年始の現実逃避感。ソローを読み直している。
ミニマリストのみなさま、年始にソローどうですか。

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田中常丸の写真日記
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ワードプレスのバージョンを5.6にあげたついでに、テーマをtwenty-twenty oneにしてみました。
ブラウザ上での編集感覚をテストするためにこの記事を書いています。
ブロックエディタにもだいぶ慣れてきましたが、最初は使いづらかったです。
このようにドロップキャップ等も日本語には不向きな気がしています。。
ワードプレス自体が「英語」を前提に開発・デザインされているなと、使う度に思うのです。
フォントが最初から超大きくなっているのも、英語で書けば違和感がないです。しかし日本語で書くと、わぁあでけぇ!オフィシャルテーマを使う人は誰しも思っているのではないでしょうか。
それでも更新される度に、少しづつかゆいところに手が届く仕様になっていて、いつしか密かな楽しみになっています。
今回のtwenty-twenty oneはよりミニマルなデザインになり、背景カラーやダークモードも搭載して、オシャレ度がアップしています。下北沢から表参道に引っ越してきたような感じです。
テーマ変えただけでサイト速度も若干上がりました。
直感的に編集できるので、ブログ初心者の方にもおすすめです。ワードプレスは今巷で流行っているノーコードの走りみたいなものですので。
最近はノートで記事を書くことが多くなっているので、ブログの更新頻度が減っていますが、新たなバージョンで少し新鮮な気分を得ることに成功しましたので、こちらにも書いていければと思っています。
それではよい週末をお過ごしください。
と、ここで終わろうと思ったのですが、All in one SEOプラグインのコンバートが更に強くなっていて、ほぼオフィシャルとして統合されている印象です。
自動的にページ解析をしてくれて、記事の内容がSEO的に充分であるかを判断してくれます。
余計なお世話といえば余計なお世話ですが、おそらくグーグルに基づいた世界基準の指標で判断してくれているのではないかと予想がつきます。
編集ページの最後にエラー表示がされました。
どうやらこの記事は
・文章量が足りない
・インナーリンクが無い
・タイトルが短すぎる
ようです。
ここまで判断してくれるのはびっくりです。ひとまずインナーリンクを加えてみます。
https://www.tokimarublog.com/store/
おお、加えた途端にグリーンになりました。
ちなみに上記はtokimarutanakaのオフィシャルストアで、作品や変なものを販売していますのでよろしくどうぞ。
更に気づいたのですが、更新ボタンの横にSEOのチェッカーボタンが。
インターリンクを加えた瞬間にこちらもグリーンに変わったので、ページ解析の内容とリンクしているようです。そして89/100というのはおそらくスコアです。
ここまで来たら100にしたいです笑
ごちゃごちゃと書いて文章量を稼いでいるのですが、なかなかContent Lengthがクリアになりません。どの程度書けばよいのでしょうか。
その間にもうひとつの問題、タイトルの長さを解決したいと思います。
今は「WP5.6 & twenty-twenty one」というタイトルをつけています。英語のみのタイトルにした時のサイト上での見え方を検証するため、全てローマ字で何も考えずにつけました。テーマのデフォルトのデザイン特性を少しでも理解したかったからです。
これで短いと判断されていますので、変えてみます。
「ワードプレスを5.6にアップデートして新テーマTwenty-twenty oneを導入してみた」
くどいです笑 普段だと僕はなかなかつけないタイトルです。
しかし、タイトルはクリアとなりました。
まだ記事の長さは満たされません。しかし更新ボタン横のチェッカーは100点のスコアを叩き出しました。
今気づいたのですが、これはもしかすると実際の記事内容の文章量ではなく、All in one SEOセッティング上のMeta Descriptionの文字数を指しているのかもしれません。
書き換えてみます。
メタディスクリプションは、検索時にサイト名の下に現れるサイト概要を示します。推奨が160文字とされているので、154文字まで増やしてみました。
しかし、Content Lengthはクリアにならずです。。
やはり、実際の記事内の量で計算されているようです。ここまで書いてきましたが、結構書いたと思うのですが、SEO的にはまだまだ足りないようです。
他にも「フォーカスキーフレーズ」等の高度な概念もありますので、実務レベルでSEOを行うにはまだまだ勉強すべきことが多いです。
それでも今回のアップデートで、記事に何が足りないのかをプラグインが判断してくれるため、よりよいコンテンツを作る手助けになるのではないでしょうか。
ワードプレスが公式に出している基準に従って、コンテンツを作っていくことは、より有益なものを生み出す近道になるかもしれません。これからブログを始める人にはとても良い環境かなと思いますので、新バージョンへのアップデートをおすすめします。
SEOはグーグルのさじ加減により頻繁にルールが変わるため、常に新たなアップデートが必要な分野です。追いつくのに必死ですが、楽しみながら学ぶ姿勢を忘れずいきたいところです。
(まだ文章量満たされない。。)
終わります。
本日東京は雨。今朝の気温は14℃くらいで、随分涼しいです。
秋きたなーという感じですよね。
おい、来たな秋。このやろう。ちょっと背伸びたんじゃねぇか。ずいぶん男らしくなって。
季節の変わり目に、フリースに袖を通す時やブーツやウールパンツを履く時に嬉しさと切なさが混じったような、なんともいえない気持ちになります。
最近手に入れたもの2つ紹介します。
まずこれ。
SOLのダクトテープです。
山にはエマージェンシーセットとして、このようなガムテープやダクトテープを必ず持っていくのですが、なにせかさばる!
