最近、シャワーを浴びる速度が早くなっている気がします。
浴びていて、あれっもう出たの?と自分で驚く瞬間が増えました。
あまりに早いせいか、朝起きて、あれっ昨夜シャワー浴びたんだっけ?と浴びたことを忘れていることもしばしばです。
こういう事ってあるんでしょうか。歳をとると共に、シャワーの時間が短くなるというような事が。
元々湯船に浸かる派ではないので、シャワー生活には慣れています。ほぼ毎日入りますが、入ったり入らなかったり、朝浴びたり、放射能で汚染された森を抜けてきた日には一日に二度浴びたり、自由気ままに浴びさせてもらっています。
インドネシアのバリ島で過ごしていた時は、島民に習うように朝晩二回浴びていました。これはヒンドゥー教の沐浴と深く関係していて、ティルタエンプルなどでは観光客でも沐浴が体験できて実際やってみると非常に気持ちいい。
バリ人の朝は水浴びから始まるといっても過言で無いくらい、朝のシャワーは身を清めるという意味で大切な習慣となっています。そしてバリの人は一日に何度もシャワーを浴びるので、一回の速度が異常に早いという話しを思い出しました。本当にささっと水かけて終わりです。
だけど、今は毎日一日二回浴びているわけでもないし、バリにいるわけでもない。なのにも関わらず、浴びる速度が日々、自己記録を更新しつづけているような気がする。
なにをそんなに急いでいるのでしょうか?
過去に、「俺シャワー浴びるのはやいよ」
と自慢してくる友人がいました。その時は何の得にもならないよなぁと思っていたのですが、そのようにあえて宣言する気持ちが今では少し分かるような気がします。
特にシェアハウスや、シャワーが1つしか無い宿で大勢で宿泊する時などは誇れるかもしれません。
でもそんな機会って、生きていてそんなにあるものでもないだろうし。困ったものです。