外付けドライブをやめて、512GBのSDカードだけで生きていく

ついに外付けHDDを辞めました。

写真を扱っているとデータ量は増えるばかりです。仕事でもプライベートでも撮るので、これまで多くの外付けドライブやクラウドサービスを使ってきました。

動画も撮るので、データ量が加速度的に増えていき、Macのタイムマシンのバックアップや、ディスクエラーチェックの時間も大幅に伸びていてストレスでした。

以前は家にPegasusドライブを置いてレイド組んでサーバー的に使っていました。何にそんなに怯えていたのか、おそらくデータ紛失のリスクを最小限にするのがプロとして必要だという意識が高かったのでしょう。もちろんリスク管理レベルは高い方がいいのですが、僕の仕事のスケールに対しては過剰だったと今振り返って思います。

それからずっとラシーのHDドライブを使ってきました。ルールはいっぱいになったら別のディスクにコピーし、ラベルをふって保管します。いっぱいになっていなくてもドライブは2年に1回は新しいものに買い替えます。(だいたい2年も経たずにいっぱいになるのですが)

そうやって同じ型のラシーがひたすら家に溜まっていくわけです。5年分くらいのデータは殿堂入りさせていました。殿堂入りとは問答無用に実家に送りつけることです。帰ったらそれも捨てなきゃ。

最近はラシーのSSD版も出ていて、より大容量で快適でした。SSDはHDDよりも圧倒的にデータの転送速度が速いです。動画をやる人は絶対にこちらのほうがいい。作業効率変わってきます。

そしてノートでも書いたように、クラウドと外付けドライブのデータを整理し、ついに512GのSSDに納めることに成功しました。

現在、512Gと32GのSSDを持っています。32Gの方はカメラ用です。そして全てのデータをこれらのSDカードとクラウドで管理しています。クラウドサービスは、LightroomとiCloudとGoogleドライブの3つです。(納品時のみDropboxを使っています)

デスクの上もスッキリし、とても身軽になれた気がしています。何より、軽さが最高です。仕事でも旅行でも、必要な時は気軽にポケットに入れて全データを持ち出せるわけですから。バッグ内のスペースに余裕が生まれ、圧倒的に軽量化できました。高城剛さんはSSDやマイクロSSDしか使わないことで知られていますが、その理由がわかりました。これは持ち運びが楽すぎるのです。

今まで”外付けドライブでなければならない”という思い込みに縛られていたんだなと思いました。

最近はSDカード自体の容量が増えたので、これが実現できるわけです。10年前は2Gとか、4Gとかだったのに、すごいですよね。転送速度も断然早いし。今は1Tまではあるけれど、ハンドリングと信頼性を考えSanDiskの512Gを買いました。

モノでもそうですが、減らした後は増やさないことが大切です。そしてこれがなかなか難しい。モノは生きてると勝手に増えていくものですから。目に見えないデータであればなおさらです。

だから僕はデータもこの512Gに入るものだけを持つことにしました。今後これ以上は増やしません。この容量だとバックアップもすぐに終わりますし、データを探すのにも時間を取られません。大きなプロジェクトを行う際はその仕事専用にSSDかsdカードを別に準備します。そしてプロジェクトの終了と共に、殿堂入りさせて身の回りからは手放します。

デジタル依存していてデータの収集がつかなくなっている方は試してみて下さい。具体的な整理方法についてはこちらのノートで書いています。

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モノを増やさないために行う4つのこと

こんにちは、ときまるです。

モノ、捨ててますか?

僕はもう捨てるものが無いくらい持ち物がありませんので、最近は捨てていません。Tシャツを何枚か処分したくらいです。

捨てること自体に意味はありません。少し気分がすっきりするというくらいです。本質は、自分に必要なモノを見極めて、集中力を高め、生産性を上げることにあると思っています。生産性が上がると収益率も上がり、収益率が上がると少ない労力で生きることが可能になります。それが幸せかはまた別の話ですが、時間・資本・身体の余裕は多幸感の種になります。

少ないモノで暮らすことは、動物的な勘をとり戻すことでもあります。

私たちは日々多くの情報に晒されています。ニュース、会話、環境音、ディスプレイ。多くは目に見えないものですが、身の回りにあるモノはそれ自体が情報を含んでいます。そして無意識に作用します。

