Tag: 財布
世界中のカフェからウェイターが消えたなら
先日たまたま入った渋谷のカフェで、今っぽい体験をした。
検温をしてテーブルに着くと、店員がQRコードの印字されたカード持ってきた。メニューでもなく水でもなく、おしぼりでもなかった。手持ちのiPhoneで読み取ると、メニューが表示されて注文ができるようになっている。ホットコーヒーを注文した。水はセルフ。しばらく時間を過ごしたあと、会計もブラウザ上で行う。注文を確認してクレジットカードの情報を入力して終了。店員がレシートだけをテーブルに持ってきてくれた。
コーヒーこそ店員が持ってきてくれたものの、注文した食事もセルフで取りにいくようにすれば一切人との接触がないままカフェを利用できる。僕たちが交換しているものは、コーヒーと預金残高とQRコードという人間には読めない記号なのだ。確かに便利だが、それが良いことかどうかはわからない。世界中のカフェからウェイターが消えたなら、多くの小説や映画は寂しくつまらないものになってしまうだろうから。もちろん現実も。
だけど確かにそのような世界に生きているし、これからますますそのような世界になっていくのだろう。
自分の中でもこれまでキャッシュレス化を進めてきて、それに伴いサイフの類を小さくしてきた。
その変遷はこちらの記事にまとめている。
財布に入っているカード類を簡単に整理する方法
2021年現在はこのようになっている。

格好つけて(ついていないのだが)フェススタイルと呼んでいるが、まあなんとも貧乏くさい。どういうわけか、着飾ることよりもますます貧乏くさく行きたい性格になってきている。これが歳をとるということだろうか?
人前でこのサイフ – そう呼んでいいのかはわからないが – を出すと、決まって2通りのリアクションがある。
ひとつは見ちゃいけないものを見たような、なんとも言えない表情をして見なかったことにする人、もうひとつは、えなにそれ、かわいい、ダサい、ウケける、やばいね等のリアクションをする人である。後者であればしめたもので
「フェススタイルなんですよ。東京の街をひとつのフェスと捉えているので。コレ雨に濡れても大丈夫なんです。さあ次のステージに移動しましょうか」
なんて二軒目の流れを自然につくりだすことに一役かっていたりする。
だがどのような店でもできる限り、デジタルな決済方法をとるようにしている。現金が物質的にかさばるということと、謎のサイフの説明が面倒だということもあるが、家計管理&確定申告簡略化のためである。電子決済であれば自動的に帳簿をつけてくれるようなものなので、作業時間が圧倒的に短縮される。社員を雇っていない個人事業主こそ、キャッシュレス化で楽をするべきだ。だから僕と食事に行く友人の中でも、このサイフを目の当たりにする人はそう多くない。
Paypayやラインペイや楽天ペイなど、今は電子決済過渡期で様々なサービスがある。だけど多くはクレジットカードに紐付けるので、クレジットカードを一本化すれば出金管理はとりあえず一元化できる。アリの巣の入り口は無数にあるけれど、女王アリの住む部屋はひとつというわけである。
今までのクレジットカードは決済してから引き落としまでに時差があるので、遅れて請求がやってくるのが通常だった。iPhoneにクイックペイが搭載されて以来、多くのカード会社がアプリを充実させて決済記録をリアルタイムに近いかたちで反映できるようになったが、それでも1日や2日のズレが生じる。
最近使っているKyash Cardはその問題を解決してくれた。使った瞬間にアプリ上に履歴を反映してくれる。アプリのアップデートにより、簡単な分類まで。
Kyash Cardはクレジットカードとプリペイドカード(あるいはデビットカード)の機能を併せ持つので、ユーザーの工夫で様々な使い方ができるのも好感がもてる。普通にVISAとしても使えるし、銀行口座から好きな金額をチャージしてスイカ的に使うこともできる。引き落とし先を銀行口座ではなく、別のクレジットカードに設定すると、双方でポイントが貯まる。当初は2%以上の還元率だったため、ポイント野郎たちの中で話題となった。(購入→paypay→kyash→他社クレジットカードという出金経路をつくれば、それぞれのサービスでポイントが規格外に貯まるというわけである)
現在友人紹介キャンペーン中なので、ブログを読んでくれている方にリンク公開します。
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900P(900円)チャージされ発行手数料が実質無料になるので興味あるかたは試してみてください。
アプリの使い勝手もどんどん良くなっており嬉しい限りです。
twitter : @tokimarutanaka
instagram : @tokimarutanaka
note : Tokimaru
store : TOKIMARU ONLINE
財布に入っているカード類を簡単に整理する方法
こんにちは、ときまるです。
最近、かさばっていませんか?
