孤独にまつわる散文佐内的

なんでも頭ごなしに否定して、自分の意見しか主張しなくて、全てを知っているように気取って頭でっかちな感じにはなりたくないなと思う。僕も含めてだがまわりにもそういうやつが増えてくる。年をとるということはそういうことだとは思いたくないが、結構そういうところは実際あるのだろう。だからヨガや瞑想をする、走る、写真を撮る、書く。頭をクリアにしてまっさらにして、いつも初心者でいる。自分の知識を出しすぎない。まずは話しを聞く。聞いてつまらなかったらさっさと帰る。帰って寝る。10時半には布団に入れ。瞑想、撮る、走る、書く。これは自分の中へ潜ること。自分自身の中を深く旅することは、結局自己強化につながる。最初に言った、頭ごなしの否定、自分の意見の優先、知識だけの頭でっかちをますます助長させる結果にもなる。そうして人は孤独になっていく。この世界の片隅で、空気の無い空に浮かんで漂う、ただ一人の人となる。その時、対話をできるような友達はもういない。黄色いカモシカさんと、貝殻と花瓶と造花だけが、宇宙で唯一の友達となる。なんだ結構賑やかじゃあないか。さあ、生活をしよう。