小さく巻き直せばコンパクトになるんだけど、その手間も面倒だ!
そんなとき見つけました。
めちゃくちゃコンパクトに最初から巻いてくれてます。
一般生活には普通のガムテープがあれば事足りるので必要ないですね。
ただ、旅行とかでもちょっとしたことに役立つと思います。
靴底剥がれたり、パンツ破れたり、骨折して当て木をする時だったり。(どんなにハードな旅だよ)
EXPECT THE UNEXPECTED
というコピーがいいですね。
2つ目はアンカーのモバイルバッテリーです。
もうおなじみですよね。
僕はものを持たない生活をしているので、モバイルバッテリーを持たない派でした。
最近はiPhoneひとつで多くを行うせいか、朝から晩まで丸一日移動するような時は、充電が足りないことが増えました。
最後にモバイルバッテリーを使っていたのは5年ほど前かもしれません。
当時は5000mAhくらいの容量で1万円ほどしていたと思います。
今こちらのアンカーを手にとってみると、サイズも容量も価格も、時代の進歩を感じてしまいました。
iPhoneよりも小さくて、2回はフル充電できる。
以前書いたgoal zero のソーラーパネルは、太陽が常に当たっていないといけないので、ザックに括り付けて歩くような山行ではあまり充電できないことが判明しました。特に森林地帯が多い日本の山では、充電効率が下がります。
そういうわけで、今後は町でも山でもモバイルバッテリーのお世話になりそうです。
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今年に入ってズミクロン35mmを使うようになったので、このブログでレビューめいたものを書いてみる。noktonの40mmを買おうか迷った末、ファインダーが合わないのが気になり、気がつけばsummicron 35mmをポチっていた。
ライカで使うレンズはどういうわけか今までずっと50mmだった。レンタルして一時的なテストのために、28mm、35mmはズミルックス含めて試してはきた。しかしフィルム時代のMPでも、デジタルになってのM10-Dでも組み合わせるレンズは50mm一本。それも決まってズミクロン。
思えば商業的フォトグラファーを志すようになって、学校を出て初めて買ったレンズもニコンの50mmだった。(FEというフィルムカメラにつけていた)
最初に見たものを「親」と思うヒヨコのように、それ以来僕の中で50mmという焦点距離はひとつの基準というか、基本のようなものになった。
35mmという焦点距離についてはどうだろう。
これも個人的な経験からしか語ることができないのだが、また一つの基本形であることに変わりはない。そしておそらく僕がここ10年間で最も多用してきた焦点距離だ。
写真をはじめて間もない頃、尊敬する写真家の先輩と高円寺の喫茶店で話している時、なにかの流れで彼がJuergen Tellerが主に35mmを使っていることを教えてくれた。(その後機材まで全く同じコンタックスG2を買うことになる)
僕はそれ以来、35mmの魅力に取り憑かれて、ひたすらに35mm判の35mm焦点でいくことになった。もし彼が、ヨーガンに、あるいは写真やカメラについて語ってくれなかったら僕は今頃写真をやってなかったとさえ思う。誇張ではなく。
それくらいに、僕は焦点距離や機材に関して無頓着に写真を撮っていた。当時勤めていた制作会社でもズームレンズが基本だったから、考える余地もなかったのかもしれない。
それ以来、35mmの写真家たちを追いかけることになった。
ヨーガンをはじめ、Josef KoudelkaにLee Friedlander、Matt StuartやAlex Webb。Ari Marcopoulos、マーク・ボスウィック、Stephen Shore。それから僕の個展にコメントを寄せてくれた、Bryan Derballa。
荒木経惟、沢渡朔、鈴木親、ヒロミックス、Sandy Kim、奥山由之、笠井爾示、半沢健。
ライカ使いで言えば、瀧本幹也、佐藤健寿、操上和美に藤代冥砂、桑島智輝。(敬称略)
などなど。全て僕の間接的な”先生”たちだ。
挙げればきりがない。それほど使う写真家は多く、普遍的な焦点距離だとも言える。