春に向けて、部屋や服の整理はできてきたけれど、何かが重たい!気づいたら、手元にある財布だったってことあるあるです。
そして「カード類の整理」はなかなか出来なくて困っているという話を良く聞きます。
このようにツイートしました。
カード類を整理する方法
— 田中 常丸 (@tokimarutanaka) March 1, 2020
・財布を小さくする
・クレカは2枚に絞る
・ポイントカードはもたない
・1年通ってない診察券は捨てる
・保険証、免許証は持たない
これだけで誰もがスッキリできて、買い物時も圧倒的に楽になります。僕が使ってきた財布載せます。#ミニマリスト #財布 #断捨離 #クレカ pic.twitter.com/yX3GonNVhM
大したことではないですが、順を追ってカード整理術について書いてみようと思います。
財布を小さくする
最近は現金を使わなくても、東京にいる分にはほとんど生活できてしまうので、ライフスタイルによっては「財布なし」のミニマリストも増えていると思います。
僕は現金のみの食堂とか居酒屋とかたまに行くので、少しは現金持ち歩いています。あとはiPhone使えなくなった時緊急時のバックアップとして。
カードを整理するための最も簡単な方法は、財布を小さくすることです。
本棚と同じで、入れるスペースがあるから増えてしまいます。
だから最初から、最小限の容器を使うこと。
そうすると、そこに何を入れるべきか自ずと激選することになり、カード類は減らせます。
僕の財布の変遷はこちらで。題して、ミニマリストの財布シリーズ笑
財布捨てる→クリーニング屋のカード入れ→財布手作り→パスケース(いまここ)
という流れですね。
中に入っているものは
1、現金
2、クレジットカード1枚
です。
ミニマリスト界隈ではアブラサスの財布が流行っているようですね。
こちらの本でも紹介されています。
宝島社 (2019-11-12)
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確かに小さくて美しいですね。
クレカは2枚に絞る
クレジットカードは基本的に1枚しか使いません。2枚あるのはこれもバックアップ的な用途です。
いつの間にか多くのカードをつくってしまい、請求書の整理ができなかったり、リボ払いやカードローンで借金しまくってる人は多いと思います。
カードをミニマルにすることで、経済的にも多くのメリットがあります。
僕の場合はAMEXとVISAの二枚。これはスタイルによって、VISAとMASTER、ダイナースとVISA、なんでも良いと思います。
ポイントはVISAを入れることでしょうか。世界中で圧倒的に使用できる店が多いです。
あるいは特定のサービスを使うのであれば、その会社が発行しているカードがおすすめです。今はこれなんか熱いですね。
国内外問わず、移動の時はbooking.comよく利用しています。世界中のホテルで優待受けられます。しかも年会費無料。。
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毎回10%OFFと、レイトチェックアウト無料はありがたい。安いホテルでも3000円くらいとられますから。
しかもVISAなので旅好きには有利かも。
アメックスはもう長らく使用しています。

僕が会員なのでこちらからの登録で、紹介プログラム優待(最大17000ポイント)受けれます。=17000円
ポイントカードは持たない
ポイントカードを全て捨ててもう4,5年経ちます。
今は一切、お店のポイントは貯めていません。
チリも積もればなんて言いますが、まず出すのが面倒です。(ポイントカードお持ちですかと聞かれるのも面倒なのですが)ポイントも貯まるかもしれませんが、無駄な時間も蓄積されているのです。
あと、1年に1, 2回いくかどうかみたいなお店のポイントカードがたくさんありませんか?
思い切って全て捨ててポイントカード無し生活始めてみてください。財布もとてもスッキリしますし、余計なことを考えなくて済むようになります。
JRポイントやTポイントのような、デジタル化されたポイントを保有するのはありだと思います。しかし意図的に貯めるのではなく、何もしてないけれど気づいたら溜まっていたというものに限ること。複数のwebサービスと連動しているポイントも増えているので、ネット上の生活で勝手に貯まります。今はこちらの方が時代に合っていそうです。
1年通っていない診察券は捨てる
病院の診察券も、ずーっと持っている人いますよね。
僕は1年通わなかった診察券は捨てています。
というか、ここ1年、病院にかかっていません。持っているのは歯科医院の診察券くらいで、クリーニングのために散髪感覚で通っています。(好きではないですが)
運悪く病気になってまた病院に行くことになってしまったら、またその時に作ってもらえば良いだけです。
持っていて便利なのは、調剤薬局で記録してもらうお薬手帳です。過去の履歴から、自分に合うクスリを把握するのに助かります。こちらも最近は電子化してアプリになっています。
保険証、免許証も入れない
普段は保険証も免許証も財布に入れていません。
病院にも行かないし、都内では運転もしないので出す機会がほとんど無いからです。
ただ職質受けたときや、クラブに行く時や、急な事故や怪我の時は必要だと思います。
なので、僕は両方とも写真データでiPhoneに入れています。これで何度か救われた経験があります。個人iPhoneの写真データは割とそのような場面では有効なようです。
というわけで、今回は以上です。
ちょっと極端なところもあるかもしれませんが、この5つで、財布に入っているカード類は誰でも整理することができます。
人は生きながらあらゆる選択を迫られていて、捨てる捨てないの選択もその一つです。物が多いと、それだけで毎回、これいるかな?いらないかな?と悩むことになります。
あのポイントカードあったかな、と探すのも時間の無駄です。
かさばっている人はぜひスッキリして春を迎えてください。
今回は以上です。
ミニマリストの財布の現在
ミニマリストであれば誰しも「財布」について頭を悩ませる時期があると思います。