今日と明日とを隔てるもの

梅雨は明けたというのに雨は降ったり止んだりでどうもパッとしない日が続いている。似たような一日が二日連続で続いた時、昨日と今日を境界づけるものは何だろうか。自らの成長のなさを自覚しながら、物事は一日二日でそう簡単に変わらないとはわかっていても、ある一言やあるアクションが鍵になって、昨日と今日がキッパリ分かれるということが稀に起こる。911や311といったような誰の世界にも決定的なイベントだけではなく、一人の人間すなわち自分にしかわからないような些細な事物があって、そういうのは事件にも成らないしニュースにも載らない。しかし決定的に今日と明日とを隔ててしまう何かが、おそらく毎日、どこかで、誰かに誰にでも起きている。写真だけは確実に昨日のものとは違っていて、しかしそれにも時間や日付といった指標が無い。昔、実家にあったデートが記録されるキャノンのフィルムのポイントアンドシュートカメラを思い出した。あのデジタルフォントでオレンジ色の発色でプリントに記録されていた数字は果たして確かなものだったのだろうか。昼はカレー、夜は餃子を食べた。

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