ソニーが一強である理由は

木曜日。朝から4キロを走る。今にも雨が降ってきそうだった。マスクはせずに帰りにスーパーに寄って野菜や肉などを適当に見繕って無人レジでクイックペイで精算して誰とも会わず話さず店を出る。この感覚、どこかで身に覚えがあると思ったら田舎にある無人の野菜売り場だった。昼、機材レンタル会社の担当から電話があって、近況共有と事務的なことをいくつか話す。その流れで、国内のカメラ業界がSONY一強になってしまったという話しになった。その原因はミラーレスの先行的な開発と、動画シフトが来る以前からビデオカメラの開発バックグラウンドがあったこと。キャノンもニコンもミラーレスの開発には大きく出遅れたし、ビデオカメラに関するインフラや開発が整っていなかった。キャノンのユーザーはソニーに乗り換え、ニコンのユーザーは富士フィルムのカメラに乗り換える傾向が強い。趣味レベルで写真をやる若年ユーザー層へのリーチも影響している。その話しの後で気になってソニーのカメラを検索したら、フラッグシップが88万だった。ソニーなんてと言ったら失礼だけど、10万くらいで買えると思っていたので、時代は変わっていて、とっくに置いていかれた気持ちになって少し悲しくなった。