それらが無ければ否応無しに「自分」を見つめることになります。頭の上から足先の感覚まで、そして呼吸をしていて、今を生きています。

多くの情報に晒されていると、過去にしがみつき、未来の不安に怯えることになります。後悔と回顧、期待と落胆を繰り返します。

モノではなく、身体にフォーカスすると現在を生きることができます。お腹がいたい、喉が乾燥している、鼻水がでる、背中が汗ばんでいる、筋肉痛だ、そのような今の全ての状態を受け入れて、過去の過ちを繰り返さないように、確固たる意思をもって先へ進むのです。今この瞬間に気づく力をつけて、過去を指針にして、未来への確かな行動をとる必要があります。

そのために少ないモノで生きることを選びます。
余計な飾りは放り捨てる。(feat. AKLO)

そんなにカッコつけながらも、僕は新しいものが好きです。買い物も好きです。だから買っては捨ててをいつも繰り返していました。今でもたまに買ってはすぐに捨てたりします。

5個セットのボックスティッシュを買って、2つ捨てたりします。3つとか、1つでいいんです。なんで5個なんですか。1つ売りのはなんでプレミアムでふわふわで高いのしか無いんですか。ごく普通の”スコッティ”を1個か3つ売ってくれませんか。いや、もう渋谷の街中で配っているポケットティッシュでいいです。それで良いかもです。

色々モノを捨ててきましたが、さすがに5年やってるとスタイルが固まってきます。そしてコツのようなものもわかってきます。

このようなツイートをしました。

この4つで物が少ない状態を維持できます。

1、3ヶ月に一回持ち物を見直す

タイトルどおりです。3ヶ月に一度、部屋の中やバッグの中で根を張っているモノを処分します。

雑誌やペン、消しゴム、書類。

部屋の中でまるで住む前からの定位置のように、ショッピングバッグが置かれていたりします。

君の定位置はそこじゃない。少し厳しくいきます。

モノだけでなく、支出に関しても見直してください。

近くのコーヒースタンドの月間サブスクリプション、ネットフリックス、ノートアプリ、課金ゲーム。3ヶ月の間にいろいろ支出が増えていませんか。

ノートに全ての支出を書き出して、どれが支出のメモリを食っているかを見極めてください。そして使用していないサービスは積極的にキリましょう。キリマンジャロです。

2、モノに執着せず今のライフスタイルに合わせる

三ヶ月前はサラリーマンだったのに、今はジャージでニート生活。

そんなあなたは、まずスーツを捨てることから始めましょう。

ライフスタイルは3年周期で変わるのではなく、この瞬間瞬間に変わることを意識してください。

スノーボードやサーフィンに年に1回しか行かないのに、ボードやゴーグル、グローブを溜めてませんか。行くその時に買うかレンタルで対応できます。あなたが毎日ランニングを行うのなら、ランニングシューズに投資する価値は十分にあります。

ブランドもので高額な2年前の服を大事にクローゼットにしまってありませんか。もうデザインもシルエットもあなたの気分ではないことを、あなたが一番知っているはずです。高かったからとか、このブランドだからという理由で使わない衣類を持つことは、時間・空間の大きな損失です。

春なのに、夏服や秋服を先取りして買うのも良いアイデアではありません。

今必要なものだけを持つこと。

これだけで随分身軽になります。

3、飽きの来ないものを選ぶ

先程述べたように、衣類は身体に纏うものなので、サイズの変化やトレンドの変化により必ず”飽き”がきます。

ではせめて、身にまとわないものは、飽きにくいモノを選ぶと長く使えます。

日々使うもの。

スマホやペンやノートやカメラ。バッグや洗濯機やまな板。

そんなこと考えていると、いやむしろ洗濯機いる?ということになってきますよね。

「飽きのこないもの」なんて実は最初から無いのです。

変化していないように見えて、人間もモノも一刻一刻微細に変化しています。それは劣化や成熟というかたちで、長い期間を経て現れてくる。

変化しないものなど、この世にはない。

そんな真理を片隅に置きながら、それでもロングライフデザインなプロダクトを選択することは、モノを増やさないことに役立ちます。

4、身の丈以上のモノを持たない

これは砕けていうと

レバレッジをかけない、ローンを組まない、借金をしない

ということにつきます。

僕はモノも含めて、生活の中の全ての決済をクレジットカードで行いますが、分割払いは一切しません。(仕事の経費、スタジオ費さえも)
というか、分割払いが出来ないカードを使っています。

