朝7時起床。入浴。その後、ショートのヨガと瞑想。昨日は雨で寒かったので部屋に差す太陽が心地よい。髪を乾かすことも半分に、湯を沸かしてコーヒーを作る。豆から挽いてドリップすると鮮烈に美味い。しかしこの美味さはネスカフェあってこその相対的なものであると自分に言い聞かせる。カリタのマニュアルミルは購めてから既に10年ほど経つ。特別なものでない普通の道具が長く使うほどに特別なものになることは素晴らしい。ほぼ毎日使って10年壊れずに動くというのは、それ自体がひとつのデザインであると思う。近々旧友の結婚式が開催される予定で、界隈のLINEグループが盛り上がり始めた。「スーツ持ってないんだけど、私服でも大丈夫?」と新郎に問うたら「それ判断難しいわ。パジャマスーツなら大丈夫じゃね」という回答。新郎だけならそれでも良いのだろうが、新しい家族側に失礼か。というか、パジャマスーツの方が私服で参加するよりも失礼な気がする。おそらく見た目はスーツでも、本質はパジャマであることが原因だ。寝巻きよりは私服の方がまだフォーマル度は高い。そしてパジャマスーツはコロナ禍に在宅ワークをするために生まれたキワモノだ。その線で行けば、結婚式へのリモート参加であればぎりぎり許されるラインかもしれない。友人の思考のキレ方というかクリティカルさが学生時代と変わっていないことに関心しつつ笑った。その後は、頭にパジャマスーツの文字がこびり付いて、仕事も何も手がつかず。ああ、何を着よう。
– https://linktr.ee/tokimarutanaka

