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Essay

パッポンキッチン

 

お昼にカツ丼を食べに渋谷「瑞兆」へ。最近はLink-up代表の小田さんがプッシュしてしまったせいか、人気が出すぎてカウンターだけのこじんまりとした店に入るのに、2回転ほどの行列に並ばなければならなくなった。

フォトグラファーの銀次郎に「宇宙一美味い」と言わせたカツ丼は、揚げたて、タレと卵のバランス感。人生でカツ丼をそんなに食べるということもないのだけれど、確かに最近ではマイぶっちぎりナンバーワンを死守している。果たして、地球以外の星にもカツ丼は存在するのだろうか。

向かったものの、この日も行列で断念した。

そのままその二階に上がる。

pappon kitchen
パッポンキッチン / pappon kitchen

そこにはタイ料理のパッポンキッチンが。

4年ほど前から、タイ人の夫妻で経営しているこちらもカウンターとテーブルひとつのこじんまりとしたお店だ。こんなにも近くに在るのに、今まで入らなかったことを後悔するほどに本格タイランチを楽しむことができた。

近くのタイ料理だとsoi7がメジャーで人気がある。最近まで展開していたランチデリには大変お世話になった。

soi7が大通りのツーリスト向けだとするなら、パッポンキッチンは裏通りのローカルハードコアといったところ。毎日日替わりのランチメニューで、予め一ヶ月のスケジュールがバチバチに組まれているところも亭主の本気度が伺える。これはまた別の日に食べに行かなければならない。

しかし渋谷のこの近辺は名店が多い。韓国料理、沖縄料理、イタリアン、フレンチ、カツ丼、タイ料理、日本料理そして渋谷料理。それらが半径50メートル以内に混在している。貧乏な若者が暮らすようなチェーンの寄せ集めの街(ファスト風土化した郊外都市)とはまた少し異なる趣もあって、リーズナブルに面白い。

スペアリブと大蒜の炒めもの
スペアリブと大蒜の炒めもの

ランチはこれプラスサラダで1000円。カウンターが狭いので、コース料理のように順番に出てきます。