アクロスでスナップ

f10 s900 iso400 acros

光と影のあるコントラストの強い画面だった。
横断歩道を横切る間際に、その光と風に反応して、ノーファインダーに近い形でシャッターを押した。

出来上がったものは、ピントも合っておらず、露出も曖昧な感じがした。
かろうじて手前の女性の白い服は飛んでいないようだ。

フィルムの時は、その粒子や質感、物質性により、ピントやボケブレが許容されるということはよくある。
しかし、デジタルだと、それがどこか気持ち悪い。
デジタルが出た頃から、そういう思いはずっとあった。同じように思っている撮影者は多いと思う。

二、三日経って、またディスプレイを眺めてみる。
決まりきっていないその絵は、案外悪くないように思えてきた。
この時はフォーカスをオートにしていたので、画面中央辺りのフォーカスポイントにフォーカスが合って、シャッターが切れたのだと予測する。

x100fのフォーカスは早い。
使い始めた当初はノーファインダー時は、マニュアルに設定していたが、近頃はオートでも絞っていれば、その瞬間に間に合うように、フォーカシングしてくれるのでオートのままにしている。
とっさに雑に撮影しても、そこには余裕があるように見える。

2 thoughts on “アクロスでスナップ

  1. こんにちは。x-100f+テレコンバージョンレンズ TCL-X100(2)を今年の3月から使っている者です。私は普段(35mm換算で)50mm以下の焦点距離を仕事写真以外は使わないので、50mm/72mm/100mmの3焦点で開放値F2の通し(しかもオートマクロでかなり近接もできる!)という、とてもコンパクトサイズなカメラというx-100fの構成が最近とても気に入っています。デジタルテレコンの精度も大変気に入っております。購入前はデジタルズームみたいに画像が荒れてしまうのだろうな・・などと勝手に思っていましたが全くの誤解でしたね・・。アクロスの再現性も非常に素晴らしいですね。

    ロールのモノクロフィルムのお話など、とても懐かしい気持ちで貴ブログ拝見致しました。
    最近下記のサイトで写真をアップしています。よろしければご覧いただけましたら幸いです。
    https://www.flickr.com/photos/masahiro_fukuda/
    直近の200枚位はx-100fの上記構成、それ以前はGRやMモノクロームです。

    長文にて誠に失礼いたしました。

    1. MF様
      コメントをありがとうございます。
      デジタルテレコンは、デジタルズームとは別物でしたね。私も驚きました。

      MF様のflickrの作品も拝見いたしました。
      コンバージョンレンズ使用とのことで、その効果が最大限に引き出されていて、素敵な写真ばかりですね。被写体・物質の質感を、光と構図でうまく捉えながら、抽象的な領域に昇華させていて作品に一貫性があり、また強さを感じました。
      モノクロームで撮影する意味がそこに現れているような気がします。
      ありがとうございました。

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