君は覚えているだろうか、子供の頃や会社を辞めた時に平日に寝そべった河川敷の温かさを。学校をサボった時、ふさぎ込んで寝込んだ冬のひだまりの布団の暖かさを。
宇宙の誕生と人類の誕生を真剣に想像しよう、そして現代の私たちの今日、今この瞬間の活動を照らして考えてみる。
今やっていることがバカバカしく思えてこないか?
あるいは、もちろん今日この瞬間の仕事に誇りと使命を持って取り組んでいる人もいるだろう。それはヘレニズム期の彫刻のように2200年後も残る仕事かもしれない。
でももし、今やっていることが馬鹿馬鹿しく思えたなら、冬の太陽の方が偉大に感じるのなら、今すぐ自転車をこいで多摩川か荒川、どちらか近い方の河川敷までいこうよ。電話なんかやめてさ六本木で会おうよという歌があったよね。それに近い。
常識にとらわれず不可能なことも可能にする可能性を探ろう。そう宇宙の誕生から人類の誕生、そして現在という長いスパンで考えれば今やっている行いや問題が別に必要なものではないということがわかる。いますぐおいでよ。