カードを使うのは、現金を扱いたくないのと、カード会社との信頼を構築するためです。(ささやかですがポイントも有効です)生活の全てを単一カードで決済していますので、1年で国内線に4回〜6回乗れるくらいマイルがたまります。また信頼度を上げると、支払限度額が上がります。限度額が高額になると、ポイントの優位性が高まります。例えば100万の機材や、400万の車を一括でカードで買えると、値引率の交渉もしやすくなる上、ポイントによる割引率が向上するのです。

身の丈以上のものを持つということは、自分の支払い能力以上のものを購入することです。

家や車のローンは典型です。

資産はポートフォリオで考えなければなりません。

4000万の家を30年ローンで買ったとしても、手取り40万の会社員なら資産のポートフォリオは永遠にマイナスです。そして30年後にようやく家が自分のものになったときには、家の価値はほぼなくなっているでしょう。さらに今回のウィルスによる世界的驚異や、気候変動、災害、地価変動、世の中には様々なリスクがあります。家を30年ローンで買うことは、30年間4000万をそれらのリスクに晒しながら、借金をしていることと同じことです。何が最適解であるかは、資本主義の仕組みを理解し、世界経済を少し勉強すると見えてきます。それは予めそこにある情報であり、真理です。

身の丈以上のものを持たないだけで、身軽になり、生きることが楽になります。

全て現金一括、またはカード一括で買えるモノを持つ。ただシンプルにこれだけです。

少し長くなりましたが今回は以上です。

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パッキングパーティー

こんにちは、ときまるです。

三寒四温の日々が続いています。春がそこまできています。

モノ捨てていますか?
(この問いかけ、日常生活ではまず出ない笑)

なんかすみません、最初からモノ多いと決めつけているみたいで。

先日こんなツイートしました。

季節の変わり目ということで、職場を変えたり、学校を卒業するタイミングでもあり、引っ越しや家の整理をしなければならない方、多いのではないでしょうか。

今回は簡単にモノを減らせる「パッキンパーティー」という整理法を書いてみます。

ミニマリストをファッション感覚で行う人は、誰でも通る道です。そんなファンションミニマル野郎の業を、逆に一般の整理整頓に持ち込んでみようと、そういう試みです。

パッキングパーティーにはこのブログでも何度か書いており、出典はこちらの本になりますので詳しく知りたい方はどうぞ。

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1,家の荷物を全て梱包する

早速パーティーを始めましょう。

多くの荷物に憂鬱になってはいけません。パーティーだと思って楽しくいきましょう。

引っ越しをするつもりで家の荷物を全て梱包します。

各部屋の荷物を全てダンボールにパッキングしましょう。キッチン用品も、お風呂まわりも、服も靴も全てです。

本棚やキャビネット、テレビなどの家具類は、ブルーシートで覆ってしまいます。

これが本来のやり方ですが、ブルーシート買うのが面倒という方は家具はそのままで良いと思います。

もしあなたが引っ越しをする人であれば、引っ越しのついでにこのステップを行うことができますね。

ラッキー。

2,その状態で1週間生活してみる

はい、すべて梱包したら本番のはじまりはじまりです。

そのままの状態で1週間生活します。

今のあなたには、何もありません。一本のペンも、カメラも、本も、スマホも(本気の方はスマホも最初の段階でパッキングしてしまいます)

服は今着ているものだけです。他はダンボールに詰めてしまいましたからね。

おっとラッキー、ジャケットの内ポケットに1000円札が入っていました。

それでまずはランチにでも行きましょう。パッキングでつかれた後の腹ごしらえというわけです。

云々。。

3,必要なものは都度出して使う

ランチから帰ってきたら、あなたはもう何もやることが無いはずです。

本もテレビもPCもないですから。

仕事のメールをチェックする必要がある?

