睡眠の質を高めるのにアイマスクが有効なんて、誰が言い出したのか

東京で何度も引っ越しをしてきたが、毎回2つ以上窓のある部屋を選んでいる。2面採光は最高だ。撮影者の性だろうか、いつも光の入る部屋を求めている。自然光で撮影ができる環境はうれしい。

スタジオ撮影では、ライトは最低2灯あれば事足りると言われる。いや本来は1灯でいい。太陽はひとつだから。過去から現在を見渡してみても、1灯ライティングというミニマリズムに多くの写真家たちが魅了されている。

ストロボの基本形態は2灯で1セットになっている。市販されているストロボ、またはレンタルされているものの多くはそうだ。これは1灯ライティングを少し拡張した形で、メインライトとフィルインライトを作れるという理由からだろう。すなわち、ライトは2灯あれば世の中のあらゆる撮影には対応できる、と、条件がそう言っている。

2つ窓のある部屋の話しに繋がってくる。2面採光の部屋に住むことは、ライトを2灯所有しているのと同じことなのだ。だが、窓は窓だ。その場から一歩も動いてくれないし、出力を調整するバリエーターもついていない。もしもただの窓を照明並に働かせるとしたら、光を入れることよりも遮断することが重要になってくる。

話しが大きくずれてしまった、ので戻す。

窓がたくさんある部屋は、写真にとっては良いが、睡眠にとってはあまり良くないということを話したかった。特に関東の日の出は早すぎる。今の季節だと4:45分ごろには部屋が明るくなって、目が覚めてしまう。毎日早起きすればよいのだが、そうはいかない時もある。もうちょっと寝させてZAZEN BOYS。

遮光カーテンを使っていた時期もあったが、いつからか薄手の光を通すタイプのカーテンに替えてから、朝早く目覚めすぎてしまう問題に直面していた。

そこで遮光カーテンを最初から買えばよいものの、なんとなくアイマスクを買ってしまった。アイマスクがあれば全ての問題は解決すると思っていた。きっと大きなカーテンを買うことを面倒に感じたのだろう。サイズ的に。

アイマスクを買ったその日、さっそく装着して寝ることを試みた。しかし人は寝返りを打つということを完璧に忘れていた。特技は寝返りです、と胸を張って言う人があまりいないように、寝返りは無意識のうちに行われる。寝ている時に行っているから、寝返ったことを覚えていないのだ。朝になるといつもと同じ太陽が部屋に差した。アイマスクは誰かが脱ぎ捨てたブラジャーのように、少し情けない姿で私の隣にあった。

数日試してみたけれど結果は同じだった。むしろアイマスクは日に日に脱ぎ捨てられたブラジャー感を増しているように思えた。何よりまず寝づらい。目に装着して、頭の後ろにベルトを回すことになるので、枕との接地面でごわごわするのである。これは購入した無印良品のアイマスクが悪いのではない。そもそもアイマスクは、どれもみなそういう作りをしている。眠りに入るところから失敗しているではないか。

それでもたまに成功する時があった。

それはアイマスクをしないまま綺麗に眠りに入り、明け方明るくなってきたタイミングで一度起き、その時にアイマスクを寝ぼけたまま装着するというもの。運良く日の出前に起きてこの動作ができた時には、鳥の声さえ聞こえるものの、また新しい宇宙がやってきて眠りに入った。(それは二度寝に近い)この技?が成功した時は、イーロン・マスクのロケットが宇宙に到達した時くらいの嬉しさを感じた。

そんな経緯で、睡眠の質を高めるにはアイマスクはさほど有効ではないと判断した。もっと早く気付けよ、俺。

それでも、移動中は重宝した。アイマスクが本領を発揮するのは、飛行機や新幹線や車の助手席で長距離を行く際の仮眠時なのだ。アイマスクは仮眠のためにあると言えるだろう。私のように睡眠の質を高めたい輩が間違って買わないように、パッケージに「移動中の仮眠用。家での使用は正直おすすめしません」と最初から書いてほしい。ところで、イーロン・マスクも宇宙への移動時にはアイマスクを使うのだろうか?

最終的に、遮光カーテンを買った。

過去にも使用していた時期はあったが、耐熱も兼ねたビニールな感じのものだったので、質感的にもビジュアル的にあまり好きになれなかった。だが今回は布製のまだましなやつにした。品のある白に近いベージュ色で、とてもしなやか。外と内とを完璧には隔てない、しかし光はきちんと遮ってくれる、そんなカーテンだ。

今は遮光カーテンのおかげで、睡眠をほぼ完璧にコントロールすることができている。

もう一度言う、睡眠の質を高めたければ、アイマスクよりも遮光カーテンが断然おすすめです。

Amazonの遮光カーテン

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5 Ways to Sustain your mental health

精神の健康を維持する5つの方法

シンプルな生き方をするようになって、習慣づいたことがいくつかあります。それらはメンタルを維持するのに役立っていることに気づきました。

少し調子が悪いなと感じた時は、それができてないことが多いです。逆に、少し調子が悪いと感じた時に、このリストのいずれかを行えば、すぐに元気になり「フラットな状態」に自分を戻すことができます。

元気になりテンションが上りすぎて
「とっきー、クスリやってる?」
と友人に言われることがあるくらいですが、僕は現在アルコール以外のドラッグは一切やりません。ただ生活の中で、このリストをちょいと入れているだけです。

肉体と精神は表裏一体です。肉体が弱ると、精神も弱ります。肉体は元気で、精神が病みそうな時は、身体を動かすことにより、精神状態を良い方向に引っ張ることができます。逆も然りで、体調が悪いけど精神は良い状態の時は意識的に十分な休息をとることで、体調を回復させることができます。肉体と精神が同時に弱ってしまった時は、複合的な処置が必要となります。カウンセリングや医者を頼るのもひとつの方法でしょう。

人により、様々な健康法があると思いますが、これが基本的な考え方です。

みなさんの健康法も教えて下さい。

1、走る

リストした中で最も効果が高いこと、それがランです。走り始めてあらゆることがうまく行くようになりました。習慣づけるまでは少し大変ですが、一度その素晴らしさを知ると、走らずにはいられなくなります。気分や調子が悪い時は、30分ほど走ります。その後水分と睡眠を十分にとれば、やる気や撮る気や創る気や仕事をする気など、あらゆる気が体の中から湧き出てきます。

ランナーズハイという言葉の通り、走ることで脳内がハイな状態になることは知られています。有酸素運動とセックスでしか分泌されない物質があるとの研究もあります。

また主要都市や経済都市に生きる人類の全ては”運動不足”だと言われています。サピエンス全史にあるように、私たち人間が列車や車や飛行機で移動し、デスクワークを行うようになったのはここ200年ほどの話しで、それまでの約3万年は、狩猟・農耕生活において日々歩いたり、走ったりしていました。私たち人間の身体は、時間をかけて進化してきましたが、産業革命以後のライフスタイルになったのは人類の歴史から見ればつい最近のことなのです。毎日8時間、週5日のデスクワークをしている状態は、サピエンス的には”異常”な状態なのです。

またランの良いところは、シューズと、ウェアと、まずまずの道路があればすぐに始められることです。

2、ヨガと瞑想

ヨガをしているフォトグラファーは多い、という話を過去に書きました。僕もそのひとりで、同業種の彼らに影響を受けて始めています。

ヨガと瞑想は、ランニング同様、精神の安定にもつながりますが、僕の感覚ではインスピレーションを高める効果が強いです。

これに関しては師がいるわけではなく、本やYoutubeなどを見て独学で実践しています。綿本彰さんの本が多かったです。

ヨガと瞑想の良い点もまた、まずまずのスペースの部屋と、ヨガマットがひとつあれば始められることでしょう。

3、自然に入る

最近は週に1回ほどのペースで、に入っています。山に入ると、電波の状態が悪いところが多いため、自動的に連絡やネットへの接続ができなくなります。私達は現在、一日平均150回(スマホで仕事をしている人は更に多いでしょう)スマートフォンのディスプレイを見ているという研究報告があります。山に入ると外部との連絡ができなくなるため、簡易なデジタルデトックスが期待できます。ネットがどこでもつながる今だからこそ、意識的な切断が必要です。

行くのは、東京近郊の低山が多いですが、一回の山行で約1500キロカロリーを消費します。道中の食事や、カロリーを取り戻すための下山後の友人との暴飲暴食も健康維持に効いている?ようで、楽しみのひとつです。

1のサピエンスの話でも触れたように、人類が都市生活を始めたのは、地球の歴史からするとつい最近のことです。環境破壊や、汚染はとどまることを知らず、私たちはコンクリートのアパートから、コンクリートの道路を伝い、コンクリートのオフィスに出勤しています。人類の歴史からすればこれ程自然の少ない都市生活も”異常”な状態であるといえます。

人間/動物の進化には時間がかかるため、コンクリートとデスクワーク生活に私たちの身体は未だ100%適応できていません。(適応できる頃には、地球に暮らしていないかもしれません)そのような中で暮らすことは、多くのストレスを強いられていることと同じなのです。

山や沢に行けない人は、近くの公園などでも十分リフレッシュ効果を得られるでしょう。

4、水やハーブティーを飲む

少し前までは「一日3リットルの水を飲みましょう」
なんて話しに、馬鹿じゃねえの多いし名前も知らないあなたに言われたくないわ。とややパンクな姿勢を見せていました。どうぜ後でビール飲むからそれで勘弁してくださいと。

しかし、30を過ぎた今、この”とりあえず水飲め信仰”が、輝かしいばかりの重要性を帯びてきています。人間は年齢を重ねると、あらゆるところが乾くのです。結局人の体は水でできているんですよね。

そして水を飲むことは、身体的のみならず、精神にも良い結果を及ぼすのではないかと考えるようになりました。一日の中で、水分をこまめに摂っていると、疲れず、集中力が高まる気がするのです。(これには学術的な引用がないため、個人的な感覚でしかないのですが)

家ではもっぱらクリスタルガイザー箱買いです。そしてハーブティーもクイックなストレスリリースと安眠におすすめです。

最近のmymizuはペットボトル削減をミッションとしているプロジェクト。アプリでは給水所や、水を補給できる飲食店を地図上で表示できて、マイボトルがあれば、街中を潤ったまま探索可能となります。

5、よく眠る

質の良い睡眠の効果は、あらゆるところで発表されているので、改めて書くまでもないでしょう。しかし、メンタルが弱っていると、眠ることも難しくなることは、再度強調しておいても良いと思います。睡眠不足が続くと、日中のパフォーマンスが著しく低下します。

よく眠るために1〜4を実践すると言っても、大げさではないかもしれません。しっかり眠ると、ストレス耐性も上がり、思考もクリアになり、ポジティブな気持ちが湧いてきます。良いことしかありません。

あとは自然光が入りすぎて部屋が明る過ぎるので、アイマスク耳栓でもあれば完璧です。