もちろんここに上げた写真家たちは35mmだけを使うわけではない。だが、35mmで多くの素晴らしい作品を残している。
なにより、35mmは旅の香りがする。そして僕は上に述べたような普段バチバチの商業写真を撮影しているような写真家が、日常や、旅の途中に撮る写真がたまらなく好きだ。ささやかな物語を自分ごとのように感じられるし、35mmというフォーマットには親密性があり、それがとても写真的に伝わるから。
ライカレンズはその耐久性と同じマウントを使用していることから、50年前のレンズでも今使うことができる。そのためレンズ構成のアップデートにより、何世代、〇〇ジェネレーションといった呼び方をされる。
世代による描写比較、みたいなものは他のブログに任せるとして、ここでは僕が使用している現行のズミクロン35mmについて書く。
現行は世代的には4世代目となり、発売日は1997年。意外と古い。主な構成は変えずに、コーティングや細部をリニューアルして2016年に登場したのが、この「現行」と呼ばれるズミクロンだ。
4年前ということなので、他のメーカー感覚からすると古く感じるかもしれない。しかしライカの場合「レンズにセンサー開発のほうを合わせる」という他とは逆の方法をとっているため、レンズ寿命は遥かに長くなってくる。
個人的にはこの「現行デザイン」が好きだ。50mmも現行を使用している。
このように時代に合わせてデザインされたという解釈を勝手にしています。真相は定かではないけれど。
見出しをつけておきながら、描写力って、言葉にすることが難しい。
「開放からキレる」と言われればそんな気もしてくるし「絞り込めば隅々までシャープ」と言われればそういう気もしてくる。ボージョレ・ヌーボーが毎年「比較的にだいたい良い」ように、ライカレンズもどこにでもだいたい同じような「良い」ことが書かれている。
何より画像圧縮度合いや、ボディ、閲覧環境によっても大きく変わってくる。だから僕は描写力について述べることをいつも躊躇してしまう。
そして個人的にも「高い描写力」みたいなものを最初から求めていない。それよりも、どこでも持っていけるコンパクトさと、そこそこ写る(と思わせてくれる)感じと、ちょっとやそっとでは壊れない耐久性。正直な話、それがあればどんなレンズでもいい。
でもその条件を満たすレンズというのは案外少ない。Summicron 35mmは見事に満たしている。だから使っている。
ここでは写真をあげることで、その性能の説明に代えさせてください。
50mmレンズもそうだけど、引き寄りで標準っぽくも広角っぽくも使える。
デジタルにおいて「トーン(色味)」はセンサーに左右されることが多いけれど、さすがにセンサー側に寄せてレンズ開発されているだけあって、jpegでサラッと撮影してもなんの違和感もない。ハイライトも心地よく抜けてくる。
ブツ撮り。金属表現はズミクロンが得意とするところ。なぜだろうと考えてみたら、それはおそらくシャドーが良い締まり方をするからだろう。
コンパクトだと毎日持ち歩ける。持ち歩けるとストリートでブツ撮りができる笑。
35mmは金属製のはめ込み式レンズフードが純正で付いている。僕は取り回しやすさの観点から、フードなし、リング付けで持ち歩くことが多い。そうするとズミクロンの50mmよりもコンパクトな撮影システムができあがる。
山でも、街でも、旅行でもオールラウンドに使える。風景写真のように50mmだと少し窮屈さを感じる場面でも、35mmならなんとか上手くまとまる。そして一眼レフのように移動の妨げにならない。
花のような身近なものを撮るのに、35mmほど適した焦点距離は無いだろう。昔のコンパクトフィルムカメラによく使われていたことを考えれば納得だ。
最短撮影距離はライカ標準の70cmだが、引いても寄っても心地よい。マクロで撮れないもどかしさも、時にはそれがレンジファインダーライクな味となる。
人生をドキュメントするにあたり、僕は50mmと35mmがあればもう何もいらないと思うようになった。そういう意味では、50mmでも35mmでもどちらでも良いはずだ。
しかし、35mmで譲れないところがひとつある。それは飲み会での向かいの席を撮れるということだ。50mmだとどうしてもひとりにフォーカスされてしまい難しい。35mmは上手く収まるし、とっさの集合写真にも対応できる。そこが好きだ。
