SDカードは入ってますか

スーツを着用しなければならないような式典でとある人物をドキュメントするという撮影を二人がかりで朝から行っていて、昼休憩のタイミングでもう一人のフォトグラファーと写真を一度バックアップしておこうという話しになり、カメラのスロットを開けたところSDカードが入っていない。頭が真っ白になり相方のフォトグラファーに言い出せず、どうしようかと困り果てたところで目が覚めた。とてもリアルで恐ろしい夢だった。今までこの経験はないが、実際にあり得る話だ。特に自分のカメラではなくレンタル品だったり、スタジオでカードなしでテザリング撮影した後にそのまま屋外ロケで撮るような場合。夢のシチュエーションがやり直しの効かない一度きりのドキュメント撮影だったのも怖さを倍増させた。カメラによってはカードが入っていませんよと警告してくれるものもあるが、カードが入っていなくてもシャッターを切れる設定にしているとその警告すらも出なくなる。この事故を防ぐにはSDカードが入っていないとシャッターを切れない設定にすることと、メディアフォーマットのルールとタイミングを自分の中で決めておくことだ。例えば、撮影したその日にバックアップをとったらカードをフォーマットし、確実にカメラに戻す、など。冷や汗をかいたまま顔も洗わずworkflowyでタスク整理をして、2月の仕事の振り返りをして、ネスカフェゴールドブレンド。土曜日なので表参道は避けて、住宅街ルートで4キロを走り、シャワーを浴びた。夕方から撮影を1本こなして、10時くらいに帰宅して遅めの夕食。しめじと小松菜に出汁と醤油を入れて炊き込みご飯を作った。そして試しに買ってみたマルハニチロのさんまの塩焼き缶詰。この種の缶詰は甘めのタレで添加物多めという印象で避けてきたのだが、これは塩焼きというのがポイントで実際無添加で使っているのは塩だけ。炊き込みご飯との相性も抜群で缶詰の常識を覆された。少し調べてみると、自粛と防災感覚の高まりによって最近缶詰の売れ行きがすこぶるいいらしい。この理由に、冷蔵庫の無い独身者需要という要因も加えたいところだがそれはさておき、確かに缶詰のバリエーションと展開が見られる。料亭でもそのまま出せるレベルの1缶3000円のサバ缶なんてのもあるらしい。今読んでいる西村賢太の「私小説書きの日乗」でも西村さんがこのマルハニチロやウインナーや焼き鳥など様々な缶詰をあてにひたすら飲んでいる。彼の日記の描写が僕の無意識に作用しているのは間違いない。

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