山でスノーピークのスクーを使っていたら、あまりの使い勝手の良さに先日、家にある全てのカトラリーを処分してしまいました。
そして今はこれ一本と、一組の箸だけで暮らしています。
それまでは、スプーン大、スプーン小、フォークを使用していました。スプーンを大小持つあたり、ミニマリストにしては割と持っていた方だと思います。
兼用できるものをひとつにまとめると、持ち物を減らすことができます。
(例:ベッドとソファー=ソファーベッド)
(例:カメラと電話=iPhone)
(例:家と車=キャンピングカー)
しかしモノによってはより不便になることがあるので、慎重に行う必要があります。しばらく使用してみて、問題ないことが発覚したため、今回はスプーンとフォークを捨て、スクーだけとしました。
スノーピークのスクー

スクーは、スポークのようなもので、先が割れているスプーンです。
MSRのスポークに代表されるように、多くのスポークは先が気持ち程度に割れていて、ほとんどスプーンです。モノによっては、フォークの役割を全く果たしてくれないことがあります。特に麺類を食べる時なんかがそうです。
しかしスクーは、最高のバランスで先が割れています。麺をくるくるすることも出来て、スープも飲むことができる。
折りたたみ式は携帯には便利ですが、パック系の山飯を食べる時に、長さが足りなかったりします。
スクーは、長さも絶妙。不便にならないギリギリとところを狙ってデザインされているのがわかります。
とても美しいデザインです。
Made in Japan チタン製

素材はチタン製です。
硬く丈夫で、驚くほど軽い。
最初持ってみるとその軽さに感動します。
山道具に使われる素材として、アルミとチタンがあります。それぞれ利点があります。簡単にまとめると。
アルミ:熱伝導性が良い、柔らかい、重い
チタン:熱伝導性が悪い、硬い、軽い
こんな感じです。こちらで良い、悪いと書いていますが、両者を比較した場合の話で、基本的にはどちらも携行に優れた素材です。
スクーは軽く、かつ先の尖り具合もゆるやかなので、ザックに差したり、結んだりしてどこにでも持ち運ぶことができます。
炊飯メジャー目盛り付き

もう一つ、山飯派に嬉しいデザインが。
裏側が炊飯メジャーになっており、R(rice)とW(water)の量を計測することができます。
なんと粋な計らい。
ガスで炊いた米って、最高にうまいんですよね。山の上だけでなく、家庭の鍋でガス炊きする時にも活躍しそうです。
自粛ムードで街がダメだから、山にでも行くかと思っていたら、山も閉鎖される場所が出てきました。。山行予定のある方は、十分に情報収集して安全第一でいきましょう。
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Comments
One response to “山でも家でも スノーピークのスクー”
[…] スクーの記事にも書いたように、それぞれ特徴があります。マグに関しては容積がある分、重さが顕著にあらわれる。チタンの少しザラッとした口当たりが気になる人は、ステンレスが良いかもしれませんね。 […]