レンズ構成 | 5群7枚 |
---|---|
距離計連動範囲 | ∞〜0.7 |
フィルター径 | E39 |
絞り
設定方式 :クリックストップ(1/2段ステップ)
最小絞り :F16
絞り羽根 :11枚
バヨネット :ライカMバヨネット方式
レンズフード :ねじ込み式
寸法/重量
長さ :約35.7/54.4mm(レンズフードなし/装着時)
最大径 :約53mm(レンズフードなし)
質量 :約252g/287g(レンズフードなし/装着時)
よく「無人島に一本だけもっていけるなら、どのレンズを選ぶか」という話をしたりする。
実はこの問いは、非現実的なものではなくて、撮影者にとっては考えるべき命題ではないかと思うのだ。
なぜなら身体ひとつで撮影している時は、一本のレンズしか使えないからである。もちろんズームレンズを使えば、あらゆる焦点距離を一本で自在にコントロールできるようになる。
しかし持ち運べるコンパクトさやカメラと一体化して写真を撮る歓びは、一本を決めたときに体感としてもたらされるものだ。焦点距離を決めることは写真家の意思表示ともなり、スタイルになりうる。
好みの焦点距離と出会った時、家でも、いつもの街でも、そこは冒険できる無人島と化す。お気に入りのレンズをみつけて、それぞれの冒険を楽しんでほしいと願う。ただし、レンズ沼だけには落ちないように笑
作例写真増量版は、ノートで公開中です。
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冷蔵庫と電子レンジを使わなくなって、1週間が経ちました。
なかなかあっという間でした。
それらは今、部屋の定位置で回収されるのを静かに待っている状態です。冷蔵庫からこれまでにない寂しさが漂っています。
冷蔵庫と電子レンジがなくなって、どうかと言われると、まずまず普通に生活できています。
確かに不便なところはあります。
食品を買ったらすぐ作って食べなければならない。酒や氷も、「後のために」とっておくことができない。朝のパンを焼けない。(レンジトースターで焼いていました)オレンジジュースがいつもぬるい、など。
そんなに自炊をしないのですが、でもまあ以前より圧倒的に「今を生きている」感覚は増しました。
良い効果も生まれています。
サーモスタットの音が消え、酒の量が減り(そもそも普段から家ではお酒をあまり飲みませんが)、新たな料理が生まれました。それは、タイ料理だったり、漬物だったり。常温で一晩は越せそうなものを選ぶようになったり。
バリに暮らしていたころのチャンプルーを思い出したりもしました。インドネシアは気温が高いので、家庭では朝一回、油で揚げた食材を一日を通して色々アレンジして食べます。調理は基本的に一日一回で、高温の気候に耐えうるものになっているわけです。
地球上の至るところに人が住んでることを思えば、人間はどのような環境でも適応できてしまうんだろうなということを、ぼんやり思いました。
一週間やってみて、できたことは、これから先もできる。
というのが僕の基本スタンスです。
何かを無くして、それに一週間耐えることができたなら、無事に生きることができたなら、これから先もそれ無しで生きていくことができるはずです。
(企業のあいだでリモートワークが流行っているようですが、一ヶ月やってできているのなら、もうオフィスいらないはずです。)
変化は連鎖を生み出します。
冷蔵庫を無くしたことにより、僕の中にしばらく埋もれていた断捨離魂に火がついたようです。それ以来、もう一度部屋の中の収納という収納からモノを引っ張りだしては、日々捨てていってます。
もう捨てるものなんてない、と思っていましたが、生きてる限り断捨離に終わりはないようですね。
冷蔵庫捨てて、またこんなもの買ってるのですから。
左から
・Goal Zero NOMAD 7 PLUS V2 ソーラーパネル
電気の力が無くなって、どうやら太陽の力に気持ちがいってしまったようです。
干し野菜バスケットは、新垣えみ子さんの本のテクニックをそのまま継承しました。
冷蔵庫が無くて保存が効かないのなら、干すしかねえぞと。
30過ぎた大の男が、渋谷の真ん中でベランダに野菜をせっせと並べて干しているわけです。
…
狂気以外のなにものでもありませんよね?