本当に?自分が行動する前に、一度本当にそれが必要なのか、本当にそれを自分はやりたいのか、考えてください。

あなたはパッキングして全てを(擬似的にせよ)無くした分、時間だけがあるはずです。時間があり、思考があります。脳みそはパッキングされないことに、感謝しなければなりません。

とはいえ、シャワーを浴びたら身体を拭くためのタオルが必要でしょうし、歯磨きもしたいでしょう。

1週間の生活の中で、必要なものは無理せずその都度出して使ってください。

しかし、ダンボールにしっかりとパッキングしているので、箱の奥底から、一本の耳かきを探すのはとても大変です。それがあなたをイライラさせるかもしれませんが、ここは少し我慢してください。

1週間の生活なんて、実はちょっと旅行に行ってるようなものです。全く大したことなく、生活するのにそれほどモノが必要ないことに気づくでしょう。

逆にあなたは自分の物が全て無いことにより、家にいながらして普段と違う感覚を味わうでしょう。見慣れた自分の街が、旅行に来た観光客のようになぜか新鮮に映るはずです。(隣には大量に積まれたダンボールこそありますが)

ただダンボールに自分のモノを詰めて、不便な生活を経験するだけで、自分が少し変わっていくような、そんな感覚を覚えるはずです。

そのような人は、モノに疲れているタイプかもしれません。

4,使わなかったものを処分する

さて、一週間が過ぎました。

あなたはどれくらいのモノをダンボールから出して使ったでしょうか。

仕事に持っていくバッグ、一足の靴に服?

化粧ポーチとヘアドライヤー?

洗顔具とアコースティックギター?

テレビ、見ませんでしたね。

13インチのマックブックとiPhone。

読みかけの本一冊と、ビタミンのサプリメント。

メガネとカメラとリップスティック。

使うものは人によって違います。

そして、多くの荷物は、ダンボールの中にパッキングされたままではないでしょうか。

ここからがパッキングパーティーの最大の山場であり、ハイライトです。

ダンボールに入ったままの荷物と、シートで覆われたままの家具を全て処分してください

新しい、人生の始まりです。

あなたは今、生まれたての子羊で、茹でたてのつるつるの卵です。

1週間、生きることができたならば、この先も1週間使った分だけの荷物で生きることができるはずです。

大きな自由を感じるでしょう。このままバックパックに、少ない荷物を全て詰めて、旅に出ても構いません。勤めている会社を辞めても大丈夫です。辞めましょう。そのままどこへでも行けます。

行きましょう。

処分とは書いていますが、売却・譲渡・寄付することで、できる限りゴミにならないようにすべきです。

多くのフリマアプリがあるので、使ってくれる人を見つけるのは簡単です。

世界中の誰もがパッキングパーティーを行えば、モノを買えなくて困っている人たち全員に行き渡るでしょう。

今日、1%の最富裕層が世界の富の半分を所有しています。富裕層上位1000人の資産を合わせると貧困層以下40億人の資産合計を上回るのです。

モノも同様に有り余っています。

あなたにとっては不要なものが、他の人には大いに役立つものかもしれません。

今回は以上です。

素敵な春を迎えれることを。

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これまでのミニマリズムの実践

物を持たずにシンプルに暮らす

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ミニマリストの旅の持ち物まとめ

これまでに何度かこのブログで、旅の持ち物に関する記事を書いてきました。集合させると、何かしら傾向というか癖みたいなものが見えてくるかもしれないと思い立ち、今回まとめてみようと思います。順不同です。

ミニマルなフォトグラファーのバックパックの中身

inside of backpack

フォトグラファーの旅の持ち物 手ぶらで香港編

トキマルの今回の旅の持ち物すべて
トキマルの今回の旅の持ち物すべて

台湾で

taiwan

出発 – 香港

hongkong

旅の持ち物 – 蕎麦をめぐる冒険「松本編」

minimalist
持ち物、松本一泊二日

旅の持ち物 – 弾丸宮崎編

All things I need for short trip to Miyazaki
All things I need for short trip to Miyazaki

旅の持ち物 – 福岡編

mount fuji

気づき

  1. カメラを持っている
  2. 本を持っている
  3. ペンとノートを持っている
  4. バックパックスタイル or 手ぶら
  5. 着替えを諦めることで軽量化を図っている
  6. 服の素材は化繊、テクニカル系を選ぶ
  7. ラップトップを持つことは稀である

