桜を撮る!4つのポイント

sakura-close-up

こんにちは、ときまるです。

本日、桜がもう開花したとのニュースが。

早いですね。

世界中で多くの混乱が起きていますが、季節は確実に変わりつつあるようです。

今日は桜の撮り方について書いてみます。

撮り方、なんてそんなたいそうなものでも無いのですが。

4つのパターンを覚えておけば、桜写真にバリエーションが出せますよ、というものです。

最後に被写体主義と既視感についてまとめます。なぜパターン化することで写真が上手く見えるのか。

それではさっそく行ってみましょう。

1、寄ってみる

定番ですね。寄ってみます。

背景にも桜をぼかして入れて、空の抜けも意識すると良いでしょう。

桜のピンクと空のブルーという組み合わせだけで、春を演出できます。

こちらはリコーのGRというカメラで撮影しています。

コンパクトなのにマクロモードがついているので、寄って撮れる最強のカメラです。画質も申し分なしです。

2、引いてみる

寄ってみたら、今度は引いてみましょう。

桜の木全体を写すのです。

画角は24~28mmくらいの広角がよいでしょう。

引き写真の時は、画面を占める被写体の割合を意識してください。

上記の写真は、桜8、芝1、空1くらいの割合になっていて、桜を中心とした構成になっています。

風が強い日に撮影すると、桜が宙に舞う絵を撮ることができます。三脚を使って瞬間を待ち望む系も良いです。

こちらの桜はニコンのD系で撮影しています。

趣味でも仕事でも使えるハイエンドなカメラで、桜を撮るにはなんの問題もありません。解像度が大きなモデルは本格的な風景写真を撮るのに適しています。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック
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3、前ボケ

続いては、前ボケです。

桜の花弁を画面手前に置いて、ピンとは奥の木に合わせます。

こちらの作例はそんなに良い例ではありません。もっと手前をボカして、ファンタジーな表現が「前ボケ写真」となります。

個人的にはあまりに手前がボケすぎると、別に桜じゃ無くてもよくなってしまうので、ギリギリ桜ということがわかる程度のボケでも素敵かなと思います。

1と同じくリコーGRで撮影しています。

4、環境を取り入れる

最後は、環境を取り入れることです。

桜だけにフォーカスするのではなく、桜が存在する環境を取り入れた写真です。

スナップとしての桜とも言えるかもしれません。

「公園」や「桜の名所」みたいな桜はたしかに美しいです。しかし撮影者も多く、同じような絵になりがちです。どれもストックフォト的な写真になってしまいます。

そこでおすすめなのがこの4つめの方法。

「さあ桜撮りに行くぞ」みたいな気合の入った感じではなく、自分の生活の延長線上でただ出会い頭に撮ってみてください。

言うなら脱力系でしょうか。

時にこのような写真の方が、桜の存在感や美しさを表現できる場合があります。そして、桜の名所で誰もが撮影している写真とは違うものを見ることができます。

こちらはM型ライカで撮影しています。

生活や人生を撮るにはどこでも持ち運べることが条件。ライカはそのような写真に向いているカメラです。

被写体主義と既視感について

誰もが撮影する被写体なので、桜写真で突出したものを生み出すことは正直難しいと思います。

こんなツイートをしました。

いろんな桜の撮り方があるし、どう撮ってもよいのが桜だとも思う。それは富士を描いたり、写真にすることと同じように、桜が多くのメタファーを含んでいて、象徴的で、かつ見た目にも優しいからだ。今年はどんな桜と会えるだろう。

Tokimaru

「どう撮ってもよい」

4つのポイントを述べてきたところで、突然つき放すようで申し訳ないですが、僕の結論はこの通りです。

例えば、芸能人が写っている写真は「あ、誰々だ」という認識をまずしますよね。その後に、肌キレイだなとか、髪型かっこいいなとか、サングラスどこのブランドだろう。なんて情報が入ってきます。写真そのものは情報となり、絵そのものに価値はありません。誰が撮ったってトム・ハンクスはトム・ハンクスなのです。

そのような写真を被写体主義的写真と言ったりしますが、桜もその部類に入ることが多々あります。

見て撮って「桜だ、キレイだ」ただそれだけです。

ただそれだけなのですが、被写体主義的写真を、写真的に観るという意識が、撮り手にバリエーションを持たせます。

そしてどのような写真でも「定形」というものがある。それはフォーマットであり、お約束のようなものです。

その定形(フォーマット)をなぞる形で写真を撮ると、上手く見えるのです。

なぜでしょう。

それは人間のもつ既視感のせいです。

子供は生まれた頃から親の顔を見続けて成長します。親の顔をみると安心するのはそのためです。人に限らず、モノやスタイルでも同じようなことが言えます。繰り返し見ているうちに、無意識のうちに情報が刷り込まれ、定形が形づくられます。

