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Essay

蕎麦屋のおばちゃんに学ぶコミュニケーション

 

常丸です。

この前、良く行く蕎麦屋へ昼ごはんを食べに行ったら、周りの人が4人くらい皆オムライスを食べていました。僕はこの蕎麦屋ではいつも味噌ラーメンを食べますが、オムライスも美味しいという噂があります。窪塚洋介さんなんかがよく来ている渋谷のお店なのですが、窪塚くんもオムライスを頼むのか気になるところです。

もう3年程通っているので、店のおばちゃんとは顔なじみです。蕎麦というより、僕は味噌ラーメンを食べたくなった時はここしかないと思っているくらいで、毎回味噌ラーメンを注文します。なので入った瞬間に「味噌ラーメン?」と向こうから注文を聞いてくれます。

あまりに味噌ラーメン率が高いのに気付いたのか、味噌ラーメン以外のものを注文すると「えっ、大丈夫」とか「何かあったの」と心配される始末です。だからといって味噌ラーメン以外のメニューが注文しづらくなるかといえば、そんなこともなく、気分によって色々食べています。

店に通い始めた時はスケートボードで行っていました。撮影の合間にスーッと滑って、味噌ラーメンを食べにいくわけです。そのため最初は”スケボーの人”という認識だったのでしょう。注文が運ばれてくるタイミングで一言だけ声をかけてくれたりかけてくれなかったりします。「スケボーしてると体力つかうもんね」「今日、自家用車は?」などなど

おばちゃんとは、これといって会話と呼べるような会話したことがありません。名前もお互いに知らないし、僕の職業も知らないと思います。しかし、毎回一言だけ何かツッコミのようなものを投げてくれる。客である僕をかぼちゃでも無く、金でもなく、ひとりの人間として捉えているのを感じる。

飲食店のコミュニケーションって、これくらいが程良いよなぁとしみじみ思うわけです。マニュアル的でゼロだと暖色系の牛丼チェーンやファストチェーンになるし、濃すぎるとそれはもはやスナックになってしまうし。あまり自分を深く知られすぎても、食より人に会いに行ってる感じになり気が重くなるし。

この蕎麦屋のおばちゃんは絶妙なところにいるのです。だから何度も足を運べる。だからいつも店が繁盛しているのだなと。

コミュ過剰でキャラ強めのおばちゃんがいる魚のお店もあるので、今度書いてみようと思います。

soba

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