という感じでしょうか。ここ1、2年で随分スタイルが固まってきたような気がします。カメラ、本、ペン、ノートは毎回必ず持っていってるようです。(もちろんiPhoneも)

最近山に入っているので、服に関しては登山ウェアを旅でも活用するようになりました。

今後、戦略的家出 / 戦略的夜逃げを遂行するために、家での生活用品(もちもの全て)をスーツケース一つとバックパックひとつにまとめれないかと考えています。つまり、スーツケースひとつ分の荷物で生きるということです。

撮影機材関連

旅の撮影機材 仕事編

写真家の旅の機材の選び方、3つのポイント

これまでのミニマリズムの実践

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2020

明けましておめでとうございます。

昨年に引き続き、今年も東京での年越しとなりました。クリスマスから忘年会、幾つものテクノな夜を超え、気がつけば2020年になっていました。それも元旦ではなく、既に2日くらい経っていました。

半分ネタ的に、そして半分本気でシンプルな生活を追求していたら、5年ほど経っていました。ヨシュアとライアンに出会ったあの頃、同じように全て捨てて、少し増えたり、また減らしたりしながら、ようやく自分のスタイルのようなものができてきたと思います。

欧米圏では「こんまり」が単語になり、日本でも断捨離やミニマリストがすっかり定着してきた感じがします。それはグローバル資本主義経済や物質文明への抵抗という時代の流れも少なからずあるとは思いますが、僕は単純にその心地よさと、集中力の増強という点でとらえています。心地よさは精神の安定に、そして集中力はcreativityの増大に役立ちます。

また、これまで何度も述べているように、節制からくる日本的な断捨離と、欧米圏のミニマリズム思想は対極とは言わないまでも少し遠いところにあると考えています。日本には禅やアニミズム的思想が底流に流れていることも、少なからず影響を与えていると思います。

何れにせよ、目的は違えど、同じような手段をとるため、シンプルライフを追求することが、ある種ファッション的な捉え方をされることは仕方のないことだと考えます。消費を抑える方向に働く断捨離が、実は出費を増大させることは、僕自身も身を持って体験してきました。

ミニマルな生活を始めた5年は、それらを試行錯誤しながら、様々な手法を実験する時期となりました。衣食住、そして自分のビジネスにおいても多くのことを試みました。

結果、「変態」だの「あたまおかしい」だの、あらゆる讃美を頂きながら、これまでなんとかやってこれました。(得たものよりも、失ったもののほうが大きいことは皮肉にもミニマリストならではと言えるでしょう)

今年からは、ある程度固まってきたそのスタイルをブラッシュアップさせながら、さらなる集中力を多方面に発揮させていくつもりです。

スタイルとはランニングのフォームのようなもので、ある程度走っていると、”癖”として勝手に身についてくるものです。それが悪い癖の場合、足を痛めたり、距離やタイムを伸ばせなかったりします。ライフスタイルも同様だと思います。無茶なライフスタイルを送っていると、どこかに必ずほころびが来ます。そしてそれはすでに癖付いているため、本人は”無茶”していると気づきません。

ミニマリズムにおける癖の見直しとは、もう一度すべて捨てることに他なりません。

ここまで読んで頂いた方は、「またばか言っているよ」と笑っていることでしょう。

5年間、ミニマリズムを実践するというのは、難しいようで以外と簡単でした。ミニマリズム自体が持続可能なライフスタイルモデルであるからでしょう。

そして興味深いことに、今また使っている道具や、考え方が当初のスタイルに戻りつつあるということです。備忘録として、次のエントリーに具体的な内容を記すつもりです。

とにかく僕は今、とても新鮮な気持ちです。昨今はこのブログの更新頻度も随分少なくなりましたが、今年はまた書いていこうという気持ちになっています。(いつまで続くかわかりませんが)

大掃除をしない、という選択

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あわてんぼうのサンタクロースが、クリスマス前にやってきて、帰っていき、気づけば今年も残すところあと2日となりました。

5人の著名人ミニマリスト、服の数まとめ