Categories
Essay

SPICE POST のカレー

 

曇りでジトッとした日には、なぜかカレーが食べたくなる。

オープンして1年ほど経つと思うのだが、既に行列ができるほど人気店となった渋谷「SPICE POST」

カレーな気分の時にはここしかない。いや、間違えた、他にもあるにはある。レジェンダリーなカツカレー屋とか、トラディショナルインド系とか。

しかしスパイスをスリーピースバンドのように聴けてシンプルな構成ながらもそれぞれの楽器の生音を倍音多目で味わわせてくれるカレー屋は、近辺ではここしかない。

いつも気持ち良い接客をしてくれる店主曰く「スパイスを入れるタイミングで味が変わるからそういうのを追求するのが面白い」のだそう。

そのような遊び心と探究心が、良質なスリーピースバンドののようなハーモニーとバランスを生み出しているのだ。

ちなみに夜はがらりと別の店に変化する。昼しか姿を見せない希少動物のような雰囲気もまた乙である。

チキンとキーマの合がけ ¥1,050
チキンとキーマの合がけ ¥1,050