一度定形となったものを見ると人は安心します。

逆に、定形から外れたものを見ると、不安な気分や、不快な気分、違和感などが生まれます。いつもと違うからです。

ポートレートやファッション写真や広告写真にお決まりの定形があるように、桜写真(花)にも定形があります。

定形をなぞると安定して見える=写真が上手に見える。

そのような解釈で、今回は桜写真の”おきまり”をいくつか上げてみました。

新たな桜写真を生み出すヒントとしては、これらのお決まりから外れてみることかもしれません。

他の人が撮る桜が今年も楽しみです。

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逆光写真を撮る!3つのコツ

こんにちは、ときまるです。

最新iPhoneの三つ目カメラ随分良さそうですね。周りでも増えてきています。

最近のスマホやデジカメは逆光を自動で補正するようにプログラムされています。iPhoneは標準でHDR(High Dinamic Range)モードも搭載されており、明るい部分と暗い部分をいいとこ取りした表現が誰でも可能です。

それでもなんとなく、逆光が上手く撮れない。苦手だな〜と感じている方は多いのではないでしょうか。

今回はフォトグラファー視点から、逆光写真の撮り方のポイントをまとめてみます。

具体的な設定と、理論的な話も最後に少ししてみます。これを知っておけばもう逆光を恐れることはなくなります。

光に対してどこまでも突き進んでください。笑

無理に明るくしない

教則本や写真教室でよく言われるのが

「逆光の時は、露出補正をプラス1〜2に設定して撮りましょう」

というものです。

確かにこれは間違いではありません。(次のトピックではこちらの理論を使用しています)

しかし、どのような逆光かを見極めるということが重要です。全てにおいて、逆光=プラス補正ではないことを覚えておきましょう。

例えばこちら

ビーチで子どもたちが遊んでいる写真です。

露出補正無しで撮影しています。

この条件で、人物に明るさをあわせてしまうと、「夕陽感」が損なわれていまいます。

太陽の輪郭が損なわれないくらいの露出で、完全に人物は黒く潰れています。

それでも夕暮れの雰囲気や、子供たちの遊んでる、”なんかやってる感”が出ていると思います。

無理に明るくせず、影や輪郭による逆光表現を楽しむ。

これが1つめのポイントです。

直射でない時は、人物の明るさを出してもよし

さてふたつ目の例です。

見出しの通り、逆光が直射光でない時は、人物の明るさに露出を合わせると良いでしょう。

このような例です。

露出補正なし
露出補正+1

後ろがカーテンで、光が拡散され、柔らかな逆光が差している条件です。

このような条件では、定番通り、露出補正をプラス側に振って撮影します。

人物の表情も出て、画面全体も明るくなります。

なぜ「直射でない時は」という条件なのかは、太陽光が入ってしまうと場合によっては部分的に飛んでしまうからです。

もちろん、屋外のド逆光で、髪の毛だけがハイライトされる人物写真もありと言えばありです。ハマれば美しい写真になるでしょう。しかし条件によっては難易度が高いということは覚えておいてください。

逆光で人物を撮るメリット

逆光でポートレートを撮るメリットはいくつかあります。

  • 肌がきれいに見える(荒れを隠せる)
  • 柔らかい雰囲気を出せる
  • モデルが眩しくないので、目を開けていられる

主にこのような利点があげられます。

デジタルと逆光写真の相性の良さ

3つめは理論的な話になりますが、デジタルでの表現と、逆光写真の相性は実は意外に良いという点。

このようなツイートをしました。

ディスプレイは逆光写真との相性が良い。紙媒体は逆光表現が苦手だけど、ディスプレイはそれ自体が発光しているので、私たちのスマホでの鑑賞環境は常に逆光となるからだ。
これから先、新たな媒体が出る度に写真表現も変わると思う。

Tokimaru

僕たちはいつの間にか、全ての写真を逆光で見るようになりました。

逆光=バックライトで、手元のiPhoneを始め、ラップトップのディスプレイ、街中のサイネージ、デジタルフォトフレーム。全て逆光媒体なのです。

全て後ろからのライトによって、写真が照らされている状態です。(厳密に言うと液晶自体が写真を生成している)

それらの媒体で逆光の写真を見ることは

逆光 ✕ 逆光 になるわけです。

印刷媒体は逆光表現が苦手であるため、嫌われる傾向がありました。飛んだ白の部分にインクは乗らないか、あるいは限りなく白に近いインクを乗せて表現しています。

ディスプレイは255という値で、人間が逆光をリアルで見ているのと近しい鑑賞状態となります。

今後、「発光しないデジタル媒体」が出てくるので、また違った写真表現が生まれると思います。それはより紙に近く、かつデジタルの特性も備えるものとなるでしょう。

デジタルになって写真が終わったという人もいますが、媒体が変化する度に新しい写真表現が生まれてくるのだと思います。

今回はこのあたりで。

<撮影したカメラ>

夕陽の写真はおなじみシグマDPです。

人物はライカQ。クロップしています。

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x100fを使う前に行いたい5つの設定

こんにちは、トキマルです。

LeicaQを持ち出す機会が減り、最近またx100fの出番が増えてきました。

軽さ、コンパクトさ、そしてファインダーがあるということ。

どちらも特徴のあるカメラですが、機動性をもってスナップする喜びにここに来て再び触れています。

今回はx100fの使い始めのおすすめセッティングを書いてみます。

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