貸し切り状態で、とにかく街に人がいない。いつも沢山の人で溢れている街だけに、どこか寂しさと不気味さが漂っている。それが港町ということも相まって。

最初は九州を旅する予定だった。10日間ほどの休暇と、フライトをとった。しかし、しばらくして10日間も九州をめぐることが億劫になってきた。なぜだろう。いつもであれば家よりも、空港のラウンジに滞在することや、長時間電車に揺られること、旅館や実家の畳を好むのに。あるいはここ2、3ヶ月の自粛生活で、外に出ることをめんどくさがるようになったのかもしれない。

とにかく僕は気づけばフライトをキャンセルしていた。飛行機代の4万円は1万2000円となってクレジット残高に返ってきた。巷で政府がゴートゥーキャンペーンと言い出したが、それは全く関係ない。僕は昔からテレビもラジオも無いし、政府の政策や政治とは全く無関係なロジックで動いている。そう思いながらも国に所属しているからには、何かしらの不利益や利益を被っているんだけれど。

九州を諦めて、思い立った先が伊豆半島だった。随分近場だし、自分の想像力と発想力の狭さにげんなりする。他にもっと行くところあっただろう。だけど今回は、伊豆半島だったのかもしれない。いや、たぶん場所はどこでもよかった。ただこの渋谷を出ることさえできれば。

グレゴリーのリュック

具体的な行き先も滞在期間も決めないまま、いつもより多めの荷物をグレゴリーのリュックに詰めた。バックでもザックでもなく、リュックに。響きがいい。小学生の気分にさせる。

いろんなバックパックを使ってきた。ミレーやパタゴニアやエパーソンマウンテニアリング、ノース、吉田カバン。

今はグレゴリー。耐久性もポケットも申し分ない。インナーのPCスリーブは底と差を持って縫われているので、地面にどんと置いてもPCに衝撃がいかないようになっている。時期により改良されているようで、微妙にデザインやポケットの仕様が変わる。

僕の旅の道具は80%が石川直樹さんの装備がベースになっている。写真家であり冒険家で極地に行く彼の道具をとりあえずパクっておけば、そんなに極地に行かない写真家で冒険家の僕には十分だと考えたのだ。このグレゴリーも石川さんの装備のひとつ。

現在持っているバッグはこれひとつなので、街でも山でも旅でも使っている。何も問題はない。黒くて地味で、誰もが持っている無難なベストセラーに少し愛着が湧いている。沢山詰めても背負心地が良いのがなにより。

中身は人生に必要なもの全て

多くの人は、もう既に人生に必要なものを全て手にしている。

ただそれに気づいていないだけだ。

今、名言っぽく言ってみたけれど、もう既に誰かが100回くらい言ってそうなセリフだ。

Everything in the bag.
Everything in the bag.

今回の持ち物。インナーバッグに包まれているので写真だと何がなんだかわからない。

左がラップトップで、右の荷物群をそれぞれ解説してみます。

まず左上の黒いのは、無印の吊るせるポーチ。このブログでも何度か登場している。東京の自宅にも吊るしておいて、そのままパックして旅先のホテルでも吊るして使えるスグレモノ。中身は、歯ブラシ、ペースト、オイル、フロス、日焼け止め。爪切りとハサミと毛抜と耳かき。衛生用品を全てまとめてます。

その隣、グレーのポーチは、PCの電源ケーブルとiPhoneケーブルの予備、ディスプレイ変換コネクタ、名刺、マスク、ボールペン、マジック。が入っています。仕事で使う系ですね。

その右隣が、折りたたみ傘と、カメラ

上段右端にあるのは、ノースフェースのレインパーカー。旅先では夏でもクーラー効きすぎてる場所や、突然の雨にさっと羽織れて重宝します。しかもたたむとこんなにコンパクトになるのでかさばらない。もちろん登山でも着用していて、秋冬はこの中にインナーを着込んでハードシェルとして使用します。

続いて、下段左の赤いやつはXERO SHOESのベアフットサンダル。これが最強。最近買ったアイテムで最も使っているものです。素足で歩く感覚をもとに作られていて、ソールがないペラペラのサンダル。人は靴を履く文化で生きているので、裸足で歩くことに慣れていない。使わない筋肉を使うので最初はとても疲れるんだけど、徐々に筋肉と関節が柔らかくなり、人間の本来持っている動物的身体性を取り戻せるというもの。素足が健康に良いことは知られているけれど、ベアフットの強者はこのサンダルでランニングしたり登山したりしています。さすがに僕はそこまでやれないけど、裸足はきもちいい。ビーチに出たり、温泉後の散歩だったり、汚い部屋に遭遇したりと、どんな旅行にもサンダルは必須アイテム。CHAIのライブ限定ビニールに入れてます。

その隣は本(Haruki Murakami)とノート。今読書は全てキンドルなのですが、小説はペーパーバックを一冊だけ持つようにしています。バッテリー切れた時やディスプレイに疲れた時でも紙だと楽です。緊急時はトイレットペーパーとしても使います。(海外バックパッカーじゃないんだから)なぜか春樹を英語で読むのがブーム。アナログノートの活用術についてはこちらの記事で書いています。

その隣のネイビーは、吉田カバンのインナーポーチ。これおそらく学生時代から唯一使っているもので10数年選手。確かな縫製で全くやぶれもほつれもしないんですよね。これにはカメラの充電関係と、ストロボ、バッテリー、LEDライトが入っています。

そして下段の一番右がパタゴニアのTシャツ。今着ているものを含めて、今回服は2枚です。昔は綿100を好んで来ていましたが、最近は化学繊維が好きになっています。登山とランニングをやるので化学繊維に移行したのですが、一度着るとその快適さから綿に戻れないくらいです。汗もすぐ乾くし、臭わない。旅先でもちゃちゃっと洗って干しておけばOK。パタゴニアのシンプルなTは耐久性もあり、UVカットも入っているのであらゆるアクティビティに対応できる。ランニングでも登山でも重宝しています。

服持たなすぎ問題

ここで既にお気づきの方もいらっしゃるでしょう。

服、なさすぎじゃね?

というかパンツ(下着)とか靴下は。

そうなんです。あまり大きな声では言えないのですが、今回ノーパンで旅しています。不快に思われる方いましたら申し訳ございません。伊豆半島をノーパンで徘徊しているのは、私でございます。

弁解するかたちで補足するなら、水着ひとつで移動しているわけです。

あ、東京では履いていますよ。

というわけで、今回持っている衣類は以下の通りです。
夏旅スタイルということで勘弁してください。

・Tシャツ 2枚
・ショーツ 1枚
・ソックス 1組
・レインジャケット

でもよく考えたら、これで2,3日生きているということは、これから先も同じ気候であれば、これだけの衣類で生きれるということです。

水着履いてるくせに、レインジャケットで雨防ごうとしているじゃねーか、濡れろよ。という声聞こえてきますね。

用途と場面でーということで。場面でー。

これから御殿場方面に戻り富士界隈の山を登ろうとも考えたのですが、どうやらしばらく天気が優れないみたいなので、そろそろ東京に戻ることを考えています。

珍道中の写真はインスタ&twitterで発信中ですのでぜひ御覧ください。

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