キッチン事情 2020

All of my kitchen tools, Shibuya, Tokyo July 2020, LeicaM10-D Summicron35mm
All of my kitchen tools, Shibuya, Tokyo July 2020, LeicaM10-D Summicron35mm

今年のはじめに、全ての持ち物をまとめました。ミニマリストあるあるなネタ的な記事でしたが、個人的なの備忘録としても役に立っています。半年くらいのスパンで見直すと、ああこれ不要だよなとか、あっあの時こんなの使ってたんだと一瞬で思い出すことができるからです。

その記事では、キッチンで使っている道具を記載していませんでした。最後の方の文章を読むと、どうやら山道具との融合を目論んでおり、悩んでいた様子が伺えます。記事を書いてから数ヶ月後、僕はキッチンまわりにおいて、見事にアウトドアとシティライフでの融合を実現しました。渋谷の低層ペントハウスの最上階で、「山小屋」にいるかのような暮らしをしています。

というわけで今回は現在のキッチン事情を紹介したいと思います。

まず、食器類と調理道具ですがトップに写っているものがほぼ全てです。皿もボウルも菜箸もレードルもターナーも処分しました。

写っているもの以外にキッチンにある道具は

・ケトル
・炊飯器
・グラス1つ
・マグカップ1つ
・ストレーナー(お茶用)
・コーヒー器具(ミル、サーバー、ドリッパー)

となります。

トップ写真の道具で、調理と食事を全て行っています。

左の陶器の器は、ご飯を食べたり、シリアルボールになったり。けっこう昔に、吉祥寺の食器店で買ったもの。

右側は山用のMSRステンレスクッカーで、これひとつでスープや炒めものを作り、食べる時はそのまま器となります。山でも使っています。家庭用よりも金属が薄いので、すぐに火が通ります。焦げ付かないように最初は少しコツがいりますが、なれると最速で飯をこしらえることができます。味噌汁から、スープカレー、野菜炒めにガパオライス、目玉焼きと何でも作れます。(味噌汁の例:昆布をちぎって湯を沸かして、具材をいれて味噌をスプーン1杯溶かす。10分かかりません)

今まではデバイヤーの鉄製フライパンと、片手鍋を使っていました。どちらも良い道具でしたが、一人暮らしのソロアルパインシティスタイルにおいては、調理器具はひとつで大丈夫という結論になりました。

カトラリーは2種です。無印の箸と、以前も紹介したスノーピークのスクー。箸は菜箸として調理にも使用します。

このスタイルになってから、調理も洗い物も一瞬で終わるようになりました。ちゃんと飯食っている?と心配されることもありますが、人と食事する時は基本外食ですし、調理器具がシンプルになることで迷いが消え、朝晩もきちんとご飯を食べるようになりむしろより健康的になっています。

山に登っていなければ、このスタイルになることはなかったと思います。自分で全ての荷物を担いでの山行では、調理道具はひとつしか持てません。だけどそれで十分に生きれるのです。

もやしとニラと目玉焼き
もやしとニラと目玉焼き

日曜の朝、全ての窓を開け放ちサクッと朝食をこしらえる。オリーブオイルを敷いてニラともやしを入れて塩コショウ。卵を割って蓋をして、火を消して。テーブルを整えて蓋を開ける。

すると、どうだ。

風が吹いて眼鏡が曇り、ここは一瞬にして白馬の山小屋。

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山でも家でも スノーピークのスクー

snow peak sku

山でスノーピークのスクーを使っていたら、あまりの使い勝手の良さに先日、家にある全てのカトラリーを処分してしまいました。

そして今はこれ一本と、一組の箸だけで暮らしています。

それまでは、スプーン大、スプーン小、フォークを使用していました。スプーンを大小持つあたり、ミニマリストにしては割と持っていた方だと思います。

兼用できるものをひとつにまとめると、持ち物を減らすことができます。
(例:ベッドとソファー=ソファーベッド)
(例:カメラと電話=iPhone)
(例:家と車=キャンピングカー)

しかしモノによってはより不便になることがあるので、慎重に行う必要があります。しばらく使用してみて、問題ないことが発覚したため、今回はスプーンとフォークを捨て、スクーだけとしました。

スノーピークのスクー

スノーピーク スクー
snow peak スクー

スクーは、スポークのようなもので、先が割れているスプーンです。

MSRのスポークに代表されるように、多くのスポークは先が気持ち程度に割れていて、ほとんどスプーンです。モノによっては、フォークの役割を全く果たしてくれないことがあります。特に麺類を食べる時なんかがそうです。

しかしスクーは、最高のバランスで先が割れています。麺をくるくるすることも出来て、スープも飲むことができる。

折りたたみ式は携帯には便利ですが、パック系の山飯を食べる時に、長さが足りなかったりします。

スクーは、長さも絶妙。不便にならないギリギリとところを狙ってデザインされているのがわかります。

とても美しいデザインです。

Made in Japan チタン製

素材はチタン製です。

硬く丈夫で、驚くほど軽い。

最初持ってみるとその軽さに感動します。

山道具に使われる素材として、アルミとチタンがあります。それぞれ利点があります。簡単にまとめると。

アルミ:熱伝導性が良い、柔らかい、重い
チタン:熱伝導性が悪い、硬い、軽い

こんな感じです。こちらで良い、悪いと書いていますが、両者を比較した場合の話で、基本的にはどちらも携行に優れた素材です。

スクーは軽く、かつ先の尖り具合もゆるやかなので、ザックに差したり、結んだりしてどこにでも持ち運ぶことができます。

炊飯メジャー目盛り付き

スクー炊飯目盛り
炊飯目盛り

もう一つ、山飯派に嬉しいデザインが。

裏側が炊飯メジャーになっており、R(rice)とW(water)の量を計測することができます。

なんと粋な計らい。

ガスで炊いた米って、最高にうまいんですよね。山の上だけでなく、家庭の鍋でガス炊きする時にも活躍しそうです。

自粛ムードで街がダメだから、山にでも行くかと思っていたら、山も閉鎖される場所が出てきました。。山行予定のある方は、十分に情報収集して安全第一でいきましょう。

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