試しに、余った野菜を干して、味噌汁を作ってみたのですが信じられないほど美味しかったです。味が濃縮されて、旨味倍増。野菜から出汁が出ているような感じで、太陽の力を感じました。
ピンク・フロイドのアルバムでも聞きながら、これから色々干していこうと思います。
そしてGOALZEROのソーラーパネル!
最近は週1くらいで山に入っているので、冒険用に導入しました。
また、地震で電気が止まった時にもこれと太陽さえあればiPhoneの電源を確保できます。
もう冷蔵庫は無いわけですから、これで電気が止まっても最悪生き延びれる状況が完成しました。ガスは山用のバーナーがあるし、水・食料は登山食含めて家に常時ストックしています。
折りたたみ型でコンパクト。
海外でバックパックパッカー達もバックに括り付けているのをたまに目にしました。
尾原和啓さんもソーラーパネル使いです。
コード収納用ファスナーと、スタンドが一体型になっています。
開くとこんな感じ。めちゃくちゃシンプルなつくりです。
一応防水、ホコリにも強いけど、なるべく避けてねと説明書には書いてありました。太陽光を電気に転換するパネルの構造は企業秘密だそうです。
実践使用はまだですが、部屋の中の光の差す場所で問題なく使えました。
充電速度や耐久性によっては、モバイルバッテリー不要になるかな?
しばらく使ってみてまた報告します。
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今回はレンジファインダーを楽しむための設定について考えてみます。
レンジファインダーカメラとは、光学視差式距離計が組み込まれており、距離測定に連動して撮影用レンズの焦点を合わせられるカメラのことである。レンズの繰り出し量などを測定することで合焦装置と光学距離計を連動させ、スプリットイメージや二重像の重ね合わせによりピント合わせを行う。
Wikipedia
・一眼レフより断然コンパクト
・ミラーが無いので、ミラーショックが発生せず、低シャッター速度でもブレにくい
・シャッター音が小さい
・ファインダーが光学式であるため、被写体をそのまま見ることができる
などが上げられます。
・パララックスが発生する(ファインダーの像と出来上がる写真の構図に微妙なズレが生まれる)
・レンズキャップをしたままでもシャッターが切れる
・マクロ撮影が苦手(最短撮影距離が長くなる)
などが上げられます。
しかし、最近のデジタルなレンジファインダーであれば、パララックスの補正機能がついていたり、マクロモードがついていたりと、それらの弱点をほぼカバーできるような構造になっています。
20世紀を代表するフランスの写真家に、アンリ・カルティエ・ブレッソンという人がいます。
写真をしている人であればほぼ知っている写真家でしょう。
ストリートやドキュメンタリー写真を中心に活躍し、多くの名作を残しました。グローバルな写真家集団「マグナム・フォト」の設立者のひとりでもあります。
レンジファインダーを楽しむ最も簡単な方法は、ブレッソンのセッティングをそのまま真似ることです。
M型ライカに50mmレンズであればほぼ同じですが、他のカメラでも構いません。そして
あとは好きな瞬間をフレーミングして、シャッターを押せば写真ができあがります。
ブレッソンはこの設定で固定し、人物の動きが最も美しい配置を構成する瞬間を狙ってシャッターを切っていました。
この設定で絞りを8まで絞ると、3m~12mくらいまでピントが合います。ほぼパンフォーカス的になるので、ピント合わせの必要がないということです。(感覚的に微調整はしますが)この手法をゾーンフォーカスシステムといい、多くのストリートフォトグラファーの間で使われています。
レンジファインダーを楽しむコツは、露出にシビアになりすぎないことです。
ブレッソンの設定で撮ると、必ずしも適正露出で撮影できるとは限りません。
過去に、この記事で16ルールについて書きました
これ1つでOK、フィルム写真の露出の決め方
ブレッソン設定のポイントは、ネガフィルムの感覚でデジタルを使うというところにあります。
ネガフィルムで設定不要のカメラと言えば、写ルンですがあります。
僕はライカをちょっと重い写ルンですと捉えています。(値段はさておき)
レンジファインダーは見えていることで速写が可能になるということは前にも書きました。
写ルンです同様に、カメラの設定は固定しておいて、撮る瞬間はただ押すだけです。
デジタルであればrawで撮影することにより、ある程度の露出差は後処理でカバーできます。これは写ルンですの適当なネガを、ラボの現像処理で適正まで持っていくやり方となんら変わりません。写ルンですをお店で現像すると、なんとなくちゃんと仕上がって来ますよね。あれは撮影時にきちんと撮れているわけではなく、バラバラな露出をラボの現像機で自動調整しているのです。
また、最近のデジタルカメラのレンジは広いので、ネガフィルムのラティテュードに匹敵するか、それを越える可変域があります。
個人的には、後処理さえしないという方法もおすすめです。後処理をしないということについてはこちらの記事で書いています。
現SNS時代に、あなたの写真を7倍良くする、たった1つの方法
好みのトーンのカメラをjpec撮って出しで使えば、状況によっては、現場の雰囲気がよりリアリティを持って立ち現れてくる場合があります。
そんな人の写真を見ると、グッと動かされる何かがあるのです。
ちなみに今回の設定は、晴天の日中・屋外、という条件でのみ使えます。
その他の条件でおすすめのセッティングはnoteで書いていますのでこちらもどうぞ。
先日Leica M10-Dのショット数が10000枚に達しました。
レビュー的なブログはしばらく使ってからにしようと思い、10000枚というラインをなんとなく設けていました。
こちらでも書いたように依頼仕事でも、日常でもこればかり使ってきたため、案外早く達してしまいました。
Leica M10が発売され、お決まりのごとくLeica M10-Pが発売され、Leica M10-Dが登場しました。デジタルなのに液晶を排除するという流れは、M-Dというモデルからはじまりましたが、M10-Dはその流れを組む完成形のモデルだと思います。
以下、使用感まとめます。それぞれリンクよりどうぞ。
フィルムライカと同じサイズに。そして他のカメラには無いサイズに対するフルサイズセンサーという優位性があります。
フルマニュアルで直感的な操作ができるのが最大の特徴です。シンプルでミニマル、道具として使えば使うほど、身体化できます。
レンジファインダーの魅力を再確認しました。
描写はレンズによって決まりますが、センサーでも決まります。M10-Dはとても心地よいセンサーを積んでいます。
ズミクロンの使用感について述べています。無人島にひとつだけ持っていくレンズを選べ、と言われたらおそらくこれを選択します。
M10-Dの耐久性について書いています。
noteでは設定や使用法をさらに詳しく解説し、作例も交えた完全版として更新中ですので、これからライカを使いたい方や、深く学びたい方はあわせてどうぞ。
ライカの購入は多数の取り扱い実績と、中古品のオフィシャルメンテナンスもしっかりしているマップカメラが個人的にはおすすめです。
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ライカM10からフィルムライカと同じサイズになっている。M10-Dでも同様のサイズ感だ。
幅・高さ・奥行きが 139mm x 80mm x 37.9
細かいが、この37.9というのはこだわりたいところなのだろう。
フィルムのMPを使ってきて、デジタルが気になってはいたが、ボテッとしたそのサイズ感が嫌で、ずっと避けてきた。今回使ってもよいと思えたのは、ついにフィルムライカと同じサイズになったというところが大きい。
富士フィルムのx100シリーズも好んで使用している。
こちらは128mm x 74mm x 53.3mmとM型ライカよりも一回り小さい。
携行の優位性は富士フィルムにあるが、M型のちょっと大きくて重いところは絶妙なバランスがある。持っていくのが少し邪魔だなというのが全く無いかと言えば嘘になる。
だけど、耐久性と信頼は遥かに高く、手に馴染むベストなグリップ感は、x100系には無いものがある。そしてフルサイズセンサーという点を考慮すれば、M10のサイズ感の良さがわかってくる。
これは何度か言及しているのだけれど、僕が持ち歩くカメラを選ぶ基準のひとつは
「肩にぶら下げたまま、飯が食えるか」
にある。
M型は食える。ビジュアル的にも。
一眼レフや、他社メーカーのフルサイズデジタルに比べるととてもコンパクト。いつも手元においておいても邪魔にならないギリギリのサイズ感と重さだと思う。
写ルンですやGRを常用している人にとっては、大きく重く感じるかもしれないけどね。
カメラによって、夏の描かれ方は変わるのか。
バルトによれば「ストゥディウム」は一般的、科学的関心を意味し、文化的にコード化された写真受容。それに対して「プンクトゥム」は一般的な概念の体系を揺さぶり、それを破壊しにやってくるものでコード化不可能な細部を発見してしまうような経験である。前者は「好き/嫌い」の次元に、後者は「愛する」の次元に属するという。バルトは『明るい部屋』以前から写真が「コードなきメッセージ」であることを主張し、写真の言表しがたい領域を「第三の意味」や「鈍い意味」、「意味の過剰」といった言葉で説明してきた。