ヴァージル・アブローがルイ・ヴィトンのデザイナーに就任したけれど、それほど僕らには関係ない

こんにちは、常丸です。

昨日のニュースはこれでもちきりでしたね。

ヴァージル・アブローがルイ・ヴィトンメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任しました。

キム・ジョーンズが退任してから、誰だ誰だと言われていて、昼頃に速報が。

ファッションも好きですし、仕事柄この辺のトピックは参照しているのですが、これほどまでに大々的にデザイナーのニュースが報道される時代というのも珍しい気がします。

ファッションって、写真と同じくらい、一見明るそうで「暗いオタク的趣味」だったものが、今は世界的にファッションブームが来ている現れだと思います。

そしてその一角を担っているのがこのヴァージルアブローであることは疑いようがありません。

ヴァージルはオフホワイトのデザイナーでありながら、カニエ・ウェストのスタイリストでもあり、建築学科出身の建築家でもあるしDJもやる。まさに”今”な感じの多彩な顔を持つ人物です。

ストリートとハイブランドの融合という今最も売れ線を走る第一人者。もちろんその流れは90年代のラフ・シモンズから続き、リカルド・ティッシのジバンシーで爆発し、デムナヴァザリアのヴェトモンで開花したものですが、その近いところにヴァージルのオフホワイトというのは位置づけられると思います。バレンシアガなんてデムナになってから売れに売れてる。(アレキサンダーワンが悪いというわけでは決してなく)

本人も自らを新世代80sと自覚していて、同世代に触発されながらものづくりを行っている様子が窺えます。

考えてみれば、ヴァージルは1980年生まれ、ピガールのステファンアシュプールは82年生まれ、現バレンシアガのデムナは81年生まれと、みんな30代後半世代なのです。(キム・ジョーンズも79年)

GQのインタビューでは

「僕らは“2014年世代”を作りたいんだ。川久保玲や山本耀司が1982年に“黒の衝撃”を作ったように、ニュージェネレーションが台頭した年として、後のファッション史に足跡を残したいと思っている」

とも語っている。

今の世界のファッションのトレンドはまさにこの80s世代、アラフォーたちによって作られている。

そして全員がストリートとハイファッションの融合を行い、市場を広げ、顧客にリーチし、ビジネスとして成立させているというのが共通しているところだと思います。

今回のルイ・ヴィトンの就任で、ストリートトレンドよりは強まるでしょう。

僕も彼らと同じ歳に近づいているので、36,7になった時に世界を牽引できる存在になっていなければなりません。しかしファッションデザイナーでもないし、写真でも無いような気もしていて、コメディアン、もしくは断捨離アドバイザー、絵の描けない芸術家…

そう言えば先週は東京ファッションウィークで、ベルギーから見学に来ていたファッション学生が言っていたことで興味深い考察がありました。

「日本のファッションはストリートしか無い。下の世代がストリートで、上の世代はヨーロッパのクラシック」

これにはなんとなく納得できるところがあります。

階級社会でもなく本来”洋服”の文化が無い日本では、リアルクローズとの親和性の高いストリートが文化として根付いている。ファッションの入り口として入りやすい分、大人になるにつれ、子供と差別化を図るためにヨーロピアンクラシックに誰もが寄っていくということです。(差別化を図ろうとした結果、みんな同じような格好になっているのは皮肉にも残念ですが)ここで言う子供は30代まで、大人は40代以上の年齢でしょうか。実際にまわりを見てもそのような実感はあります。

しかしこれは逆に、まだまだストリートの市場が伸びるということで、特に今のストリートとハイファッションの融合タームになるとお金を持っている40代以上の人々が遊びやすくなる構造ではないでしょうか。

個人的にはそろそろスニーカー飽きてきているのですが、まだまだストリートブームは